変わらぬものなど存在しないが、変わらないでほしいものは確かにある ~宮沢賢治Xますむらひろし~

広島のアーケード街、本通りに
『アンデルセン』という、老舗ベーカリーがあります
いわゆる被爆建物であるこのお店は
解体した上で立て直しすることになっています

さて、ちょっと前にクラムボンで有名な『やまなし』のことについて書きましたが
今日も宮沢Xますむら本についてです(;^ω^)

オツベルと像 虔十公園林
オツベルと像 虔十公園林

オツベルと白い象( ゚∀゚)!

いやあ、例によって原作は読んでいないんですけど
オツベルと像は、ZABADAKの『賢治の幻燈』で聞いたことあって
やたら気に入ってたんですよ


この『賢治の幻燈』でのナレーションやキャラクターの声優さんがもう本当に良くって


んで、
正直に言うと
北斎画集を注文した時に
一緒に「あ、ますむら先生の新作が他にもあるじゃん」て気づいて
しかもそれがオツベルと白い象ときたもんだ(口調が移ってる
これは大したもんだと(口調が移ってる

昨日紹介した『やまなし』と『ひかりの素足』とは違って
今回はどういう話か分かってるので
声と音楽とで表現する『オツベルと白い象』は聞いた
じゃあ、ますむら先生版はどう表現するのか

って期待するにしまくってましたね

そして面白い
ますむら先生の『オツベルと像』面白いwww

痛快だよね、この話
もう宮沢賢治の書き方からしてそうなんだけど
テンポがめちゃくちゃいい
物語のテンポもさることながら
文章の流れがあまりにも鮮やか

そんで、テンポよく話が進んで
スパッと終わるのに

最後の最後であれですよ
おや、〔一字不明〕、川へはいっちゃいけないったら

謎すぎる



そして2作品目
『虔十公園林』

これがなあ

どうも調べたら
この作品のテーマは「本当の知恵とは何か」
「軽度の知的障害でも地域に貢献できる可能性があるのではないか」
っていうものらしいんだけど

これを読んだ時
私が感じたのは全く違っていて

街並みや景観の変化

に、思うところがあった

そりゃあ、どんな場所でも変化しない場所っていうのはそうそうないですし
私の場合は、通勤路にある老舗ベーカリー『アンデルセン』が解体立て直しになると聞いて
その建物に対して思い入れがあるわけでもないけど
景観が変わっていくのは何とも言えない

悲しい!
とか
寂しい!
とか思うわけではないんだけど

特に、こう
『虔十公園林』みたいに
自分が幼かった頃の景観が残っていないとか
浦島太郎現象と言うか
実際に感じたことがあるので
直の事、分かる

その上で
幼いころに見た街の景観の
一部でもいいので残っていたりすると
本当に安堵する者なのです

変わらないものなんてないけど
変わらないでほしい物ってあるよね

『虔十公園林』
途中も結末も全部が
心に染み入る物語だった







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