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Eurovision 2015 出場者を見よう! ~ギリシャ~

過去のEurovision記事をリバイバル

セリーヌ・ディオンに多大な影響を受けたという
2015年のギリシャ代表MariaElena Kyriakou


そのパフォーマンスを見ると
なるほど、パワフルな歌唱もさることながら
表現力の高さはトップクラス

Maria Elena Kyriakou - One Last Breath


そして
その高い実力をもってして表現する歌詞の世界は
驚くほどに深みを与えている


今回は先に書いておくけど
タイトルであり、歌詞の中にも登場する
『one last breath』
これは歌詞和訳では直訳しておきます

歌詞
私の中を見ても、多分、私は何者にもなれない
あなたは銃も無しにワタシを殺した
信仰心なくしては、勇気も持てず
私の光が陰り、私は騙されたのではと感じる
なぜ私を捨てたのですか?

お願いだからあなたが向かった場所へ
私も連れて行ってよ
戻ってきて私を守って
一人になるのはイヤ
私の元に残ったのは
最後の一息だけ

お願いだからこの燃え盛る地獄から私を助け出して
戻ってきて私を助けて
この出来事は公平じゃない
何も残らず、あるのはただ
最後の一息
最後の一息だけだけ

痛みだけ。偽りの愛と、酔いどれの嘘
生きることに苦悩する。まだ生きているんだ
私は涙と恐怖を分かつ為に戦い
だけど私の心はまだ闇の中

お願いだからこの燃え盛る地獄から私を助け出して
戻ってきて私を助けて
この出来事は公平じゃない
何も残らず、あるのはただ
最後の一息
最後の一息だけだけ

お願いだからあなたが向かった場所へ
私も連れて行ってよ
戻ってきて私を守って
一人になるのはイヤ
私の元に残ったのは
最後の一息だけ


歌詞解説と解釈
まず、タイトルにも歌詞にもある
最重要ワード『One Last Breath』解説していこう

last breath自体の意味は
人生最期の一息、
息を引き取るまさにその瞬間の事から
『最期の時』を意味している

ただ、歌詞全体で見ていくと
複数の意味で捉えることができる

歌詞を直訳すると
私の元に残されたのは
ただ一つ、最後の息だけ

フラれた女性(主人公)からしたら
相手の男性がいなくなった時点で
手元には何も残っていない(必要なのは彼だけなので)
ため息しか残っていない、とするか

彼なしでは死んだも同然なので
最期の時だ、とするか

あるいは
自分の傍からいなくなってしまった
相手の男性の残り香というか

うち、飼ってたペットが死んだとき
しばらく、なんとなくまだ家の中にいて
ひょっって顔出すんじゃないかって思ってた時期があって
葬式にも出たのにね
そういう、いないはずなんだけど
今まで当たり前のように傍にいすぎて
突然いなくなったことで、どこかでそれを信じられず
影を求めてしまうような
そういう意味での
『彼の』最後の一息なのかもしれない

また、歌詞の最初の方で登場する『銃』の存在も意味深

コリオグラフでも銃を暗示するポージングがある
銃は何のためにある?
戻ってこない彼に関係している?

One last breathをスモーキングバレルと解釈できないか?
つまり、煙の昇る銃口
発砲した後の銃

歌詞の中の
you killed me and I am done, without a gun
この一文の「銃を使わずにあなたに殺された」とは
→あなたが離れてしまったことで死に体となっている
事を意味しているのだろうか

だけど、ならなぜ銃を使わずに殺されたのに
スモーキングバレルになっているのか
物理的にではなく、精神的に銃で撃たれた
ということかな、とも解釈できるかと


ちょっと考察が散漫としているので整理すると

1.主人公の女性はフラれたばかり(おそらく長年一緒にいた男性
それによって自信を無くし、絶望の底に沈んでいる
2.自分をフった男性に対して色々な要求をするが
傍にいないのだから、意味がない
傍にあるのは、自分がついた吐息だけ(もしくは相手の男性の残り香)
3.あなたのいない世界は地獄のよう
ここから早く助け出して
4.私はこの苦しみから抜け出そうと
ようやく立ち上がろうとしたけれど
でも私の心は傷ついたまま、闇の中なのだ

という内容かと

これがベース

あとは、One Last Breathをどう解釈するかによって
読み手が感じるものが変わってくる内容になる
ヒントが散らかってるけど、あとは自分なりに噛み砕いていただければと

今回の考察、ちょっと散らかりすぎてて読みづらいかもしれませんが……

解説、というよりも考察ですね、うん

歌唱考察
One Last Breathというタイトルに対する一つのヒントとして
Maria Elena Kyriakouの歌唱に注目すると、見えてくるものがある

出だしから最初の「One Last Breath」までの間
憂いを帯びたような、
悲しみに暮れているような歌唱となっている

ただし
表情をよく見てみると
悲しそうな声色とは全く違い
恨みすらこもってそうな
意志力を感じる力強い視線である


how could you
から楽曲にも力強さが加わり
悲壮感がより一層強まると同時に
壮大さも増していく

One Last Breath1回目
正直なところ
フラれて人生のどん底に落ちている
最期の時を迎えそうな女性が
こんな表情と声色で歌うとは思えない


ここまでの流れを念頭において
残りの歌唱パフォーマンスを見ていくと
全体的に悲しみと、
悲しみを乗り越えようとする力強さが
時には切り替え、時にはないまぜになっている
そんな表情に見える

ラスト前に転調して
一気に盛り上がる場面においても
パワーが前面に出ていて
歌詞そのものの、どこか物悲しいというか
本当に最期の時を迎えそうな内容を伝えようとしているようには見えない

そこが、この曲の肝でもある、と思う

おそらく
ただ悲しみの底に沈んでいるわけではなく
One Last Breathだけに注目してしまいがちだが
歌詞の中にも出てくる

I’m fighting tears and fears apart
But still it’s dark inside my heart
私は涙と恐怖を分かつ為に戦い
だけど私の心はまだ闇の中

この一文が、Maria Elena Kyriakouの表現しようとしている歌詞の内容なのだろう
と考えられる

これでたとえば、Cody Frostが歌えば
フラれたことに対する恨みの方にステ振りされるだろうし
Shakespears Sisterあたりが歌えば
悲しみの方に指針が振り切るだろうと思う

この曲に対して
ソウルフルなパワーをぶち込むあたりが
Maria Elena Kyriakouならではだと思うし
彼女が歌う歌詞を読むうえで重要なポイントだとも思う



しかし、セリーヌ・ディオンの影響が相当強いようで

インタビュー動画とか漁ってみても
ほとんど必ずといっていいほど
セリーヌの名前を出している

実際、容姿もかなり意識しているよね


次>>
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4290.html
前<<
https://www.eurovision.tv/event/lyrics?event=2073&song=32683

記事目次
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-3286.html

歌詞参考サイト
https://www.eurovision.tv/event/lyrics?event=2073&song=32783

Eurovision 公式HP
http://www.eurovision.tv/page/timeline

YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/eurovision/featured

Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Eurovision_Song_Contest_2015



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