The X Factor 2016 UK 今年はSaaraさんしか印象に残らないかもしれない

もうずっとSaaraさんのシングオフ選曲
Who You Are を繰り返し繰り返し聞いている

延々リピートしても聞き飽きない
というか見飽きない

このタイミングで
もう終わっちゃってもいいさ
って悟った顔で歌ってるからだろうね

この曲の歌詞が
本当にSaaraの心境や人生を反映しているようで

よく、選曲を自分のものにするタイプの歌唱があるけども
歌詞の一言一言にSaaraなりの重みと意味があって
Saaraの言葉そのものになってる

前半の
鏡の自分に向って
自分で何をやってるのか分からないという
自分自身への怒りと苛立ち
ちょっとしたことで自分を見失ったことへの焦り
本当の自分を見失いそうになったことへの、悲しさや、切なさの入り混じった複雑な心境

その後の
本当の自分を見失わないで
スターの輝きに惑わされないで
見た目は関係ないよ、夢を追うことが大事なんだよ
と鏡の中の自分が語り掛けてくるときの
優しい歌声

すごいよね
Saaraだからできる歌い方
スターの輝きってところとか
歌手としてのスターだよね
Saaraの場合
テレビやライブで見るスター歌手の輝きに憧れ続けていて
自分がステージに上がってる後姿を頭に思い描いていて
だけど、それに惑わされちゃダメよ
って言い聞かせるのって
完全に覚醒前後のSaaraのことを言ってる

特別、その後のフレーズ
It's okay not to be okay

この解釈が
Saaraの場合だと
普通じゃなくってもいいんだよ
って言う意味になってくるところが
本当に聞いてて心にくる

直後の
う~~~ぅぅううぅぅ~
のところとか
言葉では言い表すことができないけど
Saaraの人となりを見てきていると
言葉ですらないのに、しっかりと伝わってくる

髪をとかしながら
私、素敵に見える?
のシャウト
自分の容姿に自信に自信がないからか
その前の本戦でのパフォーマンス(エセ日本アンダーグラウンド)でこけたのもあってか
感情のこもり方が凄まじいし

直後の
I forgot what to do to fit the mold
人に好かれるにはどうしたらいいか分からなくなった
辛すぎる
揺れるSaaraの心境がそのままそこにある
覚醒前までの、人気が出るようにやってたパフォでボトム入りして
自分の素の姿を出して、一時は復帰したけど
ハロウィンスペシャルでこけて
心が折れてそうに聞こえるのがつらい

頑張っても頑張っても
上手くいかない
私の心が叫ぶ
こんなの私じゃないって

って、こっちの心がえぐられるよ

サビもまたすごいよね
鏡の中の自分と
鏡の前に立つ自分とが一つになって
自分じゃなくて、観客全員に向けて
自分を見失わないでってメッセージを送っている

こんなに説得力のある
Don't lose who you are
とか
ただ歌ってるだけじゃなってのが
こう、喉の奥に呑み込めないものが出来てくるよね

サビでの
It's okay not to be okay
ここでのジェスチャーが肩をすくめるような仕草で、ちょっと軽いんだけど
だからこそ、いいね
誰も言ってくれなかった
Saaraにとって言ってもらえると一番嬉しい言葉
これを軽い感じで言うのって
たぶん、それを言ってくれた人のことを思い出してるんだろうね
ボーカルコーチの人や周りのスタッフのこと
Saaraにとっては、人生で一番気にしていたことなんだけど
スタッフの反応が、たぶん「みんな違ってて当り前だよ」ぐらいで
「そうあるべき」と押し付けなかったから
もし、押し付けられていたら、今度はそれにとらわれ過ぎて潰れていただろう
Saaraが自分にとって一番大事な言葉を
軽いジェスチャーでやるからこそ意味がある

そっからの
怒涛の勢いでSaaraからの最後のメッセージ

自分の気持ちに素直になるのは難しいときもある
でも泣いちゃったからって負けたわけじゃないよ
誰にだって辛いことはあるんだから
本当の自分のままでいてね

ここを弱々しく
だけど、希望を持った笑顔で歌ってるのでダム決壊だね
解釈のしようが幾通りも生まれる
余韻の残る終わり方

最後の最後で、今の弱い自分が出てきて
弱い自分=本心
で、心から伝えようとしている
と、取れるし

弱々しい歌唱=私はもうムリだけど、みんなは自分の心を信じてね
というメッセージにもとれる

シングオフの結果、Saaraは対戦相手の4 of Diamondsに

I'm so sorryと声をかけていた

もしかしたら、迷走する4oDを見て
どこかでシンパシーを感じていたのかもしれない
何度もボトム入りしていて
負けると思っていたから
最後の歌唱は、負けちゃってもいいさ、と開き直って自分をさらけ出してるのと同時に
その時点でSaara自身が通るだろうと思っていた4oDへの最後のメッセージだったのかもしれない

あの歌唱での終わり方だと
色んな解釈ができるけど
それはきっと
ここまでのSaaraの歩みがあるからだろうね

もしかしたら
今年のThe X Factor UKは過去最悪になるかもしれない
って思ってる時もあったけど

正直、この1曲だけで
私はもう満足

もし明後日Saaraが敗退したら
さすがに私ももう番組見ないかもしれないけど
Saaraさんは応援していきたいと思うし
そうでなければ、優勝してほしいとも思う

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