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Eurovision 2015 出場者を見よう! ~ハンガリー~

Eurovision 2015
和訳記事ラストです

この曲は、かなり早い段階で和訳し終わったのですが
最後までとっておきました

2015年のスローガン
Eurovisionのテーマが
Building Bridges(橋を架ける)
であり

そして、この曲が最もそのテーマに沿っていると思ったからです

当時はそれほど深く考えていませんでしたが

今思えば、この曲が優勝していたなら
多くの人に強い希望を与えていたことでしょう





歌詞
私たちの地球が傷ついてるの知ってる?
何のためにもならない戦争が、いつまでも終わらない
誰もが幸せになるチャンスを受けられるはず
みんなの魂、みんなの心、あなたに彼らの叫びが聞こえますか?

平和に生きるってことは
何もあらゆる苦しみを見て見ぬふりしていいわけじゃない
私には子供たちが星に加わるのが見える
兵隊たちが闇へと向かうのが見える
一つ聞かせて

もう日の光を見ることすらできない人の眼を見ても
あなたは正当化できるというの?
一つ、納得できる理由を教えて、無力な魂を傷つける
心を壊す、思考を殺すその理由を

一体どれだけ謂れの無い罪を着せられた人たちが
罰から隠れているか知ってる?
みんな一人で、みんな独りで、彼らがそれを望んでいるとでも?

そんなものよりも私は戦いたい
立ち上がることができない人たちが信じたもののために
私たちの地球が傷ついてるの知ってる?
何のためにもならない戦争が、いつまでも終わらない
みんなの魂、孤独な一人、誰も離さないで
どんな人にも、チャンスはあるはずだから


歌詞解釈と解説

反戦歌です

解説なんて、もうそれだけでいいと思う
だって、そうでしょう?
解説しなければ戦争に反対する理由が分からないなんてことないはず


と、言いつつも
やっぱりたくさん歌詞解釈を書いていきます
私のポリシーであり、このブログの指針なので

ただ、先に書いたように
この曲は下手に歌詞解釈を書いて、歌詞の意味を固定させるべきではないとも思うし
特別この曲は、私的な意見が入るとよくないものでもあるはず

先に自分で歌詞の意味を自分なりに持ってください
どの楽曲にも言えることだけど
この曲は特別、そうしてほしいです

では、歌詞解釈

Everybody deserves a chance
誰もがチャンスを受けられるはず

最初の和訳だと「幸せになる」を付けているけど
実際には「幸せ」は書かれていない
意訳すべきか迷ったけど、言いたいことはこういう事のはず


That you live in peace does not mean
It’s okey to ignore all the pain
平和に生きるってことは
何もあらゆる苦しみを見て見ぬふりしていいわけじゃない

この言葉は、日本に結構グサッとくる歌詞

戦争をしない
平和に生きる
でもそれって、世界中で苦しんでる
いまだ終わらない戦争や紛争によって傷つき
死んでいく人たちのことを見てみぬふりしていい
という意味ではない、というメッセージ


children joining the stars
子供たちが星に加わる

というのは、何の罪もない子供たちが
戦火に巻き込まれ、命を落としていく(星になる)という意味

Soldiers walk towards the dark
兵隊たちが闇へと向かうのが見える

この曲の歌詞において
特別ハッとさせられたのが、この一文
戦いに赴く兵隊たちもまた、被害者である
という意味合いなのだろうが

確かに戦争はしないのが一番、だが
戦争=絶対悪で
戦争をした国、戦争に加担した人
その事実だけでそれら全てを『悪』の一言で片づけるのは
いかがなものか

もちろん、戦争を肯定する、という意味ではない
ただ、身近な人を守りたかった人もいたはずだし
国の為に命を懸けた人もいたし
見知らぬ誰かの為にがむしゃらに戦った人もいた
色んな人がいたはず
そうした人々の想いを、その願いを
全て『悪』いことだった、と、一言で片づけるのは間違っているだろうし
その傷跡を長い時間をかけて乗り越えてきた人たちの、その努力までも否定することになる

この歌詞において、戦争は何の意味もない(タイトルのWars for Nothing の直訳も同じ)としている
戦争をしようとしている人に反対しているし
続けようとしている人に反対している

だけど、一方で
死んでいった兵士たちにも
生きるチャンスはあったはずだ
と説いているように見える


Can you justify all the eyes
That will never see daylight
もう日の光を見ることすらできない人の眼を見ても
あなたは正当化できるというの?

ちょっと訳がごちゃごちゃしたけど
死んだ人の目を見ても
あなたは戦争を正当化できるのか?
という問いかけ


To die for believing something else,
そんなものよりも私は戦いたい
For having a face someone can’t stand
立ち上がることができない人たちが信じたもののために

ここの部分は、それまでの歌詞の流れがあってこそ
意味を成す内容になっている
ここまでの流れというのが
戦争を否定する→戦争を正当化する理由を教えてよ→どれだけ無実の人が怯えて暮らしてるか知ってるの?
と来てからの
そんなものより=戦争を正当化する理由
(よりも)私は立ち上がることができない人たち=戦争の被害者、暴力の被害者
の為に立ち上がりたい

という歌詞になっている
と私は解釈した


特別、和訳した理由が必要なのは
こんなところでしょうか
個人的な解釈ですが
それはもう、この曲においては、私の意見、と言えなくもないので
全くうのみにするのではなく、
最初の直訳歌詞を読んで、自分なりに解釈してほしいです


MV・ライブパフォーマンス考察
MVはいわゆるフラッシュモブ形式での演出を使っている
この曲ほど、フラッシュモブが大きな意味を持つ曲も少ないだろう

ライブパフォーマンスでは
最初、Boggie の独唱から始まる

背景に星空の映像が浮かび
足元にも星座と天の川が映り
Boggieと4人のコーラスの足元が強く光り輝く

背景の映像に天体図が表示され
Boggieがコーラスの一人に視線を向ける
視線を受けたコーラスの女性が歌唱開始

背景映像が天体図から地球に代わり
Boggieが二人目のコーラスに視線を向ける
と、同時に、視線を受けたコーラス男性が歌唱開始

背景映像が(おそらく)瓦礫の螺旋階段に変わる
コーラス二人がBoggieに寄り添う

残りのコーラス二人が参加し、寄り添う
足元の映像が地球儀に
背景の映像は、瓦礫の階段が、瓦礫でできた生命の樹に、変化

サビ後
足音と背景映像に緑が広がり
ガラクタの生命の樹に命が宿る
そしてラストへ

5人で歌う意味
=5大陸すべてが繋がり、寄り添い、一つの輪の中に
ということ


歌唱考察
大したこと書くつもりじゃないけど
Boggieの歌唱
正直、大したことはない

激烈に歌唱力が高い人たちと比べると
声は震えてるし、ユニークでもないし、弱い

だけど、素朴な歌声で
その素朴さと
素朴ながらも力強いサビでの歌唱は

歌が上手い人にこの曲を歌わせるよりも
ずっとずっと説得力が生まれると思う

歌手として反戦を説くのではなく
一般人に非常に近い位置から、訴えかけているのだ
これ以上ないほど、この曲を歌うにふさわしいと思う


Eurovision 2015
スローガンはBuilding Bridges
ハンガリーが築いたこの架け橋を
我々は忘れてはならない


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記事目次
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-3286.html

公式歌詞
http://www.eurovision.tv/event/lyrics?event=2083&song=33113

Eurovision 公式HP
http://www.eurovision.tv/page/timeline

YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/eurovision/featured

Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Eurovision_Song_Contest_2015



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