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Eurovision 2017 ウクライナ代表O.Torvald の Time 和訳・歌詞解釈と考察

ユーロビジョン2016年の優勝国にして
2017年のホスト国であるウクライナ


そのウクライナの国内予選大会で勝ち抜いたのが
今回紹介するバンドO.Torvald の Time

胸のタイマーの特殊メイクが目を引くライブパフォーマンス
ロックバンドらしいロック曲が印象的

Eurovision はロック曲の人気が不遇であるため
シード枠であるとはいえ
一ロックファンとして、大いに活躍することを願う
というかロックもっと活躍して(切実

O. Torvald (Оторвальд) - Time


歌詞
Slow down
落ち着け
Give me some time
オレに少し時間をくれ
Turn down the volume of your cry
オマエの泣き声の音量を下げろ
Let’s take time to find a place without violence
一緒にどこか、暴力のない場所を探そう
Let’s listen and hear the true meaning of silence
共に本当の意味での静寂を聞こう

Time to look
見る時だ
Time to see
眺める時だ
Time to find
見つける時だ
Time to look into your eyes
キミの瞳を覗き込む時だ
Time to find truth
真実を見つけ出す時だ
Time against the lies
ウソに立ち向かう時だ
Time will give us a sign
時がオレたちに合図を送る
It can make a promise
約束できる、
It’s our time to shine
今は俺たちが輝く時間だ

Just listen
ただ聞け
Take a look around
辺りを見回してみろ
Stop missing the things you haven’t found
自分が見つけていないものを見失うのはやめろ
You will realise there’s no common ground
そこに常識がないと今に分かるさ
There’s no compromise between the time and sound
時と音との間に妥協点などない

Time to look
見る時だ
Time to see
眺める時だ
Time to find
見つける時だ
Time to look into your eyes
キミの瞳を覗き込む時だ
Time to find truth
真実を見つけ出す時だ
Time against the lies
ウソに立ち向かう時だ
Time will give us a sign
時がオレたちに合図を送る
It can make a promise
約束できる、
It’s our time to shine
今は俺たちが輝く時間だ

繰り返し

歌詞解釈と解説
この曲は、タイトル通り『時』がメインテーマになっている楽曲だ
歌詞の英語も対して難しいわけではなく
非常に読みやすい曲なのではないだろうか

また、この楽曲については
バンドのインタビューにて
どういったメッセージを込めてあるのかが公開されているので
そちらも参考にすると分かりやすい↓
http://web.archive.org/web/20170226095524/http://liroom.com.ua/news/otorvald_time/

なお、上記のサイトは全部ウクライナ語で書かれてあるので
読むのが大変だと思うので和訳しておきました

この曲は『時』について書いた曲で、
『時』とは唯一我々が変えられないもの(干渉できないもの?)
同じ瞬間、同じ時代を二度生きることは不可能で、我々は一瞬一瞬を生きるられることに
縁者や友人と共に感謝しなければならない
過去を記憶し、誇りに思い、将来に夢と希望を持つ
それが大切なのだ。
と、同時に、我々は今生きている現在のことも大切にせねばならず
かといって、その価値を誇大してもいけない。
我々が日々やらなければならないことは
妻に愛していると伝え、親と話し、自分の子供たちのために時間を費やし
仕事をし、祖国の自由のために戦わねばならない
そのために、我々は一時も無駄にするわけにはいかないのだ

と、言うようなことが書いてある(と思う)

上で紹介したインタビューの内容が
そのまま歌詞の全文をほとんど説明しきっているので
今回はインタビューの内容を前提として話すこととする


歌詞解説
この曲は
未来へ向けた希望
過去の歴史に対する誇り
の二つを大切にしなければならないが
今を生きる者として
まずは『今』を大切にすることが肝心である

と、解いていることになる

つまり、歌詞の語り部が話ているのは
3種の『時』の中でも『未来』や『過去』ではなく
『今』ないし『現在』であることになる

その上で『今』が一体どういう状態なのか
それが、Verse1 & 2 に書かれてある

Verse 1と 2
ここで両方ともに共通しているのは
主人公の周りがノイズだらけであるということ

Verse 1
Slow down, give me some time
自分を急かそうとする誰かに対して『時間』を与えてほしいと訴え
Turn down the volume of your cry
泣き声(喚いている声?)を下げるように言い
Verse 2
Just listen, take a look around
周りの声に傾けず、一度周囲を見渡すように促し
Stop missing the things you haven’t found
自分が見つけてもいない物をなくすのを止めるように伝え

主人公の周りには無数の音が飛び交い
また、本当に見なければならない物事に気づかず
余計な思考に捉われてしまっているということが分かる
つまり、不要な情報というノイズに踊らされているわけだ
こうした歌詞を読むことで、歌詞の主人公が見ている景色は
インターネットなどの高い情報技術が一般的に普及し
そうであるがゆえにノイズだらけになっているということを表現しているのが分かる

この状況を打破するために、主人公はVerse内で
ノイズに耳を傾けないよう、諫めている

Verse 1
Let’s take time to find a place without violence
Let’s listen and hear the true meaning of silence
本当の意味での静寂を聞こう=余計な情報を頭に入れず
暴力のない場所へと往こう

Verse 2
You will realise there’s no common ground
There’s no compromise between the time and sound
世の中には他人が決めた常識(=余計な情報)なんてものは存在しない
聞こえてくるノイズに耳を貸して
自分の『時』を無駄にする必要などない
そんなことで妥協する必要はないのだから

歌詞の内容としては
もうこれだけでほぼ機能していると言えなくもない

サビ
サビで伝えようとしているのは
上記インタビュー内で言うところの
Варто кожен день говорити дружині, що любиш її, дзвонити батькам, знаходити час для дитини, робити свою справу, боротися за свободу своєї країни. Невідкладно. Тут і зараз. Не втрачаючи час
この部分にあたる

つまり、
我々が日々やらなければならないことは
妻に愛していると伝え、親と話し、自分の子供たちのために時間を費やし
仕事をし、祖国の自由のために戦わねばならないのだ
そのために、我々は一時も無駄にするわけにはいかないのだ
という内容

もっとも、この解説を読まずとも
サビで歌われていることをそのまま素直に受け取るのが一番のようでもある


国内予選ライブパフォーマンス演出考察

と言っても、胸のタイマーの話のみだが

国内予選決勝の動画に
収録音源をそのまま当てはめた編集で
聞いていると口元に違和感を覚えるろう
ただ、注目すべきは胸のタイマー

タイマーは2:47(2:50?)からカウントを開始
Eurovisionの規定である1曲3分以内ルールに則ったタイマーということであろう
そして、楽曲が終わる前に、タイマーのカウントは0を迎える
と同時に、今度は数字が増えていく
文字の色も赤→緑に変化しているが

これがどういうことかというと
考えられるのは

1.歌詞のラストから繋がる演出
歌詞のラストは
It’s our time to shine
今は俺たちが輝く瞬間だ
と、コントロール不可能の『時』を自分たちのものにしているので
カウント0 から、自分たちが時をコントロールできるようになったという解釈

2.Eurovision既定の3分ルールに対するアンチテーゼ
インタビュー記事で言われているように
彼らからすれば『時』とはコントロール不可の概念
それを、Eurovision規約とはいえ、人間がコントロールして良いものではない
というメッセージなのではないかという解釈
これも、ある意味工夫してEurovisionの既定時間を破るという演出かもしれない

前者の方が、歌詞の内容ともリンクするのでしっくりくるが
後者の考え方も面白いと思う

もし、胸のタイマーの意味が後者であるなら
Eurovisionの規約に異を唱えるというか
反骨精神の塊のようなパフォーマンスに見えてきて
それはそれでロックらしいロックと言えるだろう


その他
ウクライナ語のインタビューを探しに行って
しかも和訳するが大変だっただけで
歌詞自体は全く難しくなく
とても読みやすい、しかもストレートな歌詞でした

歌詞の内容を意識して読まずとも
伝わりやすいのではないでしょうか

ウクライナはGrab The Time できるのかどうか
楽しみ


>>次
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<<前
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もくじ
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4487.html

歌詞参考元
http://www.eurovision.tv/event/lyrics?event=2163&song=34523

Eurovision図鑑
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-3965.html

Eurovision 公式HP
http://www.eurovision.tv/tag/expand/2017

YouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/eurovision/featured

Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Eurovision_Song_Contest_2017

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