The Voice UK 2018 Knockout1 レビュー記事

イギリス版The Voice が
ノックアウトラウンドに入ったぞ!!

各チーム残り6人ずつ、合計24人の出場者が残っているわけだが
一回のノックアウトバトルにつき3人一組で勝負で、通るのは一人ずつ
ここで一気に人数が削られることになるし
個人的ピックアップは何とか通って欲しいところ

前回までのバトルがすごく面白かっただけに
今年のノックアウトラウンドも期待しまくりですよwww
特に、コーチとの相性がいい人たちがどう動くのか気になるよね
例えばウィルとペイジとか、ジェニファーとGayatri Nairとか
個人的ピックアップをしていない人たちが
私の予想を遥かに上回るパフォーマンスをして驚かしてくれる
そういうのもすごく期待しているんだよね
それまでの評価が覆った時の驚きも楽しいもんだから

ということで、今回も見ていきましょう!
The Voice UK 2018 KO1
オリマーのチーム1枠目
Lauren Bannon (曲:Believer - Imagine Dragons

イメージとはだいぶ違うけど、これはこれで!?
いきなりオリマーチーム一押しのローレン
が、これはオリマーのセンスであって、ローレンのセンスではないような気がする
個人的には初週で歌ったLean Onの方が良かったかなあ
バトルラウンドで歌ったPraise You も良かったし
特にPraise You に関しては、ローレンのソロでもう一度聞きなおしてみたいと思ったもの

何が引っかかるって、ナチュラルな歌い方ではなく、作ってる感がすごく強いという
振付や手と表情の演技も入れているからって言うのもあるだろうけど
練習してきた、というより、作りこんできた感じがあって、個人的に微妙だった
元々歌うのが難しい曲ながら、本家とは違うテイストを入れようとしているのは分かるが
それのせいで歌い方が不自然になっているような感じがしたんだ
クセを無理やりつけて歌っているというか

つって、ローレンは元々クセのある歌い方をしていたけどね
でも、それまでって、クセがある歌唱はしていても
ベースにあるのはストレートに前に押す歌唱だった
今回の歌唱は、クセをつけることが目的みたいになってるところはあると思うんだ

良かったところで言えば、後半のパッションを感じさせる歌唱
ポルトガル版の歌手たちがやるみたいに
湧き上がる熱い想いを抑えきれなくなってるみたいな
そんな手の動きをしているよね
あれが歌唱とすごくリンクしていて
特にパワーを出して歌うところは、本当にリハよりもパワー出てるんだと思った

個人的にはバラードで勝負しても良かったような気はするけど
でもまあ、勝負をする、勝ちをもぎ取りに行こうとするリスクの取り方をしてるから
そこはすごく良かったな
Bオデ記事 バトル記事


Kade Smith
(曲:Express Yourself - Charles Wright & the Watts 103rd Street Rhythm Band

これもう実質、今回がライブショーだな
ステージの使い方や見せ方の本気具合がすごい

ケイドはウィルのチームからオリマーがスティールした出場者だね
だけど、正直ウィルのチームにいたからこそ良かったように思う
方向性的にはBオデで歌ったThe Dock of the Bay に戻った感じがあって、
それはそれで、彼らしく歌えていると思うし
オリマーもケイドに似合う曲を考えてこの曲を選んだんだって言うのは分かる
ただ、バトルラウンドでウィルがやらせたことを考えると
ちょっと無難な選曲になりすぎているように思った
やっぱり、Stand By Me の現代っ子アレンジはすごく面白かったもの

つって、まあ、この曲も70年代の古い曲で
これを上手いこと古さを感じさせない現代アレンジをかけてるとは思った
全体の編曲もそうだけど、ラップを間にぶち込んだりね
ただ、それでもなお、無難な選曲に落ち着いているように思った
Bオデでこういうことをするのならまだ分かる
バトルで一歩先に進んでいたし、それが出来ていたんだから
ポテンシャル的にはさらに前に進んだ歌唱が出来ると思ったが

ただ、すごく良い笑顔で歌っていてさ
そこはすごく良かったと思うよ
とても高いアイドル性があって
正直、一昔前の、シーズン10以前のThe X Factor が持っていた
ポップ性とアイドル性の高い、天性のアイドル歌手感がすごく強くて
見ていてなんか懐かしい感じがした
最近、The X Factor にこの手の歌手がいなくなってきていて
まあ、いつまでも2010年前後の音楽感を追い続けてもいけないとは思うが
でもこういうポップ歌手のキラキラ具合が好きだから
イギリスの番組を見ているところがあるからね
だから、その点では私は彼の事をとても高く評価している
Bオデ記事 バトル記事


Holly Ellison (曲:Perfect - Ed Sheeran

バラード曲な分、ピッチやリズムのコントロールが重要になるが
これまで彼女が歌ってきた曲の中では、意外にもスローテンポなバラード曲
勢いで誤魔化すことができない分、正確に音程を合わせる能力が求められるが
どうだろうなあ……、個人的にはちょっと弱いというか
ピッチコントロールが上手くいっていないところは確かにちょくちょくあるけど
問題はむしろ、そういう技術的な部分ではないような気がする
丁寧に歌うことに集中しすぎて、歌詞の中身を表現すること疎かになってると思った

彼女は元々、声量を上げて、R&B系に強そうな歌手というか
パワーで押すのが得意なタイプって感じがあった
迫力の問題ではなく、勢いで押す、誤魔化すのではなく押すのが得意で
だって、迫力やパワーじゃバトルラウンドのChris James の方が遥かに上だったし
今期のパワータイプの中じゃ弱い方だし
でも、彼女の武器は、その明るくて元気のある歌声だと思うから
バラードはできなくはないけど、合わないような気がするんだ

ただ、声量を上げて勢いをつけるところは、やっぱりちゃんとしていて
これまでとは別ジャンルながら、彼女らしく歌えているとは思った
自分にできることの範囲内で、無理なく歌えているから
だから、綺麗に丁寧に歌えているんだろうなって思ったね
Bオデ記事 バトル記事

オリマーチーム1結果
さて、これでまずはオリマーの最初の3人が歌い終わったね
ここから、オリマーは一人だけ、ライブショーに出場者を連れていくことができるんだけど
司会のEmma Willis が「次回のセミファイナルに連れていく人」って言っていた
これについては、最後の感想で書くとして

まずはオリマーチーム1人目の通過者は
Lauren Bannon
よすよす
うん、私もこの3人の中だったらローレンを選ぶよ
贔屓してるからっての抜きにしても
なんだかんだ、他にはないタイプの歌手だと思うし
やっぱり、やってることが一人だけ違っていたもの


ウィルのチーム1枠目
Paige Young (曲:Power - Little Mix featuring Stormzy

絶対ウィルとの相性抜群だと思ったよ!!
ちょっとピッチコントロールがブレてるところがあったけど
ウィルがコーチだからこそ、彼女は実力を引き出せたと思う
選曲がすごく面白いし、何よりセンスを感じさせるものがあった

半面、彼女の悪いクセは解消されていないなって言うところがある
というのが、歌唱を前に押し出しすぎるんだよね
喚いている系歌唱に聞こえる人の多くは
手前にある音を自分の後ろに引っ張るような歌い方ではなく
とにかく前に前に音を押すだけの歌唱になってる場合が多く
彼女はまさにそういうタイプだから、それが弱点のままになっているとは思った
緩急のつけ方は関係ないんだ
とにかくToo much に感じるような歌唱をしていると思わせるタイプだったってこと
まあ、それが彼女の良さでもあるんだけどね

コーチコメントでオリマーが言っている通りで
歌うのがとても難しい曲
元を歌っているのがLittle Mix で、アイドルグループ曲だから
それをソロで歌おうとすると、一人で複数人分の違う歌い方
本来であれば歌手ごとに合ったパートを、一人で歌うことになるわけで
すると、アクセルを踏みすぎて急発進して、慌てて急停車するのを繰り返す
短い間ながら、気にして歌うべき点がとても多い状態になってしまっている
もっとも、元々彼女はそういう歌い方をしてしまいがちだったから
ある意味で適した選曲であるとも思う

いずれにしても、ウィルの選曲にミスはなくて
難しいながらも彼女にぴったしハマってる曲だと思った
Bオデ記事 バトル記事


Tai (曲:Jolene - Dolly Parton

名曲のアレンジがイギリスはやっぱ面白い
ノックアウトラウンドの選曲は、コーチが選ぶか出場者自身が選ぶかは分からない
たぶん、大体はコーチが選ぶだろうし、オリマーチームはオリマーが選んでいた
しかし、Jolene をアーバンスタイルでアレンジしたい、って言ったのは
実はタイ自身が出した提案だったという
個人的にはこの発想はすごく面白いと思った
というか、意外にもしっくりきまくっていたから驚かされた

正直なところ、彼女の歌唱力の問題で
結構もったいない完成度になっていた、と言わざるを得ない
例えばCody Frost がやった伝説的なカバーみたいに
これを万人が聞いて、みんながみんな「良かった」と言いはしないと思う
だけど、「ただ歌うために来たわけじゃない、アーティストとしてここに来た」
ってタイ自身が言うだけあって、ちゃんと新しいアレンジになっている
完成していないだけで

こういう、誰かの曲を新しい世代の人たちがリブートするってことは
特にイギリスではちょくちょくあるイメージがある
日本とかでも、アルバムの中に1曲2曲カバー曲があるとか
カバーアルバムがあるとかはあるんだけど、そうじゃなくて
イギリスはMARVEL作品のリブートみたいに
もうその新しいバージョンがヒットチャートに乗って
歌手ごと売れることが結構ある気がする
The Pretenders のI'll Stand By You Girls Aloud 版とかそん感じだよね
Girls Aloud は元から売れていたけど
でも、何が言いたいって、タイの歌唱力はともかく
このアレンジ自体は結構、今のアレンジとしてはしっかりとしていると思ったんだ
普通にこんな感じのアレンジで、特に「今どきの若者」に人気出そうな気は下
今時の子に人気出そうって言うところがまた重要で
原曲を壊さないとかって言う意味ではないんだよね

まあ、いずれにしても歌唱力に難ありで
既に通っているローレンとは渡り合えないだろうって言う感じか
Bオデ記事 バトル記事


Anna Willison Holt (曲:Master Blaster (Jammin') - Stevie Wonder

なんか違う! 彼女ならもっと上手くやれるはず!
個人的に一押しのアナだけど、これは選曲が悪い気がした
確かにこういう曲のイメージがあるが、正直に言うと、面白くなかった
これアナ自身に選曲させた方が良かったのではなかろうか……?
なんかすごく無難な選曲に落ち着いたようにしか思えない

BオデのNever Forget You は本当に良かった
ピッチコントロールがすごく難しい曲ながら、滑らかに歌っていたし
曲を完全に自分のものにできていたし
なによりセンスを感じさせる歌唱が出来ていた

今回の歌唱も、曲を自分のものにして、自分なりの歌い方でアレンジしていた
でも、ちょっと歌い方が、勝ちに行く歌唱ってよりかは、負けない歌唱に思えた
色々面白い小技が盛り込まれているものの
彼女ならもっと上手く歌えると思えてならなかった
オリマーはクラシックな曲をユニークにアレンジしたって言ってたけど、私は逆だと思った
彼女なりに変えてはいるけど、あくまでこの曲の枠に収まるアレンジだと思ったから
まあ、それで言ったらBオデとやってることは変わらないだろうと思うが
でも、もっとユニークに、誰にもできない歌唱が出来る気がするんだ
あるいは期待値が高すぎたのか?
Bオデ記事 バトル記事

ウィルチーム1結果
さて、それではウィルチーム1枠目の結果ですが
ウィルが選んだ1人目の通過者は
Tai

えっ? あっ、タイ? マジで?(;・ω・)?
アナ一押しな私だけど
これは勝者はペイジになると思っていた
アナはトムチームにいた方が上手くいっていたと思うところがあって
タイよりもペイジの方がウィルとの相性がいいだろうって思ってたから
勝つのはペイジになると思っていたんだ
タイかあ……
先にローレンに勝てないって書いちゃったしなあ……


ジェニファーのチーム
Jake Benson (曲:Sun Comes Up - Rudimental featuring James Arthur

すごいハラハラしたけど何とか持ち直した
選曲的には、さすがジェニファー、って私は手を叩いていた
Issues をエモーショナルに歌った人が、James Arthur の Sun Comes Up を歌うんだ
似合わないわけがないじゃないか
そう思って、歌う前から「これはすごい歌唱が来るぞ」と期待しまくっていた
それゆえに、歌い出しがガタガタになったのは本当に残念だった
コーチ陣の表情を見なくても、本人だって「上手くいかない」って顔してたし
だけど、やっぱりサビは、完ぺきではないながらも合っていた

これは、ぜひもう一度
今度は自信を持って歌える時に歌い直してほしいと思うな
いや、この番組内でもう一度歌えって言うんじゃなくて
選曲に対してジェイクの歌声を想像した時
瞬間的に、最高のパフォーマンスが見えたんだ
だけど現実、今回ほとんど上手くいっていなかった
だからこそ、というか、私が想像した最高の歌唱を現実にしてほしい感があって
だから、どこかでもう一度、この曲を歌い直してほしいって思った
……って書いてる時点で、彼の通過はもうないなって思ってるってことだが
Bオデ記事 バトル記事


Ross Anderson (曲:Torn - Ednaswap

まだまだ荒さが目立つものの、しっかりと成長してるって思う
オリマーも言ってたけど、本当に歌うたびにちゃんとレベルアップしている
若いから吸収するものも多いってのがあるんだろう
でも何より、ジェニファーが言うように、自信をつけてきているのが良かった
歌い出しこそふらついたものの、すぐに翼を広げられていて
Bオデの頃から随分と上手くなったように感じた
技術的にも上手くなっているって言うのもあるが
後半のいい笑顔で歌っているところとか、特に良かったもの

ただ、まだ危ういところがあるって言うのもまた事実
ジェニファーが落ち着いて歌いな、っていったところとかね

しかし、こういうタイプは、やっぱりThe Voice よりも
The X Factor に出て欲しいっていう想いが強い
最近のThe X Factor だとライブショーにも上げさせてもらえなさそうだけど
でも、アイドル気質が強いって言う意味ではなく
The Voice よりもじっくりと、かつ実践で成長させるのがThe X Factor だと思うから
もちろん、The Voice も出場者を成長させるって意味では良い番組だけど
コーチがみんなプロの歌手なわけだから、プロからの意見で成長できるし
ただ、ロスに関しては、The X Factor でゆっくりじっくり鍛えるのが良い気がした
これだけ短期間でしっかりと成長できるのなら
もっと長いスパンで訓練させた方が良いような気がするんだよね
まあ、だからと言って今回通らない方が良いとは思わないが
Bオデ記事 バトル記事


Gayatri Nair (曲:This Is Me - Keala Settle

今回分の中で一番の歌手なのではなかろうか
ここまでで一番エモーショナルで素敵な歌唱をしていた
というか、彼女の歌唱の中で言ってもベストパフォーマンスだったと思う
すごく感情をこめて歌っていて、歌詞の言葉がとても説得力があったし
何のために歌っているのかがすごくはっきりとしていたもの
途中で泣きそうになりながら歌っているところとかすごかったし
その後で、めちゃくちゃになりかけるシャウトをしているところも心があった

歌唱的には、Bオデの歌唱の方が良かったって言う人も多いだろう
高音域のボーカルパフォーマンスやまっすぐな歌唱をしていたからね
だけど、今見返すと、あの時の歌唱は、まだ壁の前で歌っている感じがあって
それを取っ払って本心で歌った今回の歌唱の方が、私は純粋に好きだな

曲がまた良いよなあ
ジェニファーも、本当にちょうどいい曲を選んだよ
先に書いたように、歌詞の一言一言に説得力があって
でも、元々エモーショナルに歌うのが上手い人だったとはいえ
ここまでのメッセージ性を持たせられたのは
この曲だからこそって言うのが大きいだろうと思う

そして、今回の歌唱は、多分もう二度とできないだろうと思うな
この日この時の精神的コンディションあってこそのもので
かつ、今の彼女の年齢や状況あってこそのものだろうと思うから
他人に同じような歌い方が出来ない以前に、もう彼女自身にもできないと思う
Bオデ記事 バトル記事

ジェニファーチーム1結果
ジェニファーチームの3人は、ロス以外が実力者ってこともあるが
しかしジェイクが今回ミスって、ガィアトリが完璧だった分
結果はほとんどもう見えているようなもんだと思った

そして、勝者はGayatri Nair
そりゃそうなるだろうな
彼女とロスはジェニファーとの相性も良かったが
ガィアトリの歌唱は人の心に響くものがあったからね


トムジョーンズのチーム
Kalon Rae (曲:California Dreamin' - The Mamas & the Papas

何かの間違いでトムチームでここまで残ったとしか思えない
って書こうとしたのに地味に上手いから腹が立つwww

くそっwwww悔しいけど上手いわwwww
でもイロモノ系にしても、イロモノに見せかけた上手い人にしても
ちょっと中途半端感があったように感じた
ジェニファーが途中で「ソウルを見せろ!」って叫んだところ
ジェニファー的には「ここからすごいのが来るはずだから」って意味だろうけど
個人的には逆で「物足りないからもっと見せろ」って思ったな
ミスをどこかで恐れてブレーキかけ気味の歌唱に思えるところがあったというか
たぶんこの人、やろうと思えばもっとすごい歌唱が出来るんじゃないかな
ウィルチームのペイジみたいになってしまってはいけないとは思うけど
必要なのは、ああいう思い切りの良さだったようには思う
ちょっと歌唱が無難だよなあ
Bオデ記事 バトル記事


Eliza Gutteridge (曲:Don't Kill My Vibe - Sigrid

歌唱がちょっとガタガタになってる気がする……
ステージでの振付とかを考えてもらって、綺麗なお衣装を貸してもらえて
すごい舞い上がって、すごく頑張って練習してきたんだろうな
とっても嬉しかったんだろうなって言うのが良く伝わってくる歌唱だった

ただ、ガタガタだったよなあ……
バトルラウンドの時に見せたまっすぐな歌唱もなかったし
Bオデの時の悪いクセが戻ってきているように感じたよ

振付的には、結構ガチのコリオグラファーがバックについてるっぽくてカッコいいし
裏声や高音域の使い方がすごく上手くなっているのはさすがだけど
どうだろうなあ、緊張で声がブレまくってるようにも聞こえるし
やりたいことは分かるんだよね
低音を武器にしたがっていたエライザに
重く歌うんじゃなくて軽く歌うようにしたのは分かる
ああ、でもそう考えたら、上手くいっているようにも感じるか
ちょっと判断が難しいな
Bオデ記事 バトル記事


Lucy Milburn (曲:Gravity - Sara Bareilles

これは通過決まったようなもんだろ
歌い出しからしばらくは、結構ハラハラはさせるような歌唱をしていたが
一度サビで曲に入ってからは、場の空気が一気に変わったな
Gayatri Nair とはまた違たエモーショナルさ
ガィアトリのエモーショナルさは、感情的になってのものだったけど
ルーシーのは、綺麗さや尊さからくる感動的な歌唱だった
純粋さのある苦悩を抱えた歌唱というか
綺麗は綺麗なんだけど、バックに悲しみを背負った感じを本当に上手く表現していた

たぶん、人によってはBオデの時の方が良かったって思うだろうし
そういう人は、結構多いんだろう
私も、Bオデと比べると今回の歌唱は
ちょっと濁っているように聞こえるところがあったと思う
Bオデの時は声がクリアだったからな、そう思う方が自然かもしれないね
でも、その濁らせ方に感情が載っているから良かったんだ
歌唱難易度的にも、たぶん今回の方が相当難しいだろうし
だって、押さるところと爆発させるところとの差がすごく大きいもの
でもそれを、プロっぽく完璧に歌い切って見せるんじゃなくて
素人らしさを持ちつつ歌ったからすごく伝わりやすかったんだ
Bオデ記事 バトル記事

トムチーム1結果
今回、個人的にヒットしなかったながらも
やっぱりエライザを応援したい気持ちが強い
というのが、声質というか、歌い方と言うか
他に同じタイプがいない歌手だからね

しかし、トムの選択はLucy Milburn を通すことだった
だけど、私は文句ないよ
今回の彼女は本当に有無を言わせないパフォーマンスをしていたもの


全体の感想
と、言うことで、今回はここまでです
途中で書いたけど
ノックアウトラウンドは次回で最後
その後はすぐにセミファイナル→ファイナルと
今年はかなり短めの番組になるようだ(;・ω・)
去年はノックアウトが4週、準々決勝からライブショーがあったことを考えると
放送期間が相当短くなってしまっている
つって、まあ、そう考えるとかなり短くなってるように見えるけども
実は放送期間的にはBBC時代に戻った感じなんだね
ライブショー準々決勝分がバトルラウンドに行ったぐらいで
ということは、昨年は放送局がiTVに移行して初めての年だったから
いつもよりも多めに頑張ってたってことか

ただし、ライブショーが1週間短い分
ライブショーに勝ち上がれるのは各チーム2人ずつになるみたい
つまり、ワイルドカード枠がないということ
例年通りなら、コーチが二人か一人選んで
残り一人を視聴者が選ぶって言うこともあったが
放送期間には変更ないのに物足りなく感じてしまうよね
でも、いつものノックアウトよりも、だいぶ気合が入ってた理由も合点が言ったかな

そして今回の歌唱に関しては
ルーシーとガィアトリのトップパフォーマンス組がとにかく良かったよね
通った人たちの中で言えば、ローレンを一番応援していたけども
とにかくこの二人の印象が強いノックアウトになったと思う
でも、例えばロスやアナは敗退するには惜しいと思ったし
何よりジェイクがなあああああああああ
ジェイクの歌唱が完璧だったらどれだけ良かったことか
セミファイナルに上がれなかったとしても、すごく聞きたかった

さて、今回このメンツで歌ったってことは
来週はちょっと激戦区になることが予想されるよね
どうなるのかノックアウト後半戦
楽しみにしておこう



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