The Voice UK 2018 Semi Final レビュー記事

イギリス版The Voice 7期ライブショーに突入!!
ついにの準決勝でございます!!

前回書いたように、今年はライブショーに突入するのがちょっと早目
各チーム残った2人ずつが最終的に1人ずつになる流れ
今期は例年と比べると割とあっさり目ではあるものの
残ったメンバーみんな安定して実力者で
他の年や国でよくある「なんでこの人がライブショーに?」ってのがない

割と早い段階から既になっていたけど
今年のイギリス版は、今のところ苦手な出場者がいなくて
残ったファイナリスト全員気に入ってるんだよね
それだけに、とても選びにくい準決勝→決勝になると予想されるが

なんにしても、準決勝で結構決まってしまうところも多く
ここでの出来栄えや仕上がり具合によって、決勝戦の結果も見えてくる
それではさっそく、見ていきましょう!
The Voice UK 2018 Semi Final
Jamie Grey (曲:Say Something - Justin Timberlake

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開幕からしていきなり熱い歌唱なんですが
このタイミングでガラッと変えてきたか!
ジェイミーはここまで、どちらかというとエモーショナルな曲メインで歌ってきていたから
ここでアップテンポで熱い歌唱がメインな曲を持ってきたのは意外だった
だけど、違和感がないどころか、むしろ最初からこういう曲を歌ってきた感さえある
前期でノーターン敗退したところから、ここまで上り詰めたのもあって
そこからくる、歌にかけている情熱の強さを出しているように感じた
なんていうか、生き生きとしているというか、やりたいことをやってるって感じ
もちろん、これまでのエモーショナルな選曲での勝負も、彼らしさがあるように思えたけど
今回のは、シンプルに自分がやりたいことをそのまま持ってきた感じなんだろうな

一方で、選曲ミス、というより歌い込み量が足りていないかな? って思うところもあった
歌い出しからして結構ふわふわしているし、リズムズレやタイミングズレも目立っていた
楽曲をまだ完全に自分のものにできていなくて
100%を出し切って歌えているようには見えなかった
声を張って歌うところとか、もっと声量上げて歌えそうな気もしたし
ちょっともったいない歌い方をしているようにも感じた
後半、特にラスト近くになると、ジェイミー自身がノッてきてて
熱意を持って歌えているように見えたけども
仮に決勝用に隠し玉を持っていたとしても
今回の仕上がりだけを見れば厳しいような気もする

とは言え、開幕一番に歌うことになって、番組をしっかりと盛り上げてくれたし
これはこれで良かったと思うんだ
ジェイミーとして良かったかどうかは怪しいが
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Lucy Milburn (曲:One Last Time - Ariana Grande

緊張に押しつぶされるギリギリのとこで歌い始め
そこからのエモーショナルな巻き返しが素晴らしい

めちゃくちゃ良かった、めちゃくちゃ素晴らしかった
歌い出しからしばらくは、ものすごく心配になったよ
ハラハラさせるとかいう次元じゃなく、見てられなくなりそうだった
だって、今にも泣きだしそうだし、音も外し気味で、声も綺麗には出せてない時があったし
1度目のサビに入ってから、ある程度持ち直したけど、まだどうなるか分からなかった
だけど、少しずつ、確実に足場を固めるように持ち直していって
そして、一番の盛り上がりのところで一気に持ち直した、というか、巻き返したほど

特に、ここからの流れが本当に秀逸で
https://youtu.be/AUyO9QRUxXM?t=56
前に声を出すって言うより、歌の持ち上げるような歌い方をしていて
ふらついた歌い出しから一転、奮起するような力強さがあってすごく良かった
心の形をそのまま歌にしていて、美しいって言葉が本当に合うし

楽曲的には、トムが指摘しているように
これまでゆったりとしたバラードを中心に歌ってきたルーシーにとって珍しく
テンポが速めなポップソング
ゆっくりなバラードを歌わせるよりも、この曲で良かったと思う
楽曲がそもそもキラキラとしている綺麗な曲だし
歌い出しからの復帰も、この曲の持つ輝きがあってこそだろうな
それもあって、ルーシーの歌唱がとても輝いて見えたからね

それに、なんだかんだ歌い出しのふらつきがあったからこそ
ただ上手く歌うだけがメインなんじゃなくて、ちゃんと心で歌えていたようにも思う
巻き返せるだけの歌唱力があるのはもちろんで
その上で、聞き手と心が繋がる歌唱が、完璧じゃなかったゆえに出来ていたと思うんだ
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Tai (曲:When Doves Cry - Prince

ウィルがギラギラしてないって前回言ったけど
全然そんなことなかった
演出面白すぎだろwww

もう一人だけいきなり演出の仕方が違うものwwww
ステージ演出と映像演出のコンビネーションで、選曲もひねってるし
というかもう、往年の名曲を現代アレンジする人って感じだわ、完全に
まあ、それを言ったらタイ一人の力って言うよりも
ウィルやバックバンド、編曲家の力が一番強いわけなんだけどね
コーチング中も、その最中にウィルの提案でリズムに捻りが加えられて
それをすぐに実現するバックバンドリーダーのキーボードのDavid Tenchがいて
バンドは共通とは言え、チームウィルで作り上げた作品感がある
ウィルの声をサンプリングして使ってるしwwww
とは言え、この曲を現代でリブートしたら、なんか本当にこんな感じになりそうだよね
こういうアレンジは、マジで毎回やることがすごく面白いわ

ただ、歌唱がなあ……(;・ω・)
歌唱力がセンスに追いついていない感じがあまりにも強い(;・ω・)
タイが歌手や出場者なんじゃなくて、アーティストなんだってことは分かるが
視聴者を魔法にかけきれないところがあるのは
やっぱり歌唱力の足りなさがあるからだろうな
このアレンジに縛られて、逆に難しく歌う必要が生まれていたようにも感じるし
Stand By Me Jolene のアレンジがすごく面白かっただけに
今回はちょっと上手くいっていないようには思ったかな
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Gayatri Nair (曲:Alive - Sia

全力全開ド迫力の熱唱で勝利をもぎ取りに来た
ルーシーとガイアトリの二人って、たぶん結構比較されていると思うんだけど
静かにエモーショナルなルーシーに対して
ガイアトリはとにかく熱血系って感じの歌唱だよね
二人とも、Bオデではストレートなバラードを歌っていただけに
全く逆の方向性に、お互いに突き進んでいった感じがするし

というか、ガイアトリの熱血具合が回を追うごとに強くなっていっているように思う
多少声の響きが悪くなろうとも、構わず爆進する姿
ラストとか、ちょっと声が潰れかけているんだけど、それでも迷わないで歌っている
特に、声潰れかけても突き進むその度胸とパワーはすさまじいものがあるな
本当に120%を出し切って突っ走った感じがあるもの
ジェイミーの歌唱に物足りなさがあったのは、こういう思い切りのある歌唱だわ
というか、今期の他の出場者じゃあマネできない熱のこもり具合があった
でもそれでいて、ただ乱暴に押すだけってわけでなく
ちゃんと想いを乗せて歌っているから、喚いてる系歌唱になっていないという

しかも、方向性的には、実はミュージカル系やGlee とかが好きなんだろうね
こういう、演劇がかったパフォーマンスに違和感がなくて様になっているし
ここまでで一番『ライブショー』をしている出場者だと思うな

しかし、ジェニファーもまた、良い曲を持ってきたもんだわ
このタイミングでSia の Alive は、完全に勝負に出させているし
ガイアトリの魅力と実力を引き出させる最高の選曲だったと思うな
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Belle Voci (曲:Skyfall - Adele

選曲があまりにも意外過ぎる
いや私はまたてっきり、普通のオペラで来るもんだとばかり思っていた
方向性的にはすごく良いよ、面白いよ
個人的には、ここに更にもうひと捻りを入れたいところだけど
だって、選曲が007なだけで、実質やってることはいつものオペラだったから
でもオペラでありながらも、何とかポップスとの融合を図ろうとしていてよかったよ
これで、例えばConchita Wurst 的なパワーを持たせられていたら
私は文句なし叶って思うかな
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Ruti Olajugbagbe (曲:Waiting for a Star to Fall - Boy Meets Girl

原曲聞きに行くまでこの曲だって分からなかった
これはすごいわ
いや、サビのメロディラインで気づかない私も私だけど
アレンジとルティの歌唱での塗り替えがものすごく良いわ
Florence + The Machine っぽさを感じさせる歌唱があるからってのもあるが
何よりルティらしさでの塗り替えが本当に綺麗に決まってて
アレンジ以上にルティの才能だけで原曲が行方不明状態になってるように思う

選曲というか、歌唱的にはね、どうしてもKO戦の方が良かったと思うよ
KOの時はルティ自身の成長性がメインになってたわけだし
でも今回のは今回のですごく良かった
方向性的に前回と全く違う曲を歌っているはずなのに
というか毎回それまで歌ってきた曲とは全く違う曲を歌っているにもかかわらず
毎回ルティらしい歌唱をしていると思わせるだけのセンスがあるって時点ですごいわ
選曲に意外性があるものの、歌唱そのものは毎回とっても素直で
背伸びをしない、等身大のルティを見せるような歌唱をしているからだろうね

個人的に、中間のファルセットがすごく気に入っている
https://youtu.be/Oc0kXFdYI1M?t=62
あそこ惜しいよね、あれで完璧に歌えていたら、相当気持ちのいい歌唱になってたし
んで、細かい技術的な面においても、それまで見せなかったことをしているんだ

いやあ、全開で一気に惹かれたけど
歌えば歌うほど好きにさせてくれるような歌手だよルティは
ただ、一点、衣装の事について言及するとThe X Factor のサイモンっぽくなるがwww
でも、あの衣装はどうかと思ったぞ私は(;^ω^)
楽曲がああいうファッションの時代の曲だから、あの衣装を着せているのは分かるが
でも、やってることそのものは80年代の音楽なわけじゃなくて
今の音楽ってわけでもなく、ルティの音楽をやっているわけだから
正直衣装はすごく邪魔だと思った
もっとまともな衣装を着せるので良かったと思う
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Donel Mangena (曲:Happy - Pharrell Williams

コイツもう人を元気にさせる天才だろwwwwww
ウィルの本気とドネルの本気を見た感じだわwwww
これは楽しいわwww
アレンジの方向性も楽しければ元気なダンスも楽しいwwww
完全にThe X Factor アレンジって感じの編曲とステージングだけど
そこがまたとにかく楽しいんだよなwwww

ぶっちゃけなんだかんだ一番楽しみだったというwww
そして期待通りでもあり、期待以上のステージングをしていて楽しめたわwww
もう歌唱力や幼さが残りすぎてる声や歌い方はどうでもいいから
ひたすら今の道を突き進んでいってほしいね

しかし、これ編曲かなりすごいんじゃない?(;・ω・)
一体何アレンジだよこれ
ベースには今どきのラテン系のノリがあるように感じるが
歌唱と訛りのおかげでアフリカンな感じもすごく強いし
でも80~90年代を思わせるような勢いがあるし
ある意味、一人でごった煮パフォーマンスをやっていると言えなくもない

ウィルチームで言えば、タイかドネルかってところになると思うが
私はもう完全にドネル派だな
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


Lauren Bannon (曲:In the Air Tonight - Phil Collins

ウィルチームに負けず劣らずのセンスの良さ
この曲って、同じフレーズをひたすら繰り返す曲だから
自分なりのアレンジを入れるにしても難しい曲だと思うんだよね
でも、ローレンは歌唱にすごくアレンジをかけまくっていたね
自分自身にアレンジをかけてさえもいるし
ルティやドネルみたいに大きく曲を変えてしまうようなことはしてなくて
ベースはやっぱりフィル・コリンズのIn the Air Tonight なんだ
ただ、編曲に頼らないで、歌唱だけでアレンジしようとする姿勢がすごく良かったし
それができるだけの能力があるってことだとも思ったな
本家に真っ向から勝負を仕掛けているようにも思えたし

ただ、方向性的に一番どうしたいのか見えてこないのもあるという
センスそのものはすごく良いんだけどね
そこがちょっと心配なんだよね
他の出場者全員、その出場者らしいとか、らしくないとかが見えてくるけど
ローレンだけそれがないというか
Bオデ記事 バトル記事 KO記事


結果発表
さて、これで各チーム全員が歌い終わったわけですね
視聴者投票によって視聴者票上位4組が決勝に上がります
発表された順番に(順不同)
通過者
Ruti Olajugbagbe トムチーム
Lauren Bannon オリマーチーム
Donel Mangena ウィルチーム
Belle Voci ジェニファーチーム

なんか綺麗に各チーム一人ずつ残ったな(;・ω・)
私はてっきり、ルティ、ルーシー、ガイアトリ、ドネルの4人だと思ったんだけど
というかガイアトリとルーシーが敗退した理由が分からねえ……
ローレンは応援していたとはいえ、個人的には今回負けると思ってたし
残ったメンバーの中でもそこまで協力ではないと思っていたという
かといって、ジェイミーが残るとも思っていなかったが

ちなみに、集計中のゲストは
昨年優勝の Mo Jamil でした

(Mo って、Mo Jamil だったんだ)


全体の感想
はい、それでは今回はここまでです
どうだろう?(;・ω・)
決勝どうだろう?(;・ω・)
どうなるんだろう?(;・ω・)

こうなると、優勝はドネルかルティのどっちかな気がしてくる
人気が出やすいのはドネルだと思うから、彼の優勝が今のところ最有力か
でも、ルーシーとガイアトリ2人とモノ敗退は痛すぎると思うんだが(;・ω・)
いるだろこの二人(;・ω・)

思うに、今年の全体のレベルって、誰か一人だけが突出しているわけではなくて
割と全体のレベルが拮抗しているところがあって
歌唱力が他より高い、センスが他より良い、ぐらいにとどまっているというか
だから、今回のライブショーに関しても、方向性こそ違えどレベル差はないと思っていた
ただ、そうは言ってもルーシーとガイアトリの二人は
The Voice がThe Voice らしくある上で必要な二人だと思うし
この二人の歌唱力は他よりも突出していたと思うんだ

んで、通った人たちを見るに
ルティ、ローレン、ドネルの3人はセンスの高さにステータス振ってるし
ルーシーとガイアトリは先に書いたようにBオデでどちらもバラードだったから
もしかしたら票が割れたのかもしれない? 分からんが

ということで、次回はいよいよUK版決勝戦です
誰が優勝するのか


次>>
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もくじ記事
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