本当に世界中のThe Voice を見ればEurovisionをより楽しめるのか? 後編

前回の記事の続きです


The Voice Portugal
イギリスやフランスと並ぶ高い歌唱力と
スペイン版並みにエモーショナルな歌唱と豊かな感情表現
そして、伝統的なファドやポルトガル語歌唱の揃ったポルトガル版は
世界有数の歌唱力とセンスのある出場者が集う大会である

ただし、US版ほど圧倒的な歌唱力を持った出場者がいるわけでもなく
ルーマニアほどぶっ飛んだ表現力で挑んでいるわけでもなく
ギリシャほど母国語歌唱が多いわけでもなく
ポジション的にはどこか、器用貧乏感のある大会であるとも言える
ただ、そう見えるのは出場者一人一人がかなりまじめで
冒険しすぎずに歌っているところが強いのと
コーチたちのコーチングの方向性が合わない場合が多々ある為で
とは言え、The Voice シンジケートの中でも上位ランカーであることに間違いはないし
何より、最もコーチ同士の仲が良いため
見ていてほっこりする場面が最も多い国でもある

ポルトガル版最大の魅力はそう言った、ホーム感の強さで
出場者に対してコーチ全員で励ましたり、ハグしたり、健闘を称えたり
出場者以上にコーチ陣の掛け合いを楽しむ人の方が多いと思う

Cláudia Pascoal

元The Voice 出場者で
ESCポルトガル代表となったクラウディアについては
彼女を紹介する記事の方で大量に書き込んでいるのでそちらで
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5776.html

The Voice Portugal Season5
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5225.html


The Voice of Poland
ポーランド版The Voice については昨年見始めたばかりなのと
コーチコメントが基本的に一緒にYouTube投稿されていないこともあって
あまり多くを語ることはできないが
8年続く長寿番組であるのも頷けるほど、個性的な歌手が多い大会となっている
特に昨年は、ロックにレゲエにEDMなど、得意分野の違う様々な出場者が登場していた
ポーランドらしさ、というのはまだ見えていないが
歌われるポーランド語の曲はどれも魅力的であった

また、そこから自分なりに関連動画を渡り歩いて好きな曲を増やしても良いし
そういうきっかけにもなるのがThe Voiceの良いところだと思う

Marta Gałuszewska

ポーランドの国内予選大会に出場したマルタは
ポーランド版The Voice 8期の優勝者にして
元Eurovision出場者のMichał Szpak のチーム所属者でもあった
Eurovision国内予選大会で歌った曲は
The Voice の決勝戦で歌ったオリジナルソング
ポーランド版の特徴なのか、決勝戦で既存の楽曲を歌わせるのみならず
番組が用意したオリジナルソングを、各出場者が歌ったのだが
それを、マルタは一部アレンジしてEurovisionの予選にもっていったのである


ちなみに、ポーランド版The Voiceでのミハウはこんな感じ
Eurovisionでは美しい高音とバラードを武器に歌い
2016年大会で8位を獲得した実力者ではあるが
The Voice ではバラードではなく、ヴィジュアル系ロック歌手の側面を見せる
Eurovisionでしか彼の事を知らない人なら、誰もが驚くことだろう

The Voice of Poland 2017
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5208.html


The Voice : la plus belle voix
フランス版The Voice 最大の魅力はフランス語楽曲と独特の音楽センス
イギリスやウクライナとはまた違った方向性に特化したセンスの良さで
イギリスが正統派アレンジセンスの上手さ
ウクライナがひねったアレンジセンスの上手さを持ってるのに対して
フランスは洋服の着こなしがズバ抜けて高いセンスの良さを持っている
(※あくまで歌唱アレンジの話)

イギリスを中心とした上位ランカーな欧州The Voice の例に漏れず
フランス版も事前審査を繰り返した上で番組収録をしているからか
大前提として上手いことが当たり前の状態となっている

そして、ここからが重要なところなのだが
フランス版に出場する人たちは、おそらくどの国よりも自分の歌唱を理解している
自分の持ってる歌声や技術から、どういう歌唱が出来るのか、どういう曲が合うのか
どの曲をどのようにアレンジすればいいのか、またアレンジできるのか
その辺りの計算高さがあるのではないか、と思うほど
声や歌唱方法に対して選曲がぴったしハマっている
選曲ミスをする人も持ちろんいるが
曲を自分のものの様に歌うことに関しては、フランスはトップクラスに高い
ただし、イギリスの様に自分の言葉で歌う、というのとは少し違う
ゆえに、イギリスは正統派で、フランスは着こなし派なのだと思う

Lucie Vagenheim

フランスの国内予選大会 Destination Eurovision の
公式YouTubeチャンネルが自ら出場者の動画全て取り下げてしまっている為
彼女の国内予選ライブパフォーマンスを見ることはできないが

昨年2017年に放送されたフランス版The Voiceの出場者である

ルーシーはフランス版出場者の中でも、特別カリスマ性が高く
歌唱力の高さと表現力の高さ以上に
聞き手を惹き込む目を持って歌う歌手であった
ただし、コーチとなったフロンの方向性と合わず
フロンの押し付けた正統派歌手タイプな歌唱のイメージによって
伸び伸びと自分のセンスを伸ばすことができないでいた
もちろん、フロンはフロンで名コーチであるが

どれだけレベルの高いThe Voice だろうと
出場者のレベルやコーチの能力が高かろうと
組み合わせが上手くいっていなければ、本領を発揮しきれないことがある
それは、どの国のThe Voice においても同じことが言えるため
そこでやきもきすることも多いだろう
ただ、出場者の歌唱が上手くいかなくても、コーチが緩衝材になると思えば

ちなみに放送当時、私はルーシーが激推しでした

The Voice France 2017
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4584.html


The Voice van Vlaanderen
フランデレンのThe Voice というタイトルのこの番組は
ベルギー版The Voice の事を言う
ご存知ベルギーのEurovision代表者は内部選考で決まっていた為
そもそも予選大会が存在しない

しかし、今年のEurovision代表に決まったSennek が歌った曲『A Matter Of Time』は

Hooverphonic のベーシストAlex Callier が手掛けており

そしてそのアレックスは、ベルギー版The Voiceのコーチも兼ねていた

必ずしもコーチは歌手でなければならないわけではない
その典型例がアレックスである
The Voice 決勝戦での出場者とコーチデュエットパートでは
デュエットではなくベース演奏で出場者とセッションをしてもいるし
リトアニア版The Voice でも同じようパターがあった

また、そうしてその国ごとの歌手について知っておくと
「このESC出場者に曲て供した人は、過去に別の国の代表者にも提供してて」という
分析するような楽しみ方ではなく
間接的に自分の好きな歌手や音楽家が関わる楽しさがある

なお、ベルギー版The Voiceについては
歌唱力表現力ともに申し分なく、iTV期のイギリス版The Voiceに近いと言える
何より、全体的に、どこかシックな雰囲気が漂っているため
感覚的に上品な番組を見ているかのように感じることだろう

また、公式的に番組のオンデマンドを(無料会員登録必要)見ることができる為
番組全体の感触を知ることのできる数少ない大会であるとも言える


Lietuvos Balsas / The Voice Of Lithuania
リトアニア版The Voiceは、アルバニア版に非常に近く
全体の歌唱力や出場者のレベルそのものが、あまり高いとは言えない
さすがに決勝戦が近づくにつれて歌唱力の高い人たちが残るが
アルバニア同様、出場者の平均年齢が低く、かつ、女性が多いことから
同じように緩やかな衰退を辿っているのではないかと考えられる
アルバニアと違って、こちらは1シーズンしか見ていないので何とも言えないが
また、新参コーチが多めに構成されたコーチ陣であったためか
ほぼ皆勤の一人を除いてコーチの能力もあまり高くない

ただし、アルバニアはよりかは多少マシな程度のレベルの番組であるため
このブログではアイドル養成学校中等部 という位置づけで見ていた
もっとも、全員が全員、歌唱力のレベルが低いわけではない
上手い人はちゃんと上手いし
リトアニア版の中でも印象に残った歌唱や出場者も多い

ちなみに、アルバニア版との共通点は多く
平均年齢が低い、女性が多い、以外に
英語歌唱ばかりで母国語歌唱はほぼ皆無(全くないわけではない
別の言語を歌うにしても母国語ではない
コーチのコーチング能力が低い
そもそも事前審査が甘そう
等が挙げられる

余談だが、ラトビアのEurovision代表曲は良く歌われる

Monika Marija

リトアニアのEurovision国内予選大会に出場したモニカ・マリヤは
リトアニア版The Voice5期の優勝者である
リトヴォの放送期間が2017年9月に放送を開始し
2018年の1月15日に放送終了したのだが
諸事情により、Eurovision国内予選大会の出場者が辞退したため
急遽同月7日から放送開始していた国内予選に参加することになっていた
モニカが参加したタイミングこそ2月5日放送分であるとはいえ
異常なハードスケジュールであったことは間違いない

ちなみに、モニカ・マリヤを担当したコーチは
Eurovisionのリトアニア代表として2度もステージに立った
Donny Montell こと Donatas Motvydas である

ドナタス先生はリトアニア版の中では唯一、長年継続してコーチをしている
それもあってか、Eurovisionのポップ歌手としての面影は全くと言っていいほどなく
むしろThe X Factor のサイモン・コーウェル並みにストイックで
かなり厳しい鬼コーチとして出場者をビシバシ鍛えていた

The Voice Lithuania 2017
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5224.html


Голос країни
ウクライナ版The Voice (以下ウクヴォ) は、欧州版の中でもズバ抜けてレベルが高い
全体の歌唱力が毎年安定しており、コーチの鍛え方も上手い
単純なカラオケ大会としてはUS版が世界最高峰だが
その上で自国の文化に誇りを持って歌うのはウクライナがトップと言えるだろう
ギリシャと並んで国内音楽をメインに歌う国でもあり
間接的であるにせよ、その国の音楽文化に触れることになる
民謡そのものか、もしくは民謡ベースのアレンジ曲の豊富さであり
ウクライナ音楽に興味あるが調べ方が分からないなら
この番組を楽しみながら、現地で好まれている音楽に触れるのが良いだろう

また、生バンドの力を余すことなく使い、楽曲を大幅アレンジする事にも定評があり
出場者は自由に自分たちの音楽を表現できる場でもあると言えるだろう
(コーチがどういう方向性でさせるかにもよるが、割と伸び伸び歌ってると思う)
The Voice の面白さが凝縮されたような番組でもある

ちなみに、コーチの一人はEurovision 元ウクライナ代表のTina Karol で
ほとんど皆勤レベルで参加し後輩歌手を育成し続けている上に
出場者を優勝に導いたこと2度、準優勝2度
更にキッズ版にも出演している彼女は、そちらでも2度、出場者を優勝に導いている
おそらくウクライナ国内でもThe Voice コーチとしての名声の方が大きいと言えるだろう

ちなみに、Illaria や代表者となった MELOVIN も
ウクライナ国内のオーディション番組出身者でもあるが
個人的に未視聴範囲なのでコメントできない為、今回は割愛する

Інгрет Костенко (Ingret Kostenko)

ウクヴォ7期に出場したエスニック系エレクトロニカ歌手
私が初めて見始めたウクヴォがシーズン7であり
ウクヴォを継続して見続けようと決めたきっかけになった歌手でもある
オーディション段階ではまだエスニック系歌手としての道を歩んでいたものの
コーチとなったポタプの影響か、元からのセンスの良い曲が好きだったのか
センスがいいの次元を遥かに凌駕した、ぶっ飛んだ歌唱をする歌手へと成長していった
https://youtu.be/mQsS-OwY-Kk?t=

彼女の歌唱はウクヴォ出場時点で既にクセが非常に強く
じゃじゃ馬ロデオみたいにぴょこぴょこ音程を跳ねさせたり
トンボやハチドリみたいに、唐突に違う方向へ舵を切って
一般的な歌唱セオリーガン無視で好きに楽しもうとする歌い方が特徴であった

コーチとなったポタプとの交友関係はウクヴォ以降も続いているようで
現に、国内予選での曲は、ポタプとの共同制作との事

Юлія Запорожець (Yuliya Zaporozhets)

イングレットと同じく7期ウクヴォの出場者
ピアノ弾き語りをメインに歌う彼女は
しかし、よく聞くようなバラード歌手ではなくジャズ歌手の感触が強く
かつ、まるで椎名林檎のような独特の世界観を持って歌うタイプ
歌唱技術的にクセのあるイングレットはまた違った意味でクセがあり
彼女の歌唱は全て彼女の作風に繋がっていく


ウクヴォ7期でもウクライナ国内予選大会でも
強烈に歌唱力や個性のある出場者が多い中で
それでも埋もれることなく個性を発揮できるレベル
このままEurovision ウクライナ国内予選大会で見せた方向性で突き進めば
向かうところ敵なしのオリジナルジャンルに到達できそうな気がする

Костянтин Дмитрієв (Constantine)

後ろを見ないで前に突っ走る勢いの良さが魅力のコンスタンティンは
Eurovision国内予選大会に出るにあたって、一つの方向性をもらっていた
それまでは、勢いこそあったものの
まだまだ自分のスタイルを確立させられていなかったため
アーティストとしての方向性をもらえるようになったのは大きいと思う
ただ、国内予選時はイヤーモニターの調子が悪くなかったのか
キーを外して上手く歌えていなかったのが残念であった


ちなみにThe Voiceの時の伝説的な名場面
本当は歌が上手いんだ


Влад Каращук (LAUD)

ウクヴォ出身者でEurovision国内予選大会までの間に最も成長したのは
個人的にはLAUDだと思う
彼は元々歌唱力が高く、少し癖のある歌唱が特徴的だったが
イングレットの様に独特の世界観やセンスを持っているというわけではなく
マジメすぎる性格が災いして、歌唱が単調になりがちであった
Eurovision国内予選でもその悪いクセは抜けていなかったが
とは言え、コンスタンティン同様、彼にピッタシな方向性を与えられたことで
彼らしい歌唱だけでなく、彼らしい音楽が生まれたように思う


ウクヴォ時代は、私は彼の事をそこまで応援していなかったが
とは言え、ウクヴォ6期の決勝戦まで勝ち上がるだけの実力は確かにあったし
誰よりも安定した歌唱をしていた
自分の歌をもらったためか
ウクヴォの頃よりもやわらかい歌唱が出来るようになった彼は
今後の音楽活動を経て魅力的な歌手になることだろう


Сергій Бабкін(Sergey Babkin)

ウクヴォ7期と8期のコーチである
6期メンバーのLAUDとコンスタンティンとは面識がない者の
7期メンバーんユリノザとイングレットは面識があり
両者ともにセルゲイのチームではなかったものの
出場者と肩を並べて歌うことになるとは、私が思っていなかった


元ESC出場者がThe Voiceに出場することも、コーチとして参戦することも多々あるが
The VoiceコーチがEurovisionに出場するパターンは極めて少ない
私が知ってる限りではアイスランドのSlava と アルメニアのセヴァークぐらいである


The Voice Ukraine 2016
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4840.html
The Voice Ukraine 2017
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4512.html



全体の感想
もう一度書いておくが
1.The Voice を見ていると Eurovision をさらに楽しめる
2.Eurovision 以上に母国語歌唱を聞くことができる(国によりけり
という2点を挙げたが、このほかにも
その国で流行ってる音楽や往年の名曲に触れることが多いので
例えばベルギーのコーチアレックスの様に
どこかでその国の有名な歌手との共演に驚かされることもあるだろうし
あるいはEurovisionのオープニングアクト、インターバルアクトで
知ってる歌手が登場すればそれだけで楽しさが倍増することだろうと思う
なので、どちらも一緒に見ると、どちらの番組もより楽しめると言えるだろう


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2Comments

通り酢ガリ  

オーディション番組の功績

今年の本選出場者のBオデまとめ

https://m.youtube.com/watch?v=6sdSbu3OYU0

2017年版

https://m.youtube.com/watch?v=DgMZyqXPptc

2016年版

https://m.youtube.com/watch?v=WMZuNpj3zlE

ヴォイスだけでこんないるんだ(;・ω・)

Xやゴットタレント、さらには日本では知られてないようなオーディション番組もいれたら相当な人数がなんらかのオーディション番組出身じゃないのかな(;・ω・)

でもこれは埋もれている才能を発掘するという点ではものすごく貢献している証拠であって、たとえ優勝できなくても歌手として活躍している人達はいっぱいいるわけだし、各国の音楽界におけるオーディション番組の重要性は年々高まっているはず

こういうの見ると日本の音楽界がオワコンとか言われるのが納得できるところが多々あるのが悲しいよなぁ…

2018/05/20 (Sun) 15:31 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: オーディション番組の功績

> 通り酢ガリさん
私も今年の出場者のBオデまとめ見ました!
でもセヴァークが私の中だと出場者のイメージ全然わかなくて
それで今回こういう記事にした経緯があるという
しかし、こう数年分を見ると、やっぱりThe Voiceすごいな

海外のフォーラムとか稀に覗きますが(歌詞和訳の時の参考になる解釈探しで)
The Voice出場者はもういいよ、って言う否定的なコメントがちらほらあって
まあ、日本人からしたら、演劇にも映画にも声優にも元A〇Bがいる
って感じの感覚になるんだろうなって言う

> さらには日本では知られてないようなオーディション番組
世界数カ国にフランチャイズされている、イスラエル発祥の番組
Rising Star がまさにそれですからねえ

オデ番組については、日本でないものかと調べる過程で
色々と話題を見つけたのでついでに書いておこうと

ネットオーディションとか他に選択の幅が広がったから
ムリにテレビのオデ番組に出る必要がないから日本では廃れた
って言う考察を見つけて、それもあるかもしれないけど
日本の音楽業界やオデ番組が廃れたのって
もっと根本的な癌が問題だと思うんですよね

数年前にやってたフジテレビのアカペラ対決番組「ハモネプリーグ」
あれで、3年連続で出場して優勝できなかった大学生チームが
就活もあってもうその年が最後ってタイミングなのに準決勝敗退して
その後で審査員たちで選ぶ敗者復活枠で
「3年生でもう番組に出れないし、かわいそうだから」って言う理由で復活して
そのままそのグループが優勝した時は
「ああ、なるほど」って思いましたね

2018/05/20 (Sun) 22:21 | EDIT | REPLY |   

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