The Voice : la plus belle voix 2018 準決勝 レビュー記事

フランス版The Voice 2018 の準決勝を見ます!!
ラスト目前! セミファイナル!

今回で各チーム1人ずつとなり、次回の決戦を迎えるわけですが
普通に考えれば、ヤスミン、フレデリックの二人はかたいと
でもどっちも選曲に左右されまくるという(特にヤスミン
マエルVSモデーヌがどうなるか分からないんだよなあ
だってどっちも選曲が合うとトップに躍り出るだろうし
まあ、マエルはこれまでチーム内視聴者票1位で通ってきてるから
選曲さえ外さなければマエルの方が通りそうだけど

一番分からないのは、クサムVSエッコだよね
このバトルは正直本当に読めない

という事で、チーム内ではこれがラスト
それでは見ていきましょう!

フロンのチーム
Raffi Arto (曲:J’irai où tu iras - Céline Dion & Jean-Jacques Goldman

やっぱりラッフィはこういう楽しい曲を歌ってこそだよ
ブギウギやロックンロールで元気に歌うのが一番だわ
どっちかって言うとThe X Factor に出場するようなアイドル系って思わせる方が
彼の歌唱やキャラクター性にとても合っていると思うんだよね
どの道、歌唱力勝負を仕掛けたところで、歌唱力での上位陣にはかなわないわけだし
彼の歌唱力が低いって言いたい分けてはなく、単に上が強すぎるって意味で
そして、今回もキーボードパフォーマンスを入れているのも良かった
キーボードが完全にラッフィのトレードマークの一つになっているよね

しかし、いくら今回の歌唱が前回よりも良かったとはいえ
Bオデの頃の方が何も考えずにハッチャけて楽しそうに歌っていたなって思った
フロンのコーチングのせいなのか、ライブショーで緊張しているからなのか
上手く歌えているけど、BオデやAFと比べたら、歌唱が結構固いな
キーボードを演奏した後からだいぶ調子を戻すけど
今まではもっと濁りのない、明るい声で歌っていたんだね

歌唱的には、楽曲や歌唱の構成的に
盛り上げる場所とそうでない場所とを設けてメリハリをつけるなんてことをせず
最初から最後までクライマックスの全力疾走だった
ラッフィの歌唱は、割と早い段階から天井が分かっちゃってて
Bオデより良くなったとはいっても、マエルやエッコほど劇的に成長したわけではないから
成長性にも今一つ期待できない状態ではある
ともすれば、彼が常々持っていたカードで勝負するしかなくて
今回はそのカードを上手く使って、彼なりに彼らしい歌唱をしてくれたって感じがする
もっとも、この時点でこの歌唱であるなら、少なくとも優勝はないと言えるが
まあ、良くも悪くもラッフィらしい歌唱だったと思うよ
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Yasmine Ammari (曲:Historia de un amor - Luz Casal

前回の曲よりかは合っているとは思うが
なぜフランス語の曲でなくスペイン語の曲を歌わせたのか

フロンの采配が謎過ぎてまじめにやってるのかどうかって言う
ヤスミンはフランス人じゃなくてアルジェリア人だから
ただでさえ逆風吹き荒れる中で歌ってるのに
そこに来てフランス語の曲じゃなくてスペイン語の曲を歌わせるのって、どうなんだ

しかし、歌唱そのものは素晴らしかった
前回のやりすぎな歌唱と比べても、遥かに綺麗に歌えていると思ったし
ちゃんと歌えているというか、ずっとナチュラルな表現で勝負できているように感じた
それに、カラオケ状態のラッフィと違って、ちゃんと自分らしく歌えているもの
スペイン語の曲を歌いながらにして、どことなくアラビア語で歌ってるように聞こえるし
誰が聞いてもヤスミンが歌っているって気づけるような歌唱になっていた
それに、前回の失敗分を挽回するかのようなアレンジになっているようにも見える

惜しいのが、これを前回やれていればなあって言う事だよなあああああ
いや、先週これをやったとしても、フレデリックの歌唱に勝てたかどうかってところだが
それでも、ヤスミンの歌唱は、もはやフランス版の中では唯一無二の歌唱になってるよね
他の人に同じことしろって言っても、歌唱力や表現力が高くでもできないと思うもの

てか、これって本当に最初から最後までスペイン語で歌ってるんだろうか
途中でフランス語かアラビア語があるような気がしてくる不思議
それだけ、ヤスミンがユニークな歌い方をしているってことでもあるが
楽曲の雰囲気的にはこれまでのヤスミンらしさも出せていて、これはこれで良いかな?
不安なのは、大人し目というか、静かな曲ってところぐらいか
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Raffi Arto & Yasmine Ammari
(曲:Katchi - Ofenbach vs. Nick Waterhouse

ラッフィ、ソロ曲よりも生き生きした歌唱をしている
そうそう、このぐらいの声の明るさで歌ってほしかったんだよ
この歌唱でソロ曲を歌ってくれていたら、だいぶ印象も変わったよ
しかし、これはラッフィを通す気満々の選曲だよなあ……
選曲だけじゃなくて、ボーカルパフォーマンスばっかりで
ヤスミンあんまり歌ってないように聞こえるし
ラッフィばっかりが目立っているようにも感じる

結果発表
勝者はRaffi Arto
ああ……、ヤスミン……
ソロ曲の選曲から、デュエットでの歌唱に至るまで
フロンがラッフィを通そうとしてるのが露骨に出てたから
もしかしたらラッフィが通るかもしれないと思ったけど……
実際はそれだけでなく、先に書いたみたいにアルジェリア人だからってのもあるだろうし

あと、推しの出場者が敗退したら、基本的に
ウソおおおおおおおおお!?!?
とかってテンション高めに書くつもりでいるんだけど
なんかもうフロンがコーチだと「そりゃそうなるわ」って思ってしまうのがなあ
内心、アルジェリア人だからって言うことよりも、フロンのコーチングがしっかりしてれば
フランス人パワーで優勝できなくても、決勝にはいたと思うもの
にしても、The Voice としてはこの結果はおかしいって思うな
歌唱力の高い出場者がなぜ敗退するのか
イギリスやウクライナを見た後だと、この辺りすごい不満


パスカルのチーム
Ecco (曲:Rolling in the deep - Adele

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ダメだ……、曲に歌わされている……
対戦相手がクサムだからって言うのと、似たような曲ばかりにならないようにしたのか?
だけど、正直これはすごくリスクのデカい賭けに出たと思ったよ
イントロの時点では、この曲が好きだって言うのもあって期待していたし
歌い出しからサビまでの間も、いつものエッコらしく丁寧に歌い上げられていたと思う
しかし、その歌唱を聞いていると、聞けば聞くほどソウルが足りていない様に感じる……
歌い方があまりにも優しすぎて、曲の良さもエッコの良さも出ていないんだ
前回の曲はエッコにぴったし合っていたのに、若さと純真さが武器になれてたけど
今回は若さも無垢さも弱点になっていて、カラオケっぽい歌唱になっていた
特にサビの歌唱が、声量の問題でなく、熱のこもり具合で弱々しすぎるよね
彼女なりに頑張って歌ってるんだけど、頑張れば頑張るほどカラオケになっているし

迫力を出そうとか、カッコよく歌おうとか、ソウルフルに歌おうとか
エッコのやってることは、普段自分がやらないことをやろうとしているだけで
そういうのが自然と出てきているわけじゃないんだよね
そういう風に見せようとしているだけで、中身が伴っていないわけだから
いや、さすがに歌詞の中身の事を考えて歌ってはいるんだろうけども

それもあって、今回の彼女は背伸びをした状態で歌っているように感じてしまう
等身大の女の子が自分の胸のうちを開けるような前回と比べると
やっぱ綺麗な曲を歌わせるほうが合っていると思うんだ

それに、全体的に曲に振り回されて、自分らしく歌う余裕もなく
ただ曲に合う様に歌わされている状態になっている
部分部分で自分なりのアレンジを挟めてはいものの
場の流れを大きく変えられるほどの力があるわけでもないし

彼女が上手いのも分かるし、ヤスミンみたいに絶望的に曲が合わないわけでもないが
上手くはいかなかったよなあ……
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Xam Hurricane (曲:Et maintenant - Gilbert Bécaud

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今回のクサムがあまりにも素晴らしすぎる
ヤバい……、これはすごい……、素晴らしすぎる……
選曲と歌唱的には、これまでのクサムでは考えられないような
丁寧に、一歩ずつしっかりと足場を踏みしめて山頂を目指すような構成になっている
クサムは前回やバトルの様に、勢い任せな発狂歌唱を最も得意としてきていて
聞く側としても、そういうクサムの姿が一番聞きやすくもあったし
逆に、勢いを抑えてゆっくり丁寧に歌う曲では、ラッフィ同様
声を伸ばしたり、歌唱の中に繊細さを生ませられず、どこかカラオケ的に歌っていた
でも、今回の歌唱はスローテンポな曲でありながら、とてもパッショナブルで
むしろ、いつものクサムらしく情熱的で、かつ迫力を持って歌ってる状態だった

四方八方に尖っていたクサムのセンスを、荒い部分を削りつつ
この道の終着点に到達させたような状態になっていた
間違いなくクサムの最高傑作的歌唱だったと思う

正直に言うと、歌い出しの段階では、ラストの状態になるとは思っていなかった
いや、そう思わせないような構成になっているのだから、素晴らしい
歌い出しからしばらくは、丁寧に、しかも優しさのある歌い方をしている
それだけで、初見時はいつものクサムとは違うと思わせるものがあったけど
歌唱がどこか幼くも感じて、カラオケ的に感じる素人さがあるように見えた
まるで、歌を始めた頃の自分を思い出しながらの歌唱であるかのように
表情や、特に眼の中に無垢な感じや幼さを出している
それでいて、チラチラと見せる、クサムらしいパッションが込められていて
そして、そのパッションが徐々に徐々に膨れていくような歌唱をしている
楽曲も、ボレロ的に少しずつ勢いと楽器を増やしていっているし

中盤辺りになると、いつの間にか歌唱に力を入れまくっていて
サビ前なんかも叫ぶ瞬間もあった
だけど、サビに入ってからの歌唱で、一気に状況が変わる
体のバランスを崩してこけながらも、笑い声を入れるパフォーマンス
発狂してるような絶叫パフォーマンス
そしてラストのマイクを落とす演出
いつもの発狂クサムだ
だけど、確実にいつものクサムとは違う
彼は自分の道を進んで、一つの答えを見つけた
そう思わせるような歌唱になっていると思った
今までで一番の歌唱だったよ
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Ecco & Xam Hurricane
(曲:Mourir demain - Pascal Obispo & Natasha St-Pier

クサムはさすがにさっきの歌唱が凄すぎて、ちょっと抑え気味に聞こえるけど
バトルラウンドでの大はしゃぎパフォーマンスとは何だったのかってぐらい
エッコに合わせた優しくて丁寧な歌唱が、結構ハマっているのが良かった
対してエッコは、なんかもう最初から最後までリラックスして歌えてるように見えた
声の出し方や声の張りの良さからしても、『Rolling in the deep』で感じた無理やり感がなく
エッコらしい、まっすぐな歌い方が出来ているように見えた

これすごく好きだな
青空が見える系の曲なのも好きだし
二人でちゃんと一つのユニットらしく歌えているところが素晴らしいし
二人共の歌唱が本当に綺麗にこの曲にハマっているのも良かった
ライブショーに入るまでは、パスカルのコーチングに疑問を持っていたものの
出場者の事をよく考える、素晴らしいコーチングっぷりだよ

結果発表
勝者はXam Hurricane
まあ、これはクサムが勝つよなあ
エッコが今回、選曲がはまらなかったのが残念だった
完全にカラオケになっていたもの
んで、こうしてみると、実は3曲とも方向性は同じで
それぞれに合わせた曲を歌わせるというよりも
グランドフィナーレに向けた、チーム内最終決戦としてふさわしい曲を選んだんだろうね
エッコがそれを上手く歌い切れなかったって事だけど
エッコは残念だったけど、クサムはフレデリックに匹敵する歌手になったとも思うからね


ザジのチーム
B. Demi-Mondaine (曲:The Show Must Go On - Queen

いやあ……、これは上手く歌えていないでしょ……
モデーヌって時々リズムを崩してるのか、崩れてるのか、判断に困る歌い方をするよね
今回のはまさにそれで、リズムガッタガタだから、酷く音痴に聞こえる歌唱になっている
音程は全くといっていいほど外していないし、本当はものすごく上手いのにね
歌唱の崩し方の一例で、本当はすごくテクニカルなことをやっているんだけど
それが、視聴者に伝わりにくかったっていう可能性も否定は出来ないしなあ
あるいは、歌詞が英語だからガッタガタに聞こえてくるのか?
とにかく、これはパッと聞いても準決勝で聞くような歌唱じゃなかったと思う

前に、諸外国の言語と違って、英語はストレートに想いをぶつける言語だから
それが歌唱や楽曲にも良く反映されている、と言うようなことを書いたことがある
ミュージカル系の楽曲や歌唱って、結構そういう方向性の曲だと思うし
逆にフランス語の曲やフランス人の歌唱は、まっすぐストレートなのとはちょっと違う
英語の曲が持っていないリズムで歌っているなって思うことはあった
今回の歌唱は、それが悪い方向に働いた感じだよね
フランス語のリズムのまま英語の曲を歌おうとしたからチグハグしていたのかもしれない

でもなあ……
明らかに歌えていないところがあるというか
練習不足の準備不足が祟った歌唱になっているところもあるんだよなあ
例えば、シャウトすべきところをバックコーラスに頼り切ってるところ
何もかもを原曲の通りに歌うべき、なんてことは絶対にないと思うし
自分なりの歌い方でその曲を表現したらいいと思うけども
原曲を歌ってるフレディ・マーキュリーが美声で押してるところを
高音が出せないからってはなから諦めてるような歌い方をされると
やっぱりどうしても全体の印象も変わってきてしまうものね

いずれにしても、今回のモデーヌはよろしくなかった
聞きづらい難しさがあるのももちろんだけど、何より聞いていて楽しくはなかった
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Maëlle Pistoia (曲:Diego libre dans sa tête - France Gall

モデーヌの後だからすごく上手く聞こえる
前回までの印象だと、マエルがいくら上手くても、モデーヌが勝つだろうと予想してたが
モデーヌがほとんど自爆したような状態だったから、ある意味天運にも恵まれたか

歌唱自体は若干、カラオケっぽさというか、背伸びしてる感じがあるものの
一言一言を噛みしめて丁寧に歌い上げる姿勢が何より良かったな
前回みたいに歌が前のめりに走ってしまうようなことはなかったわけだし
それだけで、もうだいぶ印象が違って聞こえてくる
やっぱり落ち着いて歌えば綺麗な歌唱が出来るんだよ

ただ、声を張って歌うところがちょっとなあ……
英語の曲を歌ったモデーヌと違って、フランス語の曲で勝負しているマエル
英語歌唱をするかのように、とてもまっすぐな声の出し方をしているよね
これがねえ、良くも悪くもって言うポイントだと思うんだよねえ
下手にひねらないで、素直に歌うことでモデーヌみたいなリズムズレを起こさないでいるが
とはいえ、歌唱それ自体は素人臭さの方が前面に出てしまっている

彼女なりに表現力を持って、この曲のメッセージを伝えようとしているのは分かる
ワーっと勢いだけで歌い上げるんじゃなくて、複数の意味が込められているかのように
言葉の裏に隠されたメッセージを伝えるように、歌唱に深みを持たせようとしているのは分かる
これはこれで、悲痛さや悲しさを上手く表現しているとは思うよ
ただ、カリスマ性がそこになくて、練習した曲を頑張って歌ってるように聞こえるし
むしろ、メッセージを伝えようと気持ちが前に出過ぎた結果
肝心のメッセージそのものが伝わり切らないでいるように感じた
言いたいことを伝えるんじゃなくて、伝える行為そのものに力が入りすぎてる感じ

オーディションフィナーレや生放送1回目での歌唱の事を思うと
出来ないはずはないんだよね、マエルに驚くほど深みを持たせた表現力での歌唱が
そういう歌唱を見せてくれてるんだから、やっぱりそういう歌唱を期待するよ
それもあって、いささか味気なく、物足りない歌唱になってるように聞こえたんだな
YouTubeの再生数や評価割合を見るに、この意見は少数派だろうけどね
でも私は、生放送1回目みたいな、ジェネリックじゃない
センスだけで歌ってる彼女が見たかった
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Maëlle & B. Demi-Mondaine
I Put A Spell On You - Annie Lennox

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モデーヌが上手いのかどうかよく分からなくなってきた……
マエルの方がよっぽど上手く歌えているように聞こえる
この曲に関して言えば、大きく崩してもいいだろうし
むしろそうするぐらいの方が良いとは思うけども

てか、どっちかって言うとモデーヌ有利な選曲のはずなんだよね
ソロ歌唱部分をここで挽回するチャンスでもあるわけだし
だけど、モデーヌはソロ歌唱の時と同じように、英語の曲だからかリズムが酷いことに
特に酷いのはマエルと合唱する部分
最低限、合わせて歌うべきだよなあ

逆にマエルは格上との対戦だからか、ソロ曲での歌唱よりも力が入っているように見える
英語歌唱に必要なストレートな言葉の飛ばし方が上手くできているし
曲にあった歌声を出せるのはモデーヌだろうけど
今この瞬間でステージをリードしているのはマエルだと思うな

結果発表
通過者はMaëlle
マエルにもいろいろとごちゃごちゃ書いたけど
でもこれは妥当な結果だと思う


ミカのチーム
Frédéric Longbois (曲:Nessun Dorma - Luciano Pavarotti

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優勝に最も近い男、オペラを歌う
もうタイトルだけで「あっ、ポール・ポッツが歌った曲だ」って分かったが
ポールのような歌唱ではなく、『Nessun Dorma』をよりポップ調にアレンジ
歌詞もサビまではフランス語にしているっぽいな
これ上手いと思ったのが、楽曲そのものをオペラのままにして歌わずに
全体の楽曲構成をポップバラード調に変えていることで
本来のオペラ曲としての、オペラ歌唱の技術が必要ではなくなっているところ
本当だったら、もっと声を伸ばして、もっと迫力を持たせて歌うべきなんだけど
途中でぶつ切りにしてしまっても問題ないような構成にしているんだよね
この発想は面白いと思ったし、ポップオペラとしても上手くできていると思った

まあ、さすがにポール・ポッツの歌唱を聞いたことがあると
いや、オペラである以上は、ちょっと物足りない歌唱にも感じるけどね
何より、声を伸ばさずにブツっと切ってしまっていて、余韻を全然残していないから
ダイナミックでスペクタクルな歌い方でだいぶ誤魔化しているけど
やっぱり、最低限必要なオペラ的な歌唱は残しておくべきだと思った
オペラもやっていたミカなら、この辺りもう少し鍛えても良かったと思うが

あと思ったのが、オペラもどきな歌唱をしたからなのか
全体的に、ジェネリックな歌唱に見えた
流石に、前回の奇跡を何度も引き起こすのは難しいかもしれないけど
それでも、やって欲しいことは奇跡の連発であって
それなりに上手い歌唱ではないんだよね

まあ、でもほんと選曲に対するアレンジは目から鱗だったし
発想自体は面白いと思ったから、これはこれで私は好きだよ
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Casanova (曲:Kid - Eddy de Pretto

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これまでのカサノヴァの歌唱の中では頑張ってる方だと思う
ステージ演出と合わせて、一つの作品になっている点も
ラップ歌唱が結構ハマっているところも良かったな
まあ、カラオケ歌唱って感じだけど
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Frédéric Longbois & Casanova
La Carioca - Vincent Youmans

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フレデリックはどうしてこうデュエットが上手いのか
これフレデリック一人だったら、それはそれで上手く決まっていると思った
バックダンサーがいたりしても、丁寧に歌えたと思うし
それなりにスタイリッシュに歌えていたと思う

だけど、フレデリックがいるって言う、もうそれだけで
全体の歌唱がコメディパフォーマンスになってしまうというwww
慎重さを武器に笑わせたり、コリオグラフで笑わせたり、歌唱で笑わせたり
カサノヴァ一人だと地味な歌唱になっていたところを
フレデリックのおかげで楽しい曲になっているのが面白かったわ

結果発表
勝者は Casanova

フランス人の耳腐ってる


全体の感想
え~……
最後の最後でフレデリック敗退か……
ヤスミン敗退は、でも実はそこまでショックじゃなくて
フロンコーチングならいつか敗退するだろって思っていたからなあ
フレデリックはあれでカサノヴァに負けるとは思っていなかったから
これは意外過ぎてどうにも……

まあ、カサノヴァ今回頑張ってたのは頑張ってたからねえ
タイミングが悪かっただけで、カサノヴァの覚醒回だったと言えなくもないし
ぶっちゃけ、今回ちょっとフレデリックいまいちだったからなあ
でも私がフレいまいちだと思うのは、ポール・ポッツ見たからで
どちらにしてもフレがカサノヴァに負ける道理はないと思うんだが

そして、順調に勝ち進んでるマエルと
今回、全チーム合わせてのベストパフォーマンスをしたクサム
どっちも対戦相手が自爆したところもあるが
特にクサムは過去最高の歌唱で勝負したからね

という事で
各チーム一人ずつ残ったわけで
フロンチームのラッフィ
ミカチームのカサノヴァ
ザジチームのマエル
パスカルチームのクサム

これザジチームのマエルか
パスカルチームのクサムのどっちかが優勝じゃないと
ラッフィとカサノヴァだと不満が出るな
数歩譲ったとしてもラッフィで、カサノヴァはないと思うが

それでは次回最終回
誰が優勝するのか
(マエルもクサムも今の所選曲に左右されるよなあ)


>>次
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<<前
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もくじ記事
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4Comments

通り酢ガリ  

うむ(`・ω・´)

やはりマエルちゃんとモデーヌさんの決戦になったか

決勝行きはこの二人のどっちかだろうとは思ったけどね

ってーかモデーヌさん自爆いうか

これそもそも選曲ミスだろおぉぉぉぉぉぉ

>高音が出せないからってはなから諦めてるような
>歌い方をされると

そもそもモデーヌさんは高音歌唱よりから低~中音メインで渋みと尖りのある歌唱が武器だったのに、鬼畜高音パートを要求されるQUEENの選曲をもってきたこと自体が間違いだとしか思えない(;・ω・)

対してマエルちゃんがいつも通りにバラード曲でしっかり歌い上げてきたらそりゃそういう結果になりますがな

前回の歌唱が良かっただけにこれはないわぁ、ザジ姐あかんわぁ(ーー;)

そしてフレデリックとヤスミンがW敗退かぁ

まぁおじいちゃんに関しては去年もルーシーを危うく崖っぷちに追い込んだ経緯があるのを考えると、ねぇ

そして初コーチのパスカルがここに来て一歩リードか、クサムの実力自体があるし少なくともあまり博打に出るような選曲はないだろうから事実上はマエルちゃんとクサムの頂上決戦になるか( ・`ω・´)

2018/07/01 (Sun) 14:19 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: うむ(`・ω・´)

> 通り酢ガリさん
The Voice 記事は基本、アップするとかなり早くコメントしてくれてるのに
準々決勝分のコメントされてなかったから、最近忙しいのかな
The Voice 記事は2日に1記事→3日に1記事にしようかな
ってちょっと考えてたところでした
水臭いと思うかもしれないけどコメントありがとう

> これそもそも選曲ミスだろおぉぉぉぉぉぉ
これ言われてハッとされましたわ
私の中でザジとミカは基本、選曲でミスすることが少ないイメージがあって
その先入観ゆえに、選曲ミスって言う発想がなぜか出てこないでいた
あと、マエルがちょっとライブショー入ってから
バラードで歌ってるのに詰めの甘さのある歌唱を続けてたから
それもあって選曲ミスの発想がなかったという
言い訳に聞こえるかもしれないけど、でもそのコメント見てよかった
でなきゃモデーヌに対する印象がそのままだったですし

> そもそもモデーヌさんは高音歌唱よりから低~中音メインで渋みと尖りのある歌唱が武器だったのに、鬼畜高音パートを要求されるQUEENの選曲をもってきたこと自体が間違いだとしか思えない(;・ω・)
前にQUEENの単発記事書いたのに、そもそもこの感想が出てこなかった辺り
我ながらどこを見ているんだという(;^ω^)
そして、すごい説得力あって一字一句頷くレベル
(さすがに一字ごとに頷くのはおかしいが言葉の綾的に)

> そしてフレデリックとヤスミンがW敗退かぁ
マジでおじいちゃんの選曲がなああああああって言う
選曲の悪さで言えばやっぱりフロンは本当にどうかしてるレベルだったから
もうおじいちゃんばっかり目立っちゃって目立っちゃって

個人的にはほんとフレちゃんが一番ショック
通り酢ガリさんがモデーヌ敗退でショックなのと同じで……
……あれ? 今年二人して一番の推しが準決勝敗退だぞ?

> そして初コーチのパスカルがここに来て一歩リードか
そう思います? そう思いますよね!?
いやほんとパスカルのコーチングが初コーチとは思えない上手さ
丁寧なだけかもしれないけど、その丁寧さが重要っていう

> 事実上はマエルちゃんとクサムの頂上決戦になるか( ・`ω・´)
去年の優勝を考えると、ラッフィも恐いけど
やっぱその二人だろうと思いますよねえ
私はあまり、このコーチを勝たせてあげて! って言う考え方はしないけど
ちょっとパスカルに勝たせてあげて、入れ替わり席を固定させたいと思う節も
ここまで来ると、マエルもクサムもどっちも気に入ってるから
出場者単位で言うと、どっちかを選ぶなんてできないけど

2018/07/01 (Sun) 15:52 | EDIT | REPLY |   

通り酢ガリ  

そうそう

ザジ姐とミカチューはあまり選曲コケをやらかすことはないけど今回はさすがに擁護できねぇ…(ーー;)

そもそもQUEENの選曲に対して求められるのは

一に並外れた歌唱力

二に鬼畜高音を歌える音域

最低この二つをクリアできてなければ歌うべきではないし歌わせるべきじゃない

この二つをクリアしてなおかつ+αの歌唱ができれば大絶賛ものだけどそうじゃなかったら目も当てられないのはビッグソングと一緒だし

しかもチーム内の頂上決戦たるセミファイナルでやらかすとかそりゃないだろって………

高音パートのことをあえて無視して歌わせたのか、あるいは鬼畜高音がいけると思ったのか。どっちにしろあかんよなぁこれはぁ(ーー;)

決勝でもしクサムが優勝したら2年連続で初就任のコーチ優勝となるけど、そうなったら他の3人面目丸つぶれなんだけど(;^ω^)

ちなみに去年優勝したリサンドロは2015年のキッズファイナリストだったことが判明( ゚д゚)アラヤダ

キッズファイナリストからのリベンジ組が大人版で優勝したのってフランスだけじゃなく前代未聞かも( ゚д゚)アラヤダ

だかしかしキッズ出場時に優勝できなかったのは彼の実力不足だったわけじゃなく

https://m.youtube.com/watch?v=Tt761njh09I

優勝したこの娘が遥かに上だったわけで(;゙゚'ω゚')

さて決勝やいかに

2018/07/01 (Sun) 21:18 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: そうそう

> 通り酢ガリさん
> 最低この二つをクリアできてなければ歌うべきではないし歌わせるべきじゃない
そこは前面同意ですね
よくよく考えたら、この辺りがクリアできていな人で歌おうとする人はほとんどいないし
過去にThe X Factor UK でwe are the championsで盛大にコケ散らかした人もいたし
そう考えると、どっちがこの曲を選んだにしても(選んだのはザジだけど)
確かにやるべきでない曲でしたね

> 高音パートのことをあえて無視して歌わせたのか、あるいは鬼畜高音がいけると思ったのか
あー、これはどっちだろう
いや、どっちにしろアカン状態だけど
ふと思ったのが、私は練習不足感があるような違和感を覚えていたから
明らかもっと練習に時間が必要な曲を、この短い時間で歌わせたのかなって
その点で言っても、ザジの選曲ミスって感じもするし

> 決勝でもしクサムが優勝したら2年連続で初就任のコーチ優勝となるけど、そうなったら他の3人面目丸つぶれなんだけど(;^ω^)
面目丸つぶれぐらいでいいんじゃないかな、特にフロンは(鬼畜
でも、継続のベテランだからと言って胡坐かかずにコーチングしてほしいし
そう言った意味でも優勝か、準優勝で継続コーチを脅かして
翌年さらに上手くコーチングしなきゃってなるぐらいが良いかも
そうやって気張りすぎたのが今年のザジかもしれないけど

> ちなみに去年優勝したリサンドロは2015年のキッズファイナリストだったことが判明( ゚д゚)アラヤダ
マジで!?て

> 優勝したこの娘が遥かに上だったわけで(;゙゚'ω゚')
言って、でもキッズだろ
って思ったら予想以上の上手さで、そりゃ優勝するわ
鍛える前のBオデでこのレベルって

2018/07/01 (Sun) 23:25 | EDIT | REPLY |   

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