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痛アクリル板の可能性と、絵画の額で見る縁のデザインの重要性 ~三浦あずさプレートのメイキングPart2~

先日、三浦あずささんのお誕生日アクリルプレートの公開と
そのメイキング記事をアップしましたが

実はあの後、さらにもう一枚のプレートを削っていました
20歳の頃のロングあずささん
三浦あずさ痛アクリル1382
(あずささんは21歳になって髪をバッサリ切ってショートになってる)
Twitter上ではアップしていたけど
そういえばこっちに上げていなかったなと思ったので公開しておく

今回削った二つのアクリルフォトフレーム
三浦あずさ痛アクリル1389
今回の痛プレート、本当は縁のデザインを変えたら良かったんだけど
当日になってさらにもう一枚削ろうとしたんで、デザインを考える余裕がなかった
でもやるなら、絵画の額縁みたいなデザインにしても良かったと思っているし
何なら縁のデザインに関しては、絵画の額縁から色んなことが学べると思っている

フォトフレームに限らず
絵画世界における『額縁』の重要性について

痛アクリル板については、前からやってみようとは思っていたんだけど
一つ疑問に思っていた部分があって
これをやる人たちって、縁のデザインを凝ってる人が全くと言っていいほどいない
試しに『痛アクリル板』で検索してみたら分かる

早い話が、用意したキャラのイラストを切り絵状にして
そのままペッと貼り付けただけの状態の人が圧倒的に多い
DSC_1354.jpg
つまり、このままの状態
別にそれが悪いって言いたいわけじゃないんだ
ものによっては、プレートを差し込んで下からLEDを当てるタイプの人もいるし
外枠が元々あるプレートを使っている人だっているし
というか別に、必須じゃないわけだし

ただ、私は絵画をよく見るし、レプリカも持っているから
どうしても縁のデザイン含めて1つの作品ってイメージが強くて
縁がないと、途端に絵自体が味気なくなってしまうと思うし
縁がない状態って、むき身の絵をそのまま置いてる状態に見えて
とてもスカスカしている状態に見えてとても違和感があった

例えば、買ったポスターとかをむき身のまま部屋には飾らないでしょ
普通は額に入れて飾ると思う
Aria劇場版クリアポスター3
もちろん、額の中に入れることでポスターを保護する目的もあるけども
それ以上に、絵が枠の中に納まることによって
絵やイラスト全体が引き締まるんだ
縁がない状態って、絵の色が外に向かって霧散してしまっているけど
縁をつけることによって、絵が一つの固形になるというか

更に、絵画においては縁って絵を収めるだけじゃなくて
そもそも古い絵画専門の額縁職人とか確かいるらしく
その時代ごとに合った額縁を作らないといけないから
額縁ってなんでもいいってわけじゃないんだ
DSC_1400.jpg
ギャラリーフェイクのコミックス9巻『されど額縁』(文庫版は7巻)

デザインによっては絵の方を潰してしまいかねないわけだし
本当は額縁ってものすごく難しい
……的なことがギャラリーフェイクに書いてました

さて、細野不二彦先生の名作コミックス『ギャラリーフェイク』には
もう一つ名言が書かれてある
絵にとって額縁とは、洋服のようなものと言っていいだろう
無題
ギャラリーフェイクのコミックス9巻『されど額縁』(文庫版は7巻)

アクリルフォトフレームという、2枚のアクリルプレートで写真を挟むというモノ
その性質を上手く利用すれば、削った痛イラストの縁を着せ替えできるって言う発想
その原点はここから来ていたりする

だから、本来的には縁のデザインは二つ用意するべきだった
DSC_1356.jpgDSC_1354.jpg
このデザイン1種類を二つも作って、別々のイラストに充てる必要はなかったし
むしろ、同じデザインの縁を二つ作る意味はない
個人的には、二人のあずささん、二人ともおそろいのお洋服を着せてる感じで
これはこれで良いんだけど

もっとも、実はこの縁のデザイン、一度制作に失敗していて
失敗した方をロングのあずささんの縁のデザインに流用しているんだ
どこを失敗したかって言うと右上の蔓の、削る位置を間違えてて
ショートあずささんの髪飾りの羽と被ったんだ
だけど、失敗したとしても、他のイラストに流用できるのも強みなんだよね
失敗が失敗にならないって言うのは、とても気が楽になる
イラストのミスは致命的になるけども
とは言え、イラスト完璧だったのにデザインで最初から削り直しになるよりかずっと良い

ちなみに、アクリルフォトフレームに関しては
今現在、無印良品に同じ規格のものを注文している途中
届いたら、また新しいデザインのプレートを作っても良いし
縁のデザインだけ削ったものを複数用意しても良いと思っている

さて、そうなってくると縁のデザインを考えないといけないが、これがまた難しい
ギャラリーフェイクで言われているように、額縁のデザインは絵にとってお洋服
描くイラスト(キャラクター)の性格に合わせて縁のデザインを考えないといけなくて

例えばこういう、格式高い雰囲気のあるデザインだと
無題2
今回作ったイラストでは、ショートのあずささんでないと合わなくなってしまう
これを次回使うわけじゃないけどさ、雑だし

という事で、いくつか
実際に私の部屋に飾っている絵画のレプリカや
絵葉書に使ってるフォトフレームを見てみる

サンプル1395
ラファエッロ・ヴァンニの『キューピッドを鎮める「賢明」』のレプリカ
絵画自体は小さめで、周りの縁がすごく大きくて
写真じゃわかりにくいけど、かなり厚みのある縁になっている
けど、厳かな雰囲気が出ているよね

こちらは美術館の物販で買ったフォトフレーム
DSC_1397.jpg
絵はクロード・モネの『国会議事堂』(連作のうちの一つ)
この絵葉書が最初から入っていたんじゃなかったんだったかな(うろ覚え
絵葉書用にもフォトフレームにも使えるものなので
これこそ着せ替えに使えるものでもあるし
実際、たぶん入れ替えて使っているし

この二つの額縁の違いが結構面白くて
最初のレプリカに使ってる額は
内側が簡素な造りになってるけど、枠の外側がすごく凝ったものになっている
一方で、フォトフレームの方はその逆で
内側に細かいデザインが施されてるけど、外側はシンプル

今回私が削ったフレーム
装飾の部分はそれはそれで上手くいったと思ってるけど
装飾の部分とイラストの部分がすごく近くて
間に線を入れても良かったかな、ってのはちょっと思った
三浦あずさ痛アクリル6
ただ、ショートのあずささんみたいに、右上の装飾と装飾の間にイラストの羽があって
イラスト全体がフレームの外側に飛び出してるダイナミックさは気に入ってるから
これはこれで良かったと思ってる

他にも100均で売ってたフレームで
サンプル_1396
ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョヴァンニの『キューピッドの髪を梳くヴィーナス』
こちらはサイズがかなり小さいし、作りもちゃちいんだけど
この絵画の雰囲気に合うシックさがあるのでピッタシだと思ってる

注目すべきはデザインの仕方で
他の額縁のデザインは、ぐるっと全体を囲うようにデザインされているけど
こちらは四隅だけ

結構、デザインの位置や情報量って重要で
前回の記事でもさんざん書いたように
イラストと重ね合わせた時
どの部分の情報量が少なくなって物足りなくなるのか
それをかなり考慮してデザインをしなきゃいけない
そのバランスがとても難しい

実際、今回削ったデザインだって
最初は上下左右の4カ所にしか入れないつもりだったんだけど
イラストと合わせてみると、どうにも上部の情報量が少なくて寂しかった


痛アクリル板の可能性
もう一つ、これも結構意外で誰もやってなかったから書いておこうと思う
アクリルプレートに刻み込むって言うことは
プロジェクションみたいなことができるって事
DSC_1386.jpg
流石に今回のイラストはプロジェクションを想定していない作りになってるけど
デザインの仕方によっては、光を透かして壁に大きなイラストを投影できるわけだ

こっちに関しては、なんでみんなやっていないんだろうって思った
しかも、この遊びこそ、着せ替えで色々な可能性があると思うんだけど

やりようによっては
例えばダンボール箱なりで映写機みたいなのを作って遊べると思うんだ

……まあ、手間がかかりすぎるから私はやらないが


おまけ
三浦あずさ痛アクリル1383
三浦あずさ痛アクリル1384
三浦あずさ痛アクリル4


>>前回の記事
三浦あずさ生誕記念の痛アクリルプレート・メイキング編 Part1
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5921.html



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