The X Factor UK 2018 Autidion5 レビュー記事

来ましたThe X Factor UK 2018の3週目!! 
これを見なきゃ一週間は終わらないし、明日も見なきゃ一週間が始まらねえ! 
ということで、第5夜目のアリーナオーディションでございます! 

個人的には、アンソニーとブレンダンの二人が知ってる歌手なのもあって
目下の一番応援したいTOP2ではあるかなってところではある
ただ、これまでセンスの良い出場者たち、原石感のある歌手たちも登場してて
今年も全体の歌唱力の水準が高いような気がするという
飛び抜けた人がいない気もするけど、飛び抜けてる人が多いだけの様な気もするし!

それでは、今週分も見ていきましょう!
The X Factor UK 2018 Autidion5

The X Factor や Britain's Got Talent のオープニング
いつもすごくセンスの良い編集の仕方をしてるって思う
前回のあらすじの見せ方も上手いけど、その後のオープニングの事ね

Richard Ryan
(曲:I Believe in a Thing Called Love - The Darkness - 歌詞

人の好さが歌唱と歌声にそのまんまの形で出ててる
Britain's Got Talent 出場者のJames Smith を思い出す雰囲気があるね
家族にちやほやされて育ってきたお坊ちゃん感があるというか
歌声に、育ちの良さや人の好さがそのままの形で出てきている
この選曲と歌声とのミスマッチ感が、逆に彼のユニークさを生んでるんじゃないかな
サイモンはそこが気に入らなかったようだけど
James Smith を思い出したように、優男感丸出しでこういうのも面白いと思うんだよね
ただ、選曲ミスというか、編曲ミスって思うところはあった
ストレートに原曲のまま挑むより、歌声と明るさでジャズアレンジとかでも良かったかも
あるいは、それこそJames Smith みたいに、ベビーフェイスで熱い歌唱をするとか
歌声が明るいからってのが理由でなく、咆哮の様な歌唱があっても良かったと思うんだ
ハイトーンボイスでロックソングを歌う人の迫力って、エネルギー量が全然違うからね
若干、めちゃくちゃにならないようにセーブしてるところがあるような気がするし
早口歌唱の部分が追いつけていない辺り、まだ曲に振り回されている感じがする

うん、私はこの人のこと全然嫌いじゃないし、すごく良い声をしていると思うわ
歌い出しの5秒間だけで観客を魅了できる力が彼の声にはあるんだよね
特に、その最初の5秒間でもう完全に流れが決まっていて
正直、裏声歌唱はそこまでパワフルではないし、若干やらかし気味なんだけど
最初の5秒が上手くいるから、会場全体の関心をそこで集めきっていたから
多少のミスがあったり、上手く歌えていないところがあったとしても
問題なくそのまま聞かせることが出来る歌唱になっていたと思うんだ
まあ、一番はミスをあまり気にさせない勢いと元気があったからってのもあるけどね

んで、私は男性の裏声歌唱って、相当上手い人じゃないとどうにも好きになれなくて
場合によっては、どうしても毛嫌いしてしまうことがある
でも、彼の場合はそこまで嫌悪感を抱かせない歌声だったと思う
もちろん、これでも取って付けたみたいな裏声になっているから
裏声歌唱をもっとパワフルに使えるようになれば、すごく良い歌手になるんじゃないかな

現時点で既にスター性があるから、十分ポテンシャルがあると思う
ソロアーティストでもやれるだろうし、グループに入っても面白そうでもあるかな


Giovanni Spano
(1曲目:Gimme Some Lovin - The Spencer Davis Group - 歌詞
(2曲目:Iris - The Goo Goo Dolls - 歌詞

歌唱力自体はあるはずなんだけどね
さっき歌ったリチャードが意外性の塊だった分、彼の歌唱はいまいち面白みに欠ける
1つ目の選曲の時点で、見た目のままの歌唱と選曲だったのもあってか
会場の反応も悪いし、ジャッジ陣も面白くなさそうに聞いていた
歌唱力自体はあるんだけどね、既製品のコピー作ってるだけの状態で
オリジナリティ、この人じゃなきゃダメだって言うモノがなかった
『Gimme Some Lovin』に合うように歌ってるというか
原曲に寄せて歌ったり、ロックソングらしく歌うって言うのが大前提になっていて
自分らしく歌うって言う部分がすっぽり抜けているような歌い方になっていた
この手のジャンル自体は相当好きなんだろうし、原曲に対する敬意の念も強いんだろう
だからこそ、あまり下手に手を付けず、そのままストレートに歌っていたんだと思う
そういった意味では、気持ちがこもった歌唱と言えなくもない
楽しそうに、良い笑顔で歌えていたわけだし

選曲が面白くなかったのもあって、サイモンに歌唱を止められ、2曲目へ

2曲目の Iris はそこそこ良かった
でも、2曲目での歌唱は、自分の持ってる武器を使って、ちゃんとカバーしていたし
「I just want you to know who I am(ボクの事を知って欲しいだけなんだ)」
って言う部分が、そのままこの状況にハマっていたのが良かった
1曲目とは違った意味で、とても気持ちのこもった歌唱になってるように思う

サイモンも言っていたんだけど、自分がどういう歌手になりたいのか
そのビジョンだけは確実にしっかりとしていたと思うから
まあ、身内向けに歌うのであれば全然問題ないかなって言うところか
個人的には、ライブショーで歌ってるビジョンが見えてこないし
そこまで先に進みそうには思えないが


Scott Wilkes
(曲:Me and Mrs Jones - Billy Paul - 歌詞

こんなやらかし方をする人、初めて見た
すごく良い歌声をしていて、歌唱力もかなりある
音の溜め方やしゃくりからがすごくナチュラルで
低めの歌声をすごく上手くコントロールできていると思っていた
歌唱自体は本当に悪くないんだよ

しかし、歌ってる途中で
「オレにシャツを脱いで欲しい人はいるかい?」って会場を煽るも
観客「……」( °-°)

ここまで、ジャッジたちはコメントで「Cocky(うぬぼれさん)」って言葉を多用してた
彼もそういう傾向が強く、自分に相当自身があって、しかもステージ慣れしてた
でも、彼は自惚れどころか、ただの勘違いさんだったと言わざるを得ない
結局、会場をしらけさせちゃった彼は、そのまま敗退してしまった
まあ、歌唱自体も、声は良いんだけど、歌ってる俺カッコいいが前提にあるから
全然本気で歌ってるように聞こえないし、人生かけて歌いに来てる人たちに失礼まである
歌声は良いから、普通にそのまま歌ってりゃもしかしたら通過したかもしれないのにね

どうでもいいけど、ロビーの兄貴が出場者に対して
「Cocky にならないように歌いなさい」って言ってるのを、ロビー自身が驚いてたという
兄貴はその道を極めた男の様な人間だもんな
それで成功も失敗もしているわけだし


Armstrong Martins
(曲:Breaking Free - High School Musical - 歌詞

なあああああああああああんんか評価できない!!!
ここまで歌ってきた人たちって、みんな元の編曲のままストレートに歌ってたけど
ギターの弾き語りってこと以上に、彼は自分なりのアレンジでこの曲を歌い切っていた
オリジナリティで言えばここまでで一番の歌唱なんじゃないかな

私は『High School Musical』を見たことがないから、多くは語れないながらも
歌詞の内容や、原曲がミュージカル映画の中で歌われた状況から察するに
かれは自分だけの音楽性って言う意味での独自性じゃなくて
この曲の歌詞を、自分なりにちゃんと咀嚼して、自分の解釈で表現していたと思う
特に、サビの部分での熱唱っぷりなんかは
この曲を通して自分が人に伝えたいメッセージを込めているかの様だったし

ただ、なんで自分でギター弾きながら歌ってるのにタイミングがズレるのか分からないけど
とにかく、歌唱のタイミングと、演奏のタイミングが大きくズレている
ギターの演奏に合わせて歌おうとしているのか、歌唱に合わせて演奏してるのか
あるいは、どっちつかずに集中しようとして歌おうとしていたのかな

だからか、なんかすごくフラストレーションの溜まる歌唱なんだよなああああ!!!
それもそのはず
音程音痴よりも、リズム音痴の方が下手に聞こえるし不快に聞こえる
って言うのの典型パターンをやらかしているんだよね
なまじ、ポップバラードでもあるから、勢いで誤魔化せないのもあって
歌唱の一つ一つが目立ってしまっているんだよね
途中、歌唱に熱を込め過ぎたあまり、音を外しているところがあるけど
ここまでタイミングずれが酷いと、多少の音程ミスは全く気にならない
歌唱と選曲もあって、むしろ味があるように感じるぐらい

だから、私はどうにも評価が出来なかったかな


LMA Choir
(曲:This is Me - The Greatest Showman - 歌詞

Pitch Battle に出場した LMA Choir じゃないか!!
去年BBCで放送された、合唱団対抗の歌唱バトル神番組『Pitch Battle』ってのがあって
米国のミュージカルコメディ映画『ピッチ・パーフェクト』から着想を得たその番組を
私はThe X Factor みたいにリアルタイムで追いかけていた(生放送見てたわけでないが
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-4954.html
だから、指揮者の女性、最初にソロをやった女性の二人はすごく良く覚えてる
特に、最初にソロをやった女性は、メンバー内でもずば抜けて歌唱力が高かったし
本当は、他にも歌唱力が驚くほど高いソリスト歌手がいるはずなんだけど
今回のメンバーの中には見当たらないな
人数も、Pitch Battle で見た時より少ないし、全員は連れてきてないようだしな

このグループ、Pitch Battle に出場した時は超絶カッコ良かったんだ
全員が真っ白い衣装を着て、センターを張るメンバーみんな歌唱力が素晴らしく高くて
そして、何より踊りながら歌えるって言うエンターテイメント性もあった
彼らが大会中に歌ったパープル・レインは、今でも私の中では伝説になってるし

(ちなみに、Pitch Battle ではこのレベルでも決勝に上がれないほど周りが凄かった)
LMA Choir の真骨頂は、今回みたいな合唱団らしい歌い方ではなくて
違う毛色のソロを入れ代わり立ち代わりで前に立たせるところにある気がする
ソロでバンド全員を牽引できるほどに歌える人が、メンバーの中に多いんだよ
今回、途中でソロをやった男性は、正直微妙としか言えないほどに外していたけど
Pitch Battle で確認した限りでは、4、5人ほどセンターソロをやれるメンバーがいるはずで
しかも、ソロをやってる時に、サイドボーカルとしてソリストを引き立てる歌唱
それが抜群に上手いから、驚くほどカッコいい歌唱が出来るんだよね
上のパープル・レインの参考動画だって、センターは Conor だけど
彼の歌唱を隣で支えてるのが、まさしく今回一番の歌唱を見せた女性なわけだし

いやあ、動画見る前までは、サムネイルの時点で見るからに合唱団だし
合唱団はさすがにBritain's Got Talent だろwwww
って書くつもりであったし、見終わった後も思ってるけども
というか、合唱団って今年からオッケーになったのか
個人的に、合唱団と普通の歌唱って、完全に別ジャンルだと思ってて
The X Factor に出るよりかはBritain's Got Talentだろって思うんだけど
ただまあ、今後も合唱団が増えていくなら、この番組に新しい風が吹くことになるかも?
いずれにしても、彼らのパープル・レインや
エンタメ性を持たせたスタイリッシュな歌唱が出来ることを知っているだけに
今後の活躍ぶりが気になるところ
合唱団が初なこともあって、どれだけ進めるかも分からないし


Georgia Burgess
(曲:Who’s Loving You - Jackson 5 - 歌詞

合唱団の後なのに、ソリストでこれだけの迫力よ!
今回最初に歌ったリチャードの時に書いた、最初の5秒で勝負を決めるどころか
第一声だけで勝負を決めてしまっているよ
とにかく、まずそのとてつもない声量に圧倒される
ロビーの開いた口が塞がらなくなるのも分かるわwww
あれだけの声量を出して歌って言うにもかかわらず
一切声をブレさせることがなく、常に真っすぐ声を出せているし
かつ、ビブラートみたいな声のコントロールがとてつもなく上手い
それだけで、もう相当に腹筋を鍛え上げているのが分かる

そして、パワフルに歌えているって言うので、もう分かりやすく上手いんだけど
パワフルさはもちろんの事、ドバーッ! っと声を出した後で
だけど、ただ声を前に押し出すだけじゃなく、そっと声を置くのも上手い
というか、むしろそこの絶妙なコントロールが出来ているところが個人的にすごいって思う
ビブラートの上手さで繊細さを表現する以上に
柔らかく歌うって言う点での繊細さが驚くほど上手いんだよね

選曲的に、絶対みんな2015年優勝のルイーザの歌唱を思い出したと思う
私もルイーザの歌唱を思い出した
ルイーザの歌唱が、深みと渋み、それから重みがあったことを考えると
ジョージアの歌唱は軽く明るく、爽やかな歌唱の様に感じる
奥行きがないから、人によっては平坦な歌唱に聞こえるかもしれないし
特に「ア」や「エ」みたいな、奥行きを出しにくい音の辺りで
こう、舌の上で声を出しているように聞こえてくるかもしれない?
ただ、先に書いたようにジョージアの歌唱はかなり爽やかで
一瞬、声が裏返るところや、微妙に下がれさせる歌唱に味があるし
かする瞬間があっても、全体的に音がとてもシャキッとしていると思うんだよね

いやあ、これでも今回のこの状態でまだ粗削りなわけじゃない
ここからさらに、ボーカルトレーニングで声を整えて言ったらって思うと
最終的に、一体どんな歌手になるのか、すごく楽しみだわ
今回は、自分の持ってる能力を見せることに集中していたわけだし
6イスで「絶対に勝ちたい」って言う熱がこもりまくった歌唱をしたらどうなるのか
むしろ、彼女の真骨頂はそこからな気もするから、ほんと楽しみになるね


Sephy Francisco
(曲:The Prayer - Andrea Bocelli, Céline Dion

あ、そう言うことか……! ってなった
歌い出しからしばらくの歌唱は、正直面白くないなって思っていた
好きな曲だけど、選曲の時点で退屈になりそうって思ったし
実際、そこまで飛び抜けたものがあるように感じられなかったから

ただ、すごいのは転調、と言うか声変えてからという
まさか、一人二役で歌い始めるとは思わなかったし
最終的に、その切り替えが上手すぎて驚かされた
あれ、絶対に大変だよ

一人二役歌唱と言えば、このブログでお馴染み
Eurovision 2017 のクロアチア代表 Jacques Houdek を思い出すね
いや、他にもっと明確に女性声と男性声を使い分ける人がいたような気もするけど

もしかしたら、The X Factor で活躍するフィリピン人を見て来たのかもしれないが
どっちかって言うとBritain's Got Talent だと思ったし、何ならAGTの方が、とも思う


Ricky John
(曲:A Change is Gonna Come - Sam Cooke - 歌詞

途中で上手くいかなくなっても、誰もが求めた彼の歌唱
歌い出した瞬間だけ、第一声だけでもう、会場中の誰もが彼の歌唱に引き込まれた
渋いって言葉だけでは言い表せられないほどに熱のこもった歌唱
自分の人生の全てをこの一曲に詰め込めるだけ詰め込んだような歌唱をしてて
あれだけ熱くてエモーショナルな歌唱をしているというのに
聞いていると、静かに胸に染み込んでくるような歌唱をしている
歌声だけでも、相当良い声をしているのに、その上このパッションですよ
選曲と歌声もすごく合っているし、伝わってくるものがすごく多かった
ヒューマンドラマ系映画のラストシーンっぽいというか
むしろ映画一本見るぐらいあった

しかし、リッキーは途中で歌詞が飛んだのか、突然歌えなくなる
これはたぶん、緊張で頭が真っ白になって歌詞が分からなくなったんだろうな
全体的に、サビ以外は歌詞がかなりふわふわしていて、誤魔化してるところも多いし
でも、練習不足で歌詞を覚えていなかったわけではないんだろうな
さすがにあれだけの歌唱が出来て、練習していないとは到底思えないし
もっとも、途中で歌えなくなったって言う事実は変わりなく

その様子を見ていた娘が、思わず母親に抱きついているし
ジャッジたちだけでなく、観客たちも心配していた
リッキーは「最初から歌い直して良いですか」って言おうとしたけど
サイモンが「そのまま続けなさい」と、ハンドジェスチャーを交えて返す

見守る家族はもちろんの事、ジャッジたちも、会場中の誰もが
あの瞬間、彼の歌唱を、彼の歌声を望んだし
そして、彼は歌詞がふわふわしてる状態でも歌い続け、最後まで歌い切った
危うく、全てがダメになるかもしれなかった絶望的な状況から、良く立ち直ったよ
歌詞が飛ぶぐらいに緊張している状態で、すぐに戻れるって、中々できないと思う

ジャッジコメントでのサイモンがまた良いこと言ってて

The point at which it almost fell apart
あと少しで全部が台無しになりそうになった時
is the point where I really really really liked you
その時が、一番キミの事を気に入った瞬間だった
Because you picked your self up
キミが自分の力で立ち上がった瞬間だったから
this is why we make the show, genuinely to find people like you
そう言うことが出来る人がいるから、それが我々が番組を作る理由だよ!

絶望的な失敗をしてしまったところから、いかに立ち直れるかって本当に重要
オーディション中なら、ニコールやロビーみたいに助けてくれる人もいるかもしれないけど
特別、ライブショーになると、ダンサーとか応援してくれる観客はいたとしても
一度ステージに立ったら、普通はもう周りからの手助けってもらえないわけだし

かつて、Britain's Got Talent で優勝候補と言われたCallum Scott
よりにもよって、決勝戦で盛大にやらかした時
それでもすぐに立ち直って、ミスを完全に忘れさせるような歌唱をして見せていた
The X Factor で言えば、2013年のTamera Foster とかも
歌い出しの歌詞がガタガタで、途中明らかに歌詞が飛んでるんだけど
最終的に、そんなことすっかり忘れさせるほどの歌唱をして見せていたし
2015年のChé Chesterman なんか
歌い出しの歌詞が完全に飛んでたのに、さりげなく誤魔化した上で
サビの歌唱で一気に巻き返すって言う事をやってのけていた

歌詞が完全に飛んでしまっている状態からの復帰って
出来ない歌手は本当にできないし、そもそもパニックになるから難しいはずなんだ
ポーランド版The Voice のバトルラウンドとか
対戦相手が超絶紳士な人だったから助けてもらえたパターンもあるけど
そういう例外的な場合以外は、グループでない限り、ステージでは一人なんだ

だから、リッキーがあのタイミングで立ち上がって歌い続けたのは
本当にすごいことだし、意味のある事だと思うんだよね
人によっては恥ずかしさや情けなさで消えてしまいたいって思うだろうに
でも、一歩踏ん張った彼のガッツは称賛すべきものだったと思うね


Tom Richards
(曲:Let It Go - James Bay - 歌詞

今回ラストは、またもルイと同年のオーディション参加者
流石に、今の姿ではぴんと来なかったけど
8年前、2010年のThe X Factor UKに参加した時の映像を見てピンときた
頼むからお前ら8年前の記事を漁るんじゃないぞ。いいな?
昔の私の記事って、基本的に英語が分かること前提での記事の書き方してて
死ぬほど腹立つ文章の書き方をしているんだよね

それはそれとして、8年前にThe X Factor に出場した際

彼はソロ歌手としてジャッジハウスまで進出したんだけど
ライブショーを目前にして、惜しくも敗退してしまっていた
One Direction が結成されたのは、ジャッジハウス前
メンバーそれぞれソロで出場し、ブートキャンプの時点で一度敗退
その後、グループとしてなら、ということで通過させていた

トムはその8年を振り返って
「もしかしたらOne Direction の一員になれた可能性もあったかもしれない」
って、冗談めかして言ってはいたけども……

さて、そんな彼の歌唱だけど
正直、1曲目も2曲目もそんなに良くない……

良くないって言うか、選曲と歌い方が良くない
自分の強みや、自分が本当に得意なことが全く分かっていない

彼の歌声自体はすごく素敵なんだけど
サイモンが言うように、オーディションの為に歌唱を用意しすぎていて
その曲を通して伝えたいものが、全くないように思えた
2曲目を歌った時は、もうオーディションの時点でシングオフをやってる状態
ここで終わるわけにはいかないって必死だったし、歌唱自体はめちゃくちゃになりつつも
どれだけこの大会に人生をかけてるかが伝わってくるようだった
その点においては、ジャッジたちも高く評価はしていたけども
でもそれは単なるフォロー以外の何物でもないよね

サイモンは正直にNOを突き付け
ロビンとアイーダはYES
全てはルイに委ねられた
内心、ルイも通すほどじゃないと思ったんだろうな
かなり迷いながらも、チャンスを上げる形に
でも通してもらったトム本人も、釈然とはしていないだろうなあ

そして、まさかテンション下がり気味のまま終了……


全体の感想
ということで、ラストでちょっと気分落ち気味に終わりはしましたが
ドラマあり、コメディあり、度肝を抜かれる驚きの歌唱ありという
特別、今回はThe X Factor らしいThe X Factor だったと思うね

前半3人たっぷり使っての自惚れさんパートも面白かったし
ジョージアの迫力の歌唱、リッキーの巻き返し歌唱にも驚かされた
リチャードもすごく好きだったし

個人的に、今回一番好きだった歌唱は、やっぱりリッキーだな
もちろん、ベストは失敗しないことだと思うし
そうならないように、歌唱だけじゃなくてメンタルも整えるのが一番ではある
ただ、ああいう不測の事態に対してどうするのか
もちろん、彼の歌唱は本当に素晴らしかったけども
私はサイモンと同じく、あの土壇場で
会場中を魅了するだけの歌唱をしたってことに一番感動しているんだよね

というのが、The Voice で歌詞が飛んで歌えなくなった人を
なんだかんだ結構な人数見てきているわけだし
中には、セカンドチャンスをもらってる人もいたけど、普通はもらえないんだよ
だから、あのまま歌い続けることが出来たガッツはすごいと思うんだ

しかし、リッキーに全部持っていかれた感もあるが
私はLMA Choir にもかなり期待してるというか
今回のリピーターであるトムや、同年出場者のマーク
昨年からリベンジのスカーレットと、アンソニーって言う
The X Factor 組のみんなはともかくとして
元Eurovision アイルランド代表のブレンダンや
Pitch Battle 出場者のLMA Choir をThe X Factor で見ることになるって言う
その部分で私は嬉しさが溢れまくってしまっているんだよね
特に、Pitch Battle は見ていて良かったなって心底思ってる
あの番組、去年一回だけの特別な番組だったみたいで
シーズン2を待てども待てども、結局今年はやらないようなんだ
あんなに面白い番組だったのに

んで、私はPitch Battle を見ていたから
今回、多少微妙な状態だったLMA Choir の
本当の姿、一番カッコいい姿を知っているって言うのが
なんかちょっとした自慢なんだ
ブレンダンに関しても同じ

そういうわけで、今回分の中では、LMA Choir とリッキーの二組が一番好きだった
特にLMA Choir はPitch Battle で見せたスタイリッシュさをライブショーでやって欲しいし
なんなら、LMA Choir に続いて、Pitch Battle で驚くような事をした他の合唱団
All The King’s Men とかも見てみたいって思うんだ
まあ、合唱団はやっぱりBritain's Got Talent だよなって思うが

では、明日のThe X Factor を楽しみにしましょう



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8Comments

てるやき  

No title

こんばんわ。
個人的に今年はこの人!このグループ!っていうのが思いつかないなとちょうど思ってたんですが
単に全体のレベルが高いと考えるとなるほどってなりましたw
シーラさんのブログを見始めてからどうも耳が肥えてきたのか、比較対象があるといろいろ考えてしまいますね・・・

リッキーのA change is gonnna comeはものすごく好きなんですが
この曲は2015年のチャーリーをふと思い出しましたw
リッキーは歌いきったとは言え、やっぱりちゃんとしたフルが聴いてみたいなと思いました!!

ジョージアに関してもシーラさんの言う通りルイーザを思い出しましたww
最近改めてルイーザの歌を聞き直す機会が多いんですけど、
やっぱりルイーザってすごかったですね・・・

あとここにきて思うのが
ルームオーディションが欲しい!!ww

2018/09/16 (Sun) 20:40 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: No title

> てるやきさん
こんばんわ!
そうなんです、長いこと見ていたり、数を見ていたりすると
どうしても過去の出場者を比較対象にしてしまうんですよね
何も見ていない人の方がよっぽど素直に楽しめる可能性が高いという
逆に、本当に多くのカバーを見ることで、細かいところまで見えるようになると
今度は漠然と「凄い!」じゃなく、何がどう凄いのかが分かるようになって
より楽しめるようにもなる気もしますが
本を読んだ量の風刺画みたいな感じ
http://netgeek.biz/archives/50701

> この曲は2015年のチャーリーをふと思い出しましたw
今思うと2015年すごい豊作ですねwww
私はChe を何度も話の引き合いに出しているし

> ジョージアに関してもシーラさんの言う通りルイーザを思い出しましたww
絶対みんな選曲でそう思うと思いましたからねwww

> ルームオーディションが欲しい!!ww
分かります! 私もルームオーディションやって欲しかった
観客がいなくて静かだから、まじめっぽさが出つつも
めちゃくちゃな人も出るし、ジャッジも頭おかしくなる時あるし
控室で待ってる他の出場者たちの反応も面白いのにって言う

2018/09/16 (Sun) 22:52 | EDIT | REPLY |   

にわかアリス  

No title

え~、なんだこれ~て思った人をスタンディング・オベーションw
ギターのチューニングかなぁと思ってたら、リズムだったんですね(´・_・`)

2018/09/17 (Mon) 11:38 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: No title

> にわかアリスさん
リズムだと思いますねえ
しかし、YouTubeの評価割合も良好という

2018/09/17 (Mon) 20:58 | EDIT | REPLY |   

べべ  

こんばんは!
いやーあれですね、歌手的にはこういうオーディションでは一番歌いやすいし自分のいいところを出せるのかもしれないですけど、もうWho's Lovin' You歌うのやめてほしいっすわww
AGTでもBGTでも観てきたしなんならもう歌うの禁止にしてほしいくらい聞き飽きましたw Luke Lucas君でもうお腹いっぱいw

2018/09/18 (Tue) 02:10 | EDIT | REPLY |   

よっぴ  

そろそろ

今週あたりから、そろそろくるかしら?

LMA
あぁ!楽しい!音楽って楽しい!そんなグループだね。
このメンバー、今までのグループとは違うね。
演出次第かな。
xぽくないから、どう化けるかな?
どちらかというと、ゴールデンブザー?がなる方かと。

Georgia
あっ、そう?ルイーザ?全く浮かばなかったよ。
私、体型含めてSamが浮かんだ。
この子の声は素敵ね。綺麗すぎず、ハスキーな感じが色々な楽曲を歌えそう。

うん、全体的たのしくなってきたわ。
それにしても、ルイのあの笑顔で頷く姿に、私にも頷いて欲しいと切に願うばかり。

2018/09/18 (Tue) 19:17 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: タイトルなし

> べべさん
こんばんわ!
仰る通り、オーディションですごく歌いやすく良いところを出しやすい曲なんですよね
なにせ、まず真っ先にボーカルパフォーマンスが来るわけですから
私はNaughty BoyとビヨンセのRunnin でそんな気持ちになってますね

2018/09/18 (Tue) 20:57 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: そろそろ

> よっぴさん
考えてみたら、ここまで「歌うのって楽しい! 音楽って楽しい!」
みたいなタイプの歌手って出てきていないから
そういう出場者はチラホラいるけども
仲間と一緒に歌える楽しさみたいなのが強みになってますし
ライブショーで毎回、出場者全員で合唱する奴あるじゃないですか
毎回あれをやる感じになりそうな気がしますね

> xぽくないから、どう化けるかな?
サイモン以外が新米ジャッジだからあまり気にしなくてもいいかもしれないけど
番組側的にもどう扱えばいいのか考えあぐねそうではありますね
ボーカルトレーナーとか何をどう教えるのか

> Georgia
ああ! サムさんも確かに!!
って思いながら、今見返してみてめちゃくちゃ驚いたのがあって
みんなこの曲を歌う時、ものすごく迫力を持たせて歌い出すのに
サムさんすごく優しい歌い方してて改めて好きになったという

> それにしても、ルイのあの笑顔で頷く姿に、私にも頷いて欲しいと切に願うばかり。
ルイカッコ良すぎて私も目の保養になってますわ
1Dの頃はどうしても全体で見てしまっていたからか
今になって魅力が分かっていく感じ

2018/09/18 (Tue) 21:10 | EDIT | REPLY |   

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