The Voice Norge 2017 Duell 2 レビュー記事

ノルウェー版The Voice のバトルラウンド続きです!! 
前回のバトルが、動画4本のみ、各チーム1試合ずつって言う
ある意味コーチングお試し版みたいな状態でしたが
今回は2組多くなって、6組分のバトルを見ていくことになります

ノルウェー版のバトル、前回だけでもかなり濃かったのに
まだまだ気になる歌手や、たまげるような歌声の歌手
そして、ノルディックな歌唱に強い人、ノルウェーらしい曲が来てないからね
その辺りも含めて、楽しんでいこうと思うのだよ!

ということで、一気に続きを見ていきましょう!
モルテンのチーム  
Maria Celin Strisland vs. Anna Jæger
(曲:Ex's And Oh's - Elle King

クセの強い歌手と、クセのある選曲でバトル
Bオデからして二人ともかなりクセの強い歌手だったが
互いに合わせ合う必要がある都合上、そのクセの強さがちょっと弱まったかな?
特に、アンナの歌唱がすごく変わったと思う

Bオデでのアンナの歌唱って、私は全然評価できなかった
無理やりクセをつけているようで、違和感ばかりがある歌唱だったし
今回も、ちょっとキャラを演じてる感じがする瞬間があったから
だけど、今回の歌唱はBオデと比べるとそこまで違和感がなくて
マリアに合わせて歌う事から、カッコつけて歌う余裕がなかったからなのか
Bオデと比べるとだいぶ丁寧な歌い方になっているように感じた
無理にクセをつけなきゃ、素の声は綺麗に出ているわけだし
まあ、バトルラウンドだど、キャラに入ってるぐらいの方がカッコよく聞こえるが

しかし、ここはやっぱりマリアの歌唱の方が目立つと思うよねえ
マリアのあのユニークな歌声と歌い方は、アンナと違ってとてもナチュラル
それに、歌い方が自然なだけじゃなくて、曲にすごく合っているんだよね
私はマリアの歌声でこの曲をフルで聞いてみたいって思ったし
他の曲をマリアの歌声で聞いてみたいって思った

ただ、マリアの歌唱はアンナほど勢いというか、元気がないとも言える
アンナはなんだかんだ、ただ歌うだけじゃなくてステージも楽しんでるから
見ていて楽しくなるのはアンナの歌唱だなって思ったし、純粋に楽しめる
マリアの歌唱は、芸術品みたいに眺めて愛でる感じ

勝者は Anna Jæger
レアナとマルティンがスティール権を発動して
Maria Celin Strisland はマルティンのチームに


マルティンのチーム  
Isabelle Bjørneraas vs. Alexandra Corneeva
(曲:We Found Love - Rihanna

ううむ……、ちょっと選曲が面白くなかったかも……
選曲も編曲もいまいちというか、編曲のせいでチープになっているように感じる
二人の歌声を聞き比べるって言う意味では、とても審査しやすい曲だと思うが
曲も歌唱も単調になっていて、面白みに欠けるバトルだったと思う
しかも、互いに合わせまくってるから、互いに全力を出し切れていないと思うし

個人的には、応援したいのはやっぱりアレクサンドラ
アレクサンドラ、今回は選曲がいまいち合っていないようで
普段バラードを歌っている人が、無理やりアップテンポな曲を歌ってるような
ちょっと無理をしているようなぎこちなさがあった
そこがすごく残念で、本当は上手いのに実力を発揮しきれていなくてもったいない

一方で、イザベラは明らかにこういう曲を歌い慣れているってわかる
完全に曲を自分のものにできていて、歌うだけじゃなく、曲に乗れているんだよね
歌唱の中にカリスマ性とスター性があって、ほんと上手く歌えている
イザベラのパートには、歌唱に違和感が一切ないし
だからこそ、イザベラの歌唱の方が目立つし、上手いように聞こえる

勝者は Isabelle Bjørneraas
そして、モルテンがAlexandra Corneeva をスティール
イザベラが勝利するのは、でも分かる
上手く歌えていたのはイザベラだったし
これでイザベラが敗退していたら、そっちの方がおかしいと思う
でも、私はイザベラよりもアレクサンドラの方が気に入っていたから
Bオデからの貯金だけど
でも、彼女がモルテンのチームに入ってよかったと思ってる
今の所、一番丁寧なコーチングをしてるのはモルテンっぽいし
アレクサンドラは堅実な選曲でノルディックに歌わせるので良いと思う


モルテンのチーム
Jeremaya John vs. Egil Sverre Langnes
(曲:Aloha Ke Akua - Nahko and Medicine for the People

この曲、歌うのものすごく難しそう(;・ω・)
この曲は絶対歌うのが難しいと思う
二人の歌唱の時点でも、難しい曲を難しそうに歌ってる感じがするし
原曲を聞いても、相当難しいリズムで歌ってるのが分かるし
それでも、二人とも上手く自分の曲として歌えるようにしてると思う

若干、ウクライナのウラドっぽく見える Egil の方が弱いかな?
歌唱に立体感がなく、平坦な声を出しているように聞こえる瞬間があった
https://youtu.be/9EhLnqfhkQ4?t=56
歌唱がのっぺりしているというか
複数の色で表現しなきゃいけないのに、単色しか使ってない感じがする
だからと言って、ジェレマヤが圧倒的に上手いって程でもないんだが
ただ、ラップ歌唱も含めて、ジャレマヤの方が上かなって言うのはある

余談だけど、Egil って歌い方的に、ウラドよりも
Eurovisionのエストニア代表 Jüri Pootsmann に近い気がしてきた

勝者は Jeremaya John


レアナのチーム
Harald vs. Anders vs. Kim
(曲:I Don't Want To Miss A Thing - Aerosmith

ぎゃああああああwwwwwwww
なんだこれ今まで聞いたこの曲のカバーで一番好きwww

歌い出しからしてもう最高過ぎるんですがwwwwww
最初に長身のキムがセンターで歌い始めて
その隣にアンダースやってきて歌い始める
この流れだけでももう既に曲と相まってカッコいいのに
キムの表情よwwwwwww
この二人、本当に今回初めて組んでるのかよ長年の親友だろwwww
そして、その隣にハラルドがやってきて、3人で歌うって言う
何この親友たちのコンビネーション的歌唱

粗削りなところと、丁寧すぎるところもあるけど
初めて組んだ3人でこれだけの歌唱が出来るなら十分すぎるほど!
むしろ、これこれ普通にユニットとしての完成度高いと思ったし
Britain's Got Talent とかに出てくるグループ歌手だと思ったよwww

他がマンツーマンのバトルだから、3人での合わせが新鮮で面白かった
しかも、三者三様に違う歌声を持っていて、それぞれの長所を生かしている
合唱部分がちょっと不況を和音になってるところもあるものの
でもこのぐらいなら許容範囲だし、本当に3人とも上手く歌えていると思った
最高にカッコいいボーイバンドだと思うな

一番最初に歌い出した Kim Wigaard Johansen は
Bオデの時点で綺麗な曲をとても綺麗に歌えていた
だから、ロックバラードを歌う時の違和感が全然ないし、歌唱がとても丁寧
んで、彼は一番高い音をそのまま出さずに
あえてファルセットで歌うことで綺麗にアレンジしてるところが素敵で
ちょっと平井堅を思い出すような歌唱になっていたし
全体的に平井堅っぽさがすごく特徴的に聞こえた

ロン毛のAnders Gjønnes は
Bオデの時点でミュージカル歌唱だとても上手かった
だから、ロックバラードを歌う時の違和感がなく、歌唱がとても安定してる
でも、アンドレスは今回、実力の全てを出すことが出来ないでいたと思う
だいぶ抑えて歌っているって思うしな
そういった意味では、他二人と比べると丁寧すぎて、ちょっと影が薄いところがある
でも、他二人が特徴のある声だから、それを繋げる中心にいるから良いんだね

そして、ヒゲの Harald Norheim は
BオデでQueen の『Somebody To Love』を歌った男
高音がとにかくいいね、一番目立っていると思ったよ
Bオデじゃ出せないでいた声を安定して出せていたし
3人の中では間違いなくエース的立ち位置で歌っていると思った

途中、3人が歌唱をコロコロ切り替えるところとかも良かったな
https://youtu.be/V0I_XRxgeFE?t=159

勝者は Harald Norheim
これ結構意外だった
私はてっきり、平井堅が通過するだろうと思っていたし
ハラルドはラスト前で若干やらかし気味だったから
でも、結果としてハラルドが通ったので良かったと思う
キムの歌唱も好きだけど、次も見たいのはハラルドかも
高音がこのまま安定していけば、強力な武器になるとも思うし


マルティンのチーム
Marion Mjølhus vs. Lene Thorud
(曲:Boom Clap - Charli XCX

まるでラトビアの歌唱大会を見てるかの様だ
びっくりするぐらいセンスの良い選曲でテンションが上がりまくり
しかも、Eurovision ラトビア代表を決める歌唱大会 Supernova っぽいし
原曲を聞いてみると、本当はもっと重低音が目立つみたいだね
でも、歌唱大会である都合もあって、声が一番目立たないといけないから
ここでの編曲は重低音をバッサリ抑えてしまっている
その分、中高音が目立つというか、電子音が派手に目立っていたし
そこに、二人の歌声が合わさって Supernova っぽさに繋がっている様な気がした
すごく好みの音楽ですわ

歌唱に関しては、二人とも歌い出しが上手くいっていなくて、違和感が強かった
緊張もあってか力み過ぎたのか、練習通りに歌おうと狙いすぎたのか
上手く歌えているのに、どこか違和感があって、その時点では評価できなかった
でも、合唱パートがスパッと綺麗に決まってからは、ソロパート含めて完璧
レアナのクセのある高音域と、マリオンの優しい低音って言う組み合わせが
絶妙にこの曲のスタイリッシュさを際立たせていたと思う
二人の歌唱以上に、楽曲の魅力が引き出されまくっていたと思う

しかし、レアナの歌唱は本当にユニークだね
Bオデの時点でも、その特殊な声の出し方が決まっていたけど
断然今回の曲の方が似合っているよ
ぶっちゃけ、レアナのソロでもこの曲をスタイリッシュにアレンジしてくれそう

ただ、マリオンは逆に、実力というか、魅力を引き出しきれなかったかも?
Bオデでのマリオンの歌唱を考えると、彼女らしさが抜けているように思う
それでも、ベースにある歌唱力の高さがあるから上手く歌えているけど
全体的にレアナのコーラスっぽくなってしまっているように感じた

勝者は Lene Thorud
マリオンも本当はすごく良い歌手なんだよ
だけど、今回の歌唱を聞いて記憶に残るのは、間違いなくレアナだと思うし
レアナの歌唱はもっと聞きたいって思った
ユニークな声や歌い方をする人が多い中で
レアナの歌唱は相当覚えやすいし、選曲がすごく楽しみになる


ヨーセフのチーム
August Dahl vs. Abel Eitland
(曲:Writing's On The Wall - Sam Smith

ガチの選曲をガチの歌唱で歌っておいでです
しかも、全力の殴り合いバトルです

中にはデュエットになっていたり、ユニット歌唱になってるものもあるが
これはもう、完全にバトルですよ、デュエルですよ、全力勝負ですよ
迫力があるという以上に、お互いが全力でぶつかり合ってますよ
センスの良い選曲や歌唱ももちろん好きだけど
バトルラウンドで一番に求めているのは、こういうのなんだよね

歌い出しのアベルがまずもう本気の歌唱過ぎて、驚かされる
今回のバトルラウンドラストでとんでもないパワーで歌っているという
最初のソロパートラストのシャウト歌唱に込められた熱量がもうすさまじいし
私は、Bオデでの彼の歌唱は評価できなかったものの
これはもう、有無を言わせない歌唱でだったよ
ソウルフルって一言で言い表せられないぐらいに魂がこもった歌唱だった
Bオデで出ていた、訛りの強い歌唱もなくなっていたし

そして、気になっていたのはアウグストの方よね
Bオデで一番気に入っていた男性歌手がアウグストで
少年っぽさのある美声を聞くのを、私はとても楽しみにしていたんだ
でも、イントロとアベルの歌唱を聞いた時点で、少し心配になっていた
アウグストはBオデでも少年声で歌いつつ、熱い歌唱をしていたとはいえ
これはアベルに押されて終わってしまうんじゃないだろうか、って

ところが、アウグストの本気の歌唱は
直前に歌ったアベルの歌唱を忘れさせるほどの迫力があった
Bオデの時と比べて、若干声がカスレている辺り、相当な練習を積んだんだろうな
アベルに負けないどころか、並ぶレベルの迫力を持たせてて驚かされた

しかし、これは中々に互角の勝負なんじゃないかな
高音域の美しさで言えば、アウグストはずば抜けていて
裏声の上手さなんか、アベルよりも圧倒的にアウグストの方が上
だけど、より魂のこもった熱い歌唱をしていたのは、アベルだと思うんだよなあ
アウグストも本気の歌唱でパワフルではあったけどもね

勝者は August Dahl
あ、あれ? スティールはなしかい?
アウグスト推しだからアウグストが通過したのは嬉しいけど
これはアベルも通って然るべきだと思ったな


全体の感想
前回も思ったけど、「これは面白いぞ!?」って言うようなバトルの多いこと
クセの強い歌手が何人もセンスの良い歌い方をしていて
ラストまでは意外性のある選曲やバトルばかりだったのに
ラストは正統派でダイナミックな歌唱で締めるという、この面白さ

というか、面白いバトル多すぎでしょ!!
開幕からして、ユニークな歌声の歌手同士をぶつけていたし
レアナチームのアルマゲドンの曲のカバーなんかほんとカッコよかった
選曲や編曲、組み合わせ自体はそこまで不自然でもなんでもないのに
歌わせ方がマジで秀逸だった
レアナ天才だろ

ちなみに、Bオデ通過者一覧の記事を書いてた時に思ったんだけど
数えると、モルテンのチーム以外は奇数人数
モルテンのチームだけ一人足りない偶数人数で
あれ? 誰か見逃してる? ってすごい気にしてたら
実は奇数人数チームは三つ巴バトルを行うという
多めに取り過ぎたのか、後になって一人辞退したのか(その分は放送されず

それから、YouTubeだとなぜか評価割合良くないけど
Lene Thorud のバトルラウンドは最高にスタイリッシュだったと思う
別に、Supernovaでなくてもあの手の音楽は聴くけども
とにかくテクノ系の音楽と、レアナの歌声がマッチしてるんだよね

しかし、やはり何といってもラストの二人よ
アウグストもアベルも素晴らしい歌唱力だった
歌声の良さが第一って感じになってるノルウェー版の中では
しっかりと高い歌唱力を持ってして歌い切っていたわけだからね
考えてみたら、オペラ系やゴスペル系歌手がいないわけだし

ということで、2017年9月15日放送分のバトル6組
これこの調子で進むなら、ほんとノルウェーのレベルかなり高いぞ
感触の近いベルギーやアイスランドと比べても、飛び抜けてることになる

アウグストとアレクサンドラ、レアナの3人は今回見たが
個人的に、まだまだ気になる歌手はいる
とりあえず今気になるのは、Synne HellandAgnes Stock の二人か

では、また次回



次>>
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もくじ記事
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2Comments

Sharip  

No title

覚えてらっしゃらないかと思いますが、以前ツイッターでもお世話になっていた者です。アカウント削除しまして、ちゃんと伝えなくて申し訳ございませんでしたm(__)m

ノルウェー版の記事ありがとうございます!大体は視聴済みなんですが、覚えていない所も多くて記事を見ながら新しい発見もできて楽しかったです!

特にアベルの事をよく覚えてなかったのですが、確かに此処で落ちるのはもったいないですね…。自分もアウグスト応援していたので喜んでたんですけど、最初のアベルのソロはすこぶる良かったので誰か拾ってやってノックアウト以降に行かせてあげたかったです。

自分事ですがBオデ終了時点で応援してたのは
Michael Eriksen
Elise Nærø
August Dahl
Andrea Santiago Stønjum です!
特にMichael Eriksenは曲をよく聴いたりしてるバンドのvoなのでThe Voiceなどの番組向けではないとは思いつつも、こういう音楽の人が勝ち上がっていくのを夢見るように見てました!


ついでみたいで申し訳ないのですがブログの方、10周年だそうでおめでとうございます!!The X-Factorも見ていくつもりなのでこれからもお世話にならさせてもらいますm(__)m

2018/09/16 (Sun) 12:24 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: No title

> Sharipさん
お久しぶりです! 覚えてます! 全然覚えてますよ!
何を隠そう、ノルウェー版の記事を意地でも終わらせようとこのタイミングで続けてるのって
ほとんどSharipさんが待ってるだろうなって思っての事だったので!
楽しみにされてたのに記事にできてなくて申し訳なく思ってて
でもこのタイミングで今更再始動しても、アカウント削除してるから見てないかもな
って思いながらも続きを見始めていました
なのでコメントいただけて嬉しいです!

> 最初のアベルのソロはすこぶる良かったので
そうなんですよ
私は結構最初に歌った時の印象を引きずるタイプなのに
あのソロ部分で手のひら返すぐらい良かったですからね
ほんと先に進んでも良かったはずだと思うんですよ

> 自分事ですがBオデ終了時点で応援してたのは
Andrea Santiago Stønjum 以外は結構違っていて面白い

> 特にMichael Eriksenは曲をよく聴いたりしてるバンドのvoなので
あっ、そうなんですか! それは相当嬉しいでしょう!
私も、The Voice を初めて視聴し始めた時が
好きだったバンドのボーカルが出場して優勝した年だったんで
気持ちすごく分かりますよ

> 10周年だそうでおめでとうございます!!
ありがとうございます!
ノルウェーもUKも合わせていつでも遊びに来てください!

2018/09/16 (Sun) 20:02 | EDIT | REPLY |   

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