The Voice Norge 2017 Duell 4 レビュー記事

ノルウェー版The Voice バトルラウンド 
2週目の後半戦を見ていきますよ!

前回が水曜日分放送の4バトルでしたが
今回は2017年9月22日金曜日分放送の6バトル!

まだ特別気にしてる出場者が出終わっていないのもあってすごく期待値が高いけど
そうでなくても、ノルウェーは今の所コーチングがすごく上手い
流石にルーマニアやウクライナほどではないにしても
たぶん、どこの国よりも丁寧なコーチングをしているんじゃないかな
さりげなくノルディックな雰囲気を入れる辺りもすごくカッコ良いし

ということで、バトルラウンド2週目の後半戦も見ていきましょう!
ヨーセフのチーム
Nora Grefstad vs. Mirjam Johanne Omdal
(曲:5 fine frøkner - Gabrielle

Bオデで私が評価しなかった二人だが……?
これが、結構うまいこといっているという

というか、先に歌い出したミリヤムの歌唱がすごく元気があって楽しい
上手いのはノラの方なんだけど、ミリヤムは勢いで全てをカバーしてる
誤魔化しているんじゃなくて、ちゃんと補う形で足りない部分をカバーしている
特に、何の躊躇もなく高い音を出すところが聞いていて気持ちが良いな
しかも、どっちかって言うと私が苦手な、舌先で音を出すような歌い方なのに
ミリヤムの歌唱は、そういうところが全くと言っていいほど気にならないし
むしろ、味のある歌唱に聞こえてくる

ミリヤムの歌唱は、どっちかって言うとThe X Factor 向きなアイドル歌唱で
それもあって、多分、私は今回の彼女の歌唱を評価できるんだと思う
The Voice が好きな人ほど、ノラの歌唱を評価するんじゃないかな
安定感は間違いなくノラの方が上だと思うし

いやあ、でもこれミリヤムの楽しんでるような歌い方とか
ミスを恐れない、勢いのある歌唱は強力な武器だと思うわ
上手くコーチングして実力を底上げしつつ
彼女の勢いを殺さない、彼女のユニークさを引き出せる曲を選べれば
上手くなる以上に、どんどん魅力的になると思う
まあ、既に通った人たちや、これから歌う人たちの中で言えば
多少なりとも弱いところはあるけども
素直にもっと彼女が元気に歌うところを見たいって思ったな

勝者は Mirjam Johanne Omdal
うむ、これは納得の通過だと思う


マルティンのチーム
Karina Pieroth vs. Nora Chayed vs. Marius Brustad
(曲:Hurts So Good - Astrid S

なんかチグハグした、まとまりのないバトルだな
三者三様に自分らしさを出そう様な歌唱が出来ているって言うのは良い事だけど
このバトルに関して言えば、まとまりがなさ過ぎて上手くいっていないと思った
別に、バラバラに歌っているわけじゃないんだけどなあ

まず、緊張しまくってるマリウスが、自分の歌唱に一杯一杯になり過ぎてると思った
彼はもうちょっと前に出て、女性二人を牽引する様に歌っても良かったんじゃないかな
自分がセンターで、女性二人はコーラスだ、ぐらいに気概で歌って良かったと思う
たとえ、楽曲がそういうタイプじゃないとしても、声質的にもう少し前に出ないと
二人の声の陰に隠れ過ぎているように感じた

逆に、自信満々なノラは、少しうるさすぎるかも?
あんまり曲に合わせて歌っている様には聞こえない
声を前に出し過ぎているから、もうちょっと抑え気味に歌っても良かったと思う

3人の中で一番上手いのはカリーナかな
曲の陰に隠れることなく、曲よりも前に出てしまうこともなく
3人の中で一番安定していたし、一番曲に合わせて歌えていた
それぞれソロで聞いたとしたら、歌詞の中身を一番表現できるのはカリーナだろうな

勝者は Karina Pieroth
今回に限らず、ここからの歌唱を考えると
一番期待できるのも彼女だろうしな


モルテンのチーム
Dina Sæle Ek vs. Ninja Krystad
(曲:At Seventeen - Janis Ian

これはカラオケバトルだなあ……(;・ω・)
正直、どっちもカラオケ歌唱をしているとしか思えなかった
上手く歌うとかいう話でなく、単純に歌唱の中にオーラがない
これまで歌ってきた人たちって、みんな何か一か所、光るものがあったけど
この二人は、二人とも特筆すべき部分が見つからなかった
ドングリ・コンペティションと言わざるを得ない
これは、どっちがここを通ろうとも、次で確実に落ちるだろうな

下手ではないんだけど、歌唱力が突出して上手いわけでもないし
表現力が高いわけでも、特殊な声や歌い方をしているわけでもなく
ほんと、ただただカラオケ歌唱を見せられてるだけとしか思えない
選曲も面白くなかったし、退屈だったな

勝者は Dina Sæle Ek
どっちが勝っても同じかな


レアナのチーム  
Henriette Linja vs. Synne Helland
(曲:Try - Colbie Caillat

うわああああどっちも通って欲しい人だああああああ
どっちもBオデの歌唱が北欧らしい歌声と歌唱で
どっちも緊張しまくって声が震えた声で歌っていて
そして、何よりすごくピュアな歌い方をしていてめちゃくちゃ気に入ってたんだ
特に、背の高いシュンネの方はBオデで一番印象に残ってる歌手でもあるし
だから、この二人のどっちかしか通らないってのが惜しすぎる!

しかし、歌唱に関しては、これはヘンリエッタの方が良かったな
Bオデではガチガチに緊張しまくって、すごく声が震えていたヘンリエッタ
その緊張と自信のなさでピュアな感じが出ていたから良かったんだけど
今回の歌唱は震え声じゃなくなったどころか、歌唱力自体も上がっているし
その上で、Bオデで見たヘンリエッタの良さを残したまま歌えていると思った
まだBオデしか見ていないけど、それでも、とても彼女らしく歌えていたと思う
それに、北欧らしい音使いが今回も健在で、とても魅力的だったな

一方で、シュンネの方はと言うと
Bオデよりも圧倒的に上手くなっている
上手くなっているんだけど、Bオデで見たシュンネとは別人になり過ぎている
見るからに自信を持って歌えているんだけど
自信を持って歌ってしまったがゆえに、彼女らしさがなくなっている
なんか全体的に、ティーンエイジのアメリカ人が歌ってるようにしか聞こえないというか
アメリカの量産型カラオケが上手い女子高生、って感じになってるのがすごく残念だった
見たかったシュンネじゃなさすぎて、どうにも好きになれなかった
高校デビューとか大学デビューしたての女の子みたい
いや、こっちのシュンネの方が本来の彼女のキャラなのかもしれないが
あああああああああああああ
でもやっぱりシュンネの歌唱の方が好きかなあああああああ
というのが、ヘンリエッタは声は綺麗だけど、やっぱり硬いんだよね、歌唱が
ぎこちないというか、歌うことに集中しすぎて表現が疎かになっている
その点、シュンネはすごく滑らかに、流れるように歌えているから
私はシュンネの方が良かったと思うんだ

とは言え、二人デュエットで見ると、とても素敵な歌唱をしていたと思う
ユニットとして見たら、完成度がすごく高いんだよね
二人とも、曲に対して歌声がぴったしハマっているし
特に、コーラスと歌唱を入れ替えながらパッと合唱する、一番盛り上がるところ
終盤でのあの演出はすごく良かったと思うし
曲の締め方もすごく綺麗だった

勝者は Henriette Linja
あああああああああああああああああああああああああああ
マジかああああああああああああああああ
いやあああああでもまあ、ヘンリエッタの方がずっと良かったもんあああああ
それに、レアナは明らかにこれまで、実力よりもハートで選んでるからね
そりゃヘンリエッタを選ぶよ
私もハートに響いたのはヘンリエッタの歌唱だもの
でも私はシュンネも好きだし、菅野序の方が歌唱力的にも上だとは思うんだけどねえ
シュンネがユニークさなくなってアメリカの女子高生になってなければ……

そして、モルテンが Synne Helland をスティール!
良かったあああああああああああああああ
良かったけど、これもし次回もアメリカンな歌い方をしたら……(;・ω・)
ヘンリエッタ、もうどう歌ってもヘンリエッタだろうけど
とは言え、今回はコーチがレアナだったし
レアナらしい、アメリカンな選曲だったからこそとも思うから
モルテンのコーチングでまた違う方向に舵を切られるんじゃないかと
そうでないと困る


ヨーセフのチーム  
Tina Indrevær vs. Kaja Rode
(曲:Don't You Worry 'Bout A Thing - Stevie Wonder

実力者同士の全力のぶつかり合い!!
ピンクの服を着ている、Poli Genova似のティナはBオデ一押しの一人
逆にカヤはBオデで選曲ミスしてた気がして好きになれなかったんだけど
選曲と組み合わせが上手くて、互いの実力と魅力が引き出されている

特にカヤの方は、ほんと選曲で一気に化けたな
BオデではBeyonce の『Listen』を歌ってたんだけど、曲に負けてしまっていた
原曲を意識しすぎていたのか、それともサビが高くなりすぎるのを嫌がったのか
スタートからして低く重たく歌いすぎて、曲も自分の歌唱も台無しにしてると思ってた
キーを間違えていたんだろうね
高い音でミスすることが多かったから、キーを下げて歌ってたんだろうけど
大抵、そういうことをすると逆効果で
歌う時に高いと感じたらキーをあえて1つ上げる方が上手くいくことが多い
今回はBオデと違って、ヨーセフが正しいキーで歌わせているかrあ
勢いのつけ方も、声の張り方も、とても自然に歌えていた
もう歌い出しからして全然違うし
途中でやっていた、一番の見せ場であるあのボーカルパフォーマンスとか
なんであのレベルをBオデでやらなかったのか

しかし、ティナもすごく良いんだよなああああああ
今回、カヤが覚醒して爆発的な歌唱を見せたことで、ちょっと影に隠れガチだけど
ティナの歌唱よりも遥かに味があるんだよね
微妙な声の中の揺らぎと言うか、ハスキーがかった歌声がすごく聞き心地が良いし
何より、「歌おう」って身構えることなく、さらっと歌っているのが良いんだよね
すごく軽やかで、細かいニュアンスの表現が上手くて
カヤの歌唱は素直過ぎて、味が薄いというか
単色の原色だけで色を表現しようとしているんだけど
ティナの歌唱は淡い色彩も複雑な色彩も、自在に一つの声の中に盛り込めている

今回に限らず、今後の歌唱の事も考えると
カヤはカラオケ大会としては良い歌唱をするだろうし
パワフルで迫力のある歌い方もしていけるから、勝ち進めそうだけど
私はティナの方が好き
Bオデでカヤの事を評価してなかったからじゃなく
ティナの歌唱にはライブ感がある
練習した曲を練習した通りに歌うような雰囲気がなくて
その場その場での自分の気持ちを歌ってる感じがあるからティナの方が好きなんだ

勝者は Kaja Rode
ヨーセフのバカああああああああああああ!!!!
マルティンが Tina Indrevær をスティール
マルティンありがとおおおおおおおおおお!!!!


レアナのチーム
Marion Sophia Dyrvik vs. Thomas Løseth
(曲:Say Something - A Great Big World, Christina Aguilera

レアナ先生がまた泣きそうと思ったらやっぱり泣いた
絶対泣くだろうなって思ってたら案の定、涙してた
でも、思わず涙を流すのも分かるようなデュエットだった
二人が向き合って歌うところからのハーモニーの美しさよ
どっちも歌声が綺麗で、歌詞の世界を優しく表現していて
ただのカラオケじゃなくて、ちゃんとカバーしてるのも良かったし
お互いに支え合って、お互いに魅力を引き出し合って
そういう、思いやる気持ちのこもった歌い方だった

歌唱的に、歌い出しのトーマスでちょっと「んっ?」ってなった
歌唱が不安定というか、低く重く歌いすぎているように感じたし
多分、本人も上手くいっていないって思ってるんだろう
声を張って高い音を出した時も、後の歌唱と比べるとちょっと音程がおかしい
だけど、マリオン・ソフィアと一緒に合わせて歌うところから調子を取り戻したのか
とても綺麗で、違和感もなく、胸に染み込むような歌唱が出来ていると思った
一瞬、それはでもマリオン・ソフィアが一緒に歌ってるから
音程差で綺麗に聞こえるだけかも、とも思ったけど、ソロの歌唱が綺麗なんだよね
それに、二人で声を張って歌ってるところとか、完璧なハーモニーになっていたし
トーマスはBオデの時点でも、パワフルに歌うよりも
空気感や雰囲気を作るような、丁寧で優しい歌い方が特徴的だったから
他にも高音に強い男性歌手が出場していると言っても
この曲を歌う上では、トーマスの歌声が一番合うって思うな

対戦相手のマリオン・ソフィアは、歌い出しからしてスパッと気持ちよく歌っている
彼女に関しては、Bオデでそこまで良いとは思っていなかった
悪くもないけど、高音の使い方や、選曲とのミスマッチ感
曲に歌わされてる感じが強くて、あまり好きになれていなかった
でも、今回の歌唱はBオデの曲よりも難易度が高いはずなのに
むしろ、歌唱に無理や違和感が全くなかった
元々、長年この曲を歌ってきていた様に聞こえるほど
彼女の中の100%がそのままこの曲に当てはまる感じった
これはすごくいい勝負だと思うわ

勝者は Thomas Løseth
マリオン・ソフィアも惜しいが、ここはトーマスで正解だと思う
トーマスは他の選曲でどう歌うか、結構印象変わりそうだし


全体の感想
流石に、全てのバトルが最高って言うわけじゃないけども
それでも全体を見返すと面白いバトルが多かったと思うよね
大体、コーチたちの指導がすごく上手いから
Bオデから良い方向に印象が変わる人た多いわけだし
でも、そう思うような変化があるのって、今の所ヨーセフのチームが一番多い
前回のセバスティアンもヨーセフのチームだったし
今回の中で言えば、最初に歌ったノラとミリヤムのバトルとか
ティナとカヤのバトルの、カヤの方とか
みんな、私がBオデで全然評価できていなかったのに
今回のバトルラウンドで評価がガラッと変わるぐらい上手く歌えていたという
流石、4シーズン中3シーズン参加しているベテランですよ

一方で、コーチとしてはレアナも結構気になっているという
レアナのチームは元々気に入った歌手が多かったけど
ハートで出場者を選んだレアナは、ハートで出場者に歌わせるから良いんだよね
ただ、シュンネがなあ~~~~
通ったヘンリエッタはレアナチームのままで問題ないし
シュンネもモルテンのチームに入ったら、さらに成長できそうだが

通過者については、まあ、でも概ね納得のいく結果だったかな
ヘンリエッタとシュンネの二人が通ったのはなんだかんだ嬉しいし
ティナもスティールで生き残ってよかったと思うし
あと、トーマスとミリヤムの通過も納得の結果だったかな

さて、次回はバトルラウンド最終回なんだけど
4つしか動画が残っていないんだよなあ
今日中に終わらせるか、来週通過者一覧と一緒に上げるか

そんな感じです


次>>
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6107.html
前<<
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6099.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5512.html

関連記事
TheVoiceNorgeTheVoiceノルウェーノルウェーハートで選ぶコーチ

0Comments

Add your comment