The Voice Norge 2017 Liveshow1 ~レアナとヨーセフのチーム~ レビュー記事

ノルウェー版The Voice のライブショーを見ていきます! 
ついにここまで来ました! ノルウェー版The Voice シーズン4のライブショー! 
信じられないような美声や、どんな曲でも北欧アレンジにしてしまうセンス 
欧州版の中でも、1、2を争うほどにレベルが高い国ですが
そんなノルウェー版のライブショーともなると、期待しかできない!!

前回のノックアウトラウンドだと、ほぼレアナチーム無双と言うか
もはやレアナ先生無双と言っても過言ではなかったが
とは言え、各チーム楽しみな出場者が必ずいるからね
レアナチームは全員みたいにしても
ヨーセフチームのアウグスト
マルティンチームのマグヌス
モルテンチームのクヌットと
みんなの歌唱を見たくてたまらないというwww

さて、前回のノックアウトラウンドで、各チーム5人ずつが通過したことにより
総勢20名がライブショーへと勝ち上がったわけですが
そんなライブショーは、さすがに20人を一気に全て見るわけではなく
初回生放送は、2チーム毎に分けて放送されていたようですね
今回見るのは、2017年10月13日放送分の2チーム
ヨーセフチームとレアナのチームを交互に見ていくことになります
別に交互に見ないで、チームごとに分けてみても良かったんだけど
まあ、今回は放送された順番通りに見ていくということで

それでは、さっそく見ていきましょう!
ヨーセフのチーム
August Dahl
(曲:All I Want - Kodaline

アウグスト復活! アウグスト復活ゥッ!!
と言うか、復活どころじゃない歌唱なんですが!!

良かった! めちゃくちゃ良かった! こんな素晴らしい歌唱をありがとう!
前回のパフォーマンスはほんとなんだったんだ! ってぐらい良かった!
選曲の時点で、絶対にアウグストにすごく似合う綺麗な歌だって思ってたし
私もカラオケで歌うぐらい、ものすごく好きな曲でもあるから
イントロの時点で期待値が有頂天状態だった

歌い出しからしばらくは、ちょっと声がカスれ気味で
「あれ……、もしかして今回もアウグスト……」って心配しまくったし
咳ばらいをしたり、ロックボイスを出したりして、かなりハラハラしていた
だけど、間奏からの歌唱が本当に素晴らしくて鳥肌が立った
間奏でのボーカルパフォーマンスで驚かされたのに
流れるようにノルウェーアレンジなBGMで鳥肌飛んでった

いやこれ、マジでノルディックにするの卑怯すぎるし
あの流れでノルディックアレンジに持っていくのも最強過ぎる
それまで、ずっとピアノバラードな編曲で歌っていたのに
間奏部分に入ってからドラム・パーカッションが追加されて
その間のアウグストのボーカルパフォーマンスがひたすら綺麗だったのに
一番の盛り上がりのところでバックコーラス付きで
しかも、ティンホイッスルの音色を使ってさりげなくノルウェー色を入れてるんだもの
原曲はもっとロック色が強いのに、ティンホイッスルだけでノルウェーを演出するって
なんかもう、ほんともう、ノルウェー好き
この編曲は、ぶっちゃけ今まで聞いてきた『All I Want』の中で一番好きだわ

大体、これオオトリでやるやつだろ
初っ端一人目でこれって、完全に後続組が一人残らず全員大変になる
改めて最初から聞くと、ほんと今回のアウグストは素晴らしい
歌い出しからして、もう既にこの曲が彼にとってハマっていることが一発で分かるし
間奏までの間に、地声歌唱、ファルセット歌唱、ロックボイスと
これまでのアウグストの歌い方のバラエティパックになっていた
ロックボイスは……、まあ、曲にちょっと合っていないかな? って思ったけども

問題は、間奏のボーカルパフォーマンスだよね
50秒から1分30秒までの、実に40秒間がボーカルパフォーマンスと言う
驚異驚愕の美声で押しまくっているのにも関わらず
だけど、一切押しつけがましさを感じさせないのが素晴らしすぎる

例えば、マライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンのダイナミックバラードで
ものすごい声量を持ってして盛大にボーカルパフォーマンスをする人は多い
特に、アメリカかぶれな出場者と、フィリピン人に多い傾向にある
そういう人たちの歌唱って、「私はこんなにすごい声で歌えるんだぞ!」って
実力を誇示するような、ひけらかすような、文字通り『パフォーマンス』になっていて
歌っている、と言うよりも喚いている状態になることがとても多い
でも、今回のアウグストの歌唱は違っていた

アウグストの歌唱は、視聴者に対して「ドヤッ!」って言うような歌唱なんじゃなく
ひたすら自分自身との闘いを繰り広げているような歌い方になっていた
だから、彼の歌唱には全く嫌味もなければ押しつけがましさもなかった

もちろん、自分の歌唱力で圧倒させることが目的の様な歌い方になっている
そこは、たぶんヨーセフが「こうしたらみんなビックリするゼ!」って指導したんだろう
でも、彼の歌唱はどこか、切羽詰まった状況で歌ってるような感触があった

もしかしたら、リハだと何回やっても上手くいっていなかったのかもしれない
特にノルディックな部分の歌唱に関しては、相当気を付けて歌っているのが分かる
アウグストって、これまでの歌唱を聞いた感じから考えるに
力むとすぐロックボイスになっちゃうタイプだと思うんだ
前半でもそのロックボイスが出ていた様にね
でも、それが出てしまわないように、綺麗に地声だけで歌う様に頑張ってる印象がある
ただでさえ難しい曲なのに、自ら難易度を上げるような歌い方をしているって事だろう
大体、歌い出しから結構、上手いのにハラハラさせるような歌唱をしていたわけだし

でもそれを、生放送の、しかも一人目の歌唱っていう死ぬほど緊張する土壇場で
しかもしかも、サビの絶対に失敗できないし、失敗したらありえないところを
絶望的な緊張感を持って歌っている印象があった

それに、歌が上手い人でも、上手くうない人でも
生放送で歌ってる途中で咳払いが聞こえちゃうことって、相当に稀だと思うんだけど
少なくとも、咳ばらいをするってことは、自分の喉や声の出方に違和感があるって事よね
そうなるぐらい、何度も何度も練習していたのかもしれないし
実際、歌い出しの高音域は、ちょっとカスレ気味だったし
歌い出しの時点でそうだったからこそ、サビであれだけの緊張感があったのかもしれない

誰かのために歌うんじゃなく
「この音は出せない」って思ってしまう自分に負けないように歌ってる感じだよね
歌詞の意味的には間違った歌い方かもしれないけど
アウグストの精神が、心が、魂が、そのまま形になってるようで
聞いてるだけでも心が震えるような歌唱だったと思う

サビを抜けた後の、ほっとしたような歌唱なんか
見ているこっち側も、思わず全身から力が抜けてしまうようなだったし

いやあ、ほんと素晴らしい歌唱だった
一人目なのに、もう今回の記事これだけでいいんじゃない? って思うぐらいだったし
マジでこの番組見てて良かったよ
ノルウェー版最高過ぎる

……締めの言葉っぽくなってきたので次の人を見よう
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


レアナのチーム
Ida Lunde
(曲:The Climb - Miley Cyrus

アウグストの直後でこれは相当頑張っているのでは!?
元々はマルティンのチームにいたイダだけど
まるで、最初からレアナのチームにいたかのような歌唱
なんかもはや、レアナの作風だよね、ここまで来ると
レアナらしい選曲で、レアナらしい歌わせ方
アウグストの直後でも、食らいつけているぐらいある素敵な歌唱
何より、表現力のレベルが信じられないぐらい上がっている
レアナは一体どういうコーチングをしているのか、その風景を見たいよ

個人的には、それでも彼女が元々持ってる歌い方はあまり評価できない
『テイラー・スウィフトもどき』と前回酷評した雰囲気が今回も健在で
何なら歌いそうだもん、テイラー・スウィフトが、この曲を
評価はそこまで出来ないけども、でも、彼女のこれまでの歌唱の中では一番だったと思う
しかし、アウグストの直後って言うこのタイミングは厳しいよな

ちなみに、直後に歌ったかどうかがどうして分かるのかと言うと
動画の下に表示されている、投票用の番号で分かる
一応、公式YouTubeチャンネルの再生リスト順でもあるけど
この数字で確定したなって思ってる
たぶん、間違いない
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


ヨーセフのチーム
Jeremaya John
(曲:Could You Be Loved - Bob Marley & The Wailers

ぶっちゃけ歌唱はいまいちなのに、すごく楽しめた
これって、Bob Marley の曲だから、原曲はもっとレゲエ色が強いみたい
でも、ジェレマヤの歌唱はレゲエ感と言うか、レゲエのリズムはおまけ程度で
むしろ、スティービー・ワンダーがカバーしたみたいな歌い方になっている
そこを、中途半端って受け取るかどうかで評価が分かりそうだし
普通のおじさんがカラオケをしてるだけと言えなくもない

だけど、人を楽しませる歌唱、自分がステージを楽しむ歌唱
そういう歌い方に振り切っている感じがしたから、とても良かった
大体、さっきの二人がガチガチに緊張して歌っていたのに対して
微塵も緊張しているように見えないわけだし
上手い上手くないとか関係なく楽しめるパフォーマンスだったと思うよ

彼は、元々はモルテンのチームにいたんだけど
ノックアウトラウンドでヨーセフがスティールした出場者でもあって
んで、正直、モルテンよりも遥かにヨーセフの方がコーチとしてあってる気がする
選曲も、歌わせ方も、ジェレマヤのキャラクターの一部になっていて
自信たっぷりな歌唱にすごく合っていると思った

個人的には、そこまで注目していた歌手ではないし
応援したいとか、次回の歌唱が見たいって思うようなタイプではない
私は、初見時はやっぱり、中途半端なレゲエ歌唱がどうにも評価できなくて
ちゃんとしたレゲエ歌唱もちらほら見えるから余計に微妙に思っていた
だけど、注目していなかったからこそ、気楽に見ることが出来たし
気楽に見ることが出来たからこそ、素直に彼の歌唱を楽しむことが出来た
って書くと、彼が通過しない物だろうと思って見ていることにもなるわけだが

とは言え、今回レベルの歌唱を毎回することが出来るのなら
通過できれば次回も楽しめる歌唱をしてくれそうって思うな
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


レアナのチーム
Lillen Stenberg
(曲:Worst In Me - Julia Michaels

これまでのオーディションの集大成的な歌唱
完全にレアナの2Pカラーである
絶対レアナはリレンの事を、自分の分身にしようとしてるよ
それはそれとして、今回の選曲は、これまでのリレンの歌唱の集大成になっているね
Bオデでは、インディーロックバンド系の曲を歌っていたし
バトルではヨーセフチームでエレクトロポップ系を歌っていたし
KOではレアナチームで、とてもハートフルで、繊細な表現を持って歌っていたし
んで、今回は、これまで歌ってきた3曲があってこその歌唱になってるように思った

しかし、よくこの恐ろしく特殊なリズム感のある曲を、それでもさらっと歌い切ったよね
このリズムの難しさは、下手したら違和感しか与えないようになるリスクがあるのに
難しそうに歌ってる場面もなく、スルスルと言葉が出ている辺り、相当上手いわ
これまでリレンが歌ってきた曲の中では、一番難しい曲どころじゃなく
他の出場者たちでも歌えるかどうかって言うぐらい、圧倒的な難しさがあるはず
ジェレマヤはレゲエ歌唱を諦めて、申し訳程度に入れていたけど
リレンはこの特殊なリズムに正面から立ち向かって、自分のリズムにしているもの

しかも、原曲は『Issues』で有名なJulia Michaels なんだね
そりゃリズムの難しい曲なわけだわ
そんで、あえて『Issues』じゃなくてこの曲を選ぶところが面白い

原曲を聞いて分かることは、リレンはかなりポップ色強めに歌ってるってところ
Julia Michaels がハスキー気味な歌声で、引き込むように歌ってるのに対して
リレンはストレートに、前に前に押すように歌っているから
それでポップ色が強くなっているんだろうね

んで、基本的にこの曲って、単に歌う上でリズムが難しいだけじゃなくて
この音階、このリズムなら売れるだろう、って言う定番の構成になっていなくて
だから、インディ感がかなり強めになっているんだけど
そのリズムを持ったまま、でもポップ色の強い歌い方をしているんだ
インディロックバンドがメジャーに行って
センス良く進化することが出来たパターンって感じがする

でも、歌唱センスだけで歌っているわけじゃなく
途中で、ちょっと泣きそうな感じの声を出すところ
あの表現力の高さと言うか、声の振るわせ方は上手いよね
前回はそれがメインになっていたから、リレンらしいと思うし
あの声の出し方があるからこそ、レアナの趣味が入ってる感じがするんだよね

アウグストが一人独走状態ではあるけども
リレンはリレンですごく良い歌い方をしていたと思う
彼女の歌唱の中では、一番好きかもしれないし
普通にこの曲が好きになったもの
原曲よりも、リレンのポップアレンジの方が好きかもしれない
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


ヨーセフのチーム
Mirjam Omdal
(曲:Not Too Young - Sabina Ddumba

いやあああああ私は微妙としか言えないいいいいいい
もしリレンの歌唱が微妙って思った人がいたとしても、大丈夫
ミリヤムの歌唱を聞いて、リレンのパフォに戻ったら
いかにリレンが上手かったかが分かるから

なんかもう、声の出し方がダメだわ
こういう、「べー」って舌を出したまま歌ってる感じが苦手
歌い出しからして、もう既に私は評価できないし
イントロ歌唱後の声の出し方もダメ
そんなに上手いわけでもないし、むしろ、よくここまで残ったって思うよ
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


レアナのチーム
Thomas Løseth
(曲:The Blower’s Daughter - Damien Rice

レアナの指導が入り過ぎたように感じる
どうなんだろう……、選曲ミスってるかもしれない……
選曲自体を元から知っていたから、前半で静かな歌唱をしていたとしても
サビで一気にカタルシスを得られるような歌唱をするだろうと思って見ていたけど
一番の盛り上がりがあまりにも一瞬過ぎてって印象が強いし
印象に残るのは、低い音程を歌いづらそうにしていた姿ぐらいだった
レアナは感極まってる様だけど、私はそこまで入り込めなかった
これをBオデで歌うならいいんだけど、ライブショーで歌うには、地味かも?
派手に歌うだけが全てではないにしても、期待していた歌唱でもなかった

でも問題は、歌い方がちょっと狙いすぎていたからかもしれない
レアナだからこういう曲を選ぶのも分かるし
トーマスに合っていないわけじゃないんだよね、この歌自体は

レアナがトーマスにさせたいことは分かるよ
つまり、トーマスの美声を栄えさせるための楽曲構成なんだよね
低音から初めて、徐々に徐々に歌唱を持ち上げていって
一番盛り上がるところでパワフルに歌いつつも
その直後、一番最後に綺麗な歌唱をして、余韻を残すように終わらせる
この一連の構成で、トーマスの魅力を引き出させようとしているんだと思う
それは分かる
ただ、それを狙いすぎた印象がある

これまでのトーマスの歌唱と比べて違うのは
イントロ低音パート、地声パート、一番盛り上がる部分、アウトロ歌唱
って言う、4、5のパートでぴしっと分けてしまっていることと
パート毎の歌唱が、あまりシームレスになっていない
「ここまではこう歌う!」「ここからはこう歌う!」って
歌い方を分けすぎているところにあると思う
そして、その歌い方が、違和感に繋がっていると思った

歌唱自体がぶつ切りであること以上に
心が歌じゃなくて、歌い方に集中しすぎているんだよね
この曲の中身を表現しようとしているんじゃなくて
レアナの指示通りに歌おうとしすぎているんだよ

今までのトーマスだったら、もっと心のままに歌っていたと思う
特に、Bオデの時の歌い方みたいに
自分の心と曲の中身をリンクさせて歌っていたはず
今回みたいに、針に糸を通すような歌い方はしていないはず

これは、レアナが張り切り過ぎたのかな
トーマスがレアナの指示に応えようとし過ぎたのかな
今回の選曲は、これまで通り綺麗な曲だったとは思うし
ミスなく完璧に歌い切ってはいたけども
私はそこに心がないと評価が出来ないな
まあ、さすがにこれで敗退するって言うことはないだろうし
評価低めなのは私ぐらいで、大抵の人は好評かだろうけども
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


ヨーセフのチーム
Andrea Santiago Stønjum
(曲:Chained To The Rhythm - Katy Perry

プロデュースしてもらえたことが相当嬉しかったんだろうな
今までは、コリオとか特になくて、棒立ちで歌うのがメインだったけど
ライブってことでコリオグラフも用意してもらえて
アンドレアが、まるでアイドル歌手の様に踊りながら歌っている
あの、ぬぼーっとした印象のあったアンドレアが、動く動く
しかも、今までで一番良い表情で、キラッキラ輝く表情で歌っていたし
歌い終わった後も、興奮が冷めやらぬ、と言った状態になっていたし

これ、頑張って練習していたんだろうな
ライブショーに上がれたことがとっても嬉しくて
アイドルみたいにダンスまで用意してもらえたのも嬉しくて
練習さえも楽しみながら、ライブでパフォを披露するのが楽しみだったんだろうな
芋ジャージにスパンコールつけたみたいな衣装がクッソダサいけど

個人的には、絶対もっと他に良い曲あっただろって思った
ダンスもさせたくて、アイドルっぽくも歌わせたいけども
これまでのアンドレアの歌い方の様に、渋くも歌わせたい
その妥協案と言うか、折衷案的な選曲だったように思う
あるいは、アンドレアらしい深くて重みのある歌い方と
アンドレアが「アイドルっぽく歌いたい」って言う要望
両方ともをヨーセフが詰め込もうとしたかのどっちかだな

今回の歌唱って、別に悪いところはないんだよね
ダンスがあると、どうしてもそっちに意識を持っていかれて
歌唱が疎かになる様な人とかも時折いるけど
アンドレアは別にそんなこともなく
かなりしっかりとこの曲を歌えていると思った

ただ、アンドレアのセンスは死んでるよね
下手にポップスを歌わせたせいで
アンドレアにしかできなかったことがなくなっていた
これなら、他にこの曲を上手く歌える人に歌って欲しいと思ってしまう
アンドレアにしか出せない、独特の雰囲気が良かったのにね

まあ、でも本人がすごく楽しそうなので
最後の決めポーズに至る流れとか、本人相当気に入ってるだろアレ
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


レアナのチーム
Olaves Fiskum
(曲:I Found - Amber Run

ちょっと歌い方が単調?
他の出場者たちと違って、再生回数が一桁少ないオラヴィス
みんな、何回も見直したくなるような歌じゃなかったんだろうね
でも、実際かなり単調な曲だったと思うし、Bオデに逆戻りな歌唱だったと思う

選曲センスそれ自体はすごく良いと思うんだ
ピアノバラードなのに、オラヴィスの歌声と、コーラスの声が合わさって
シンセサウンドの強い、不思議な曲を歌っているように聞こえるからね
とてもユニークな歌唱で、他の人なら選ばないような曲だったと主思う
ただ、ちょっと一本調子な歌い方をしているよね

歌唱に抑揚をつけていないわけではなく
押すところは押し出す、抑えるところは抑え込むように歌っている
ただ、そのふり幅があまりにも小さいせいで
歌唱自体の存在感がいまいち希薄
上手くないわけじゃないんだけど、上手くない人の方が印象に残るし
かといって、アウグストやリレンの様にずば抜けたものがあるわけでもない

オラヴィスは、ほんとうはもっと色んな歌い方ができるはず
ファルセットの使い方が綺麗なことも、Bオデで見せているわけだし
でも、今回はただでさえ単調な曲を、しかも地声でしか歌っていない

前回の曲の方が100倍良かったなあ
ノックアウトで歌った曲も、そこまで起伏のある曲ではなかったものの
地声もファルセットも使って、とにかく綺麗に歌おうとしていた
でも、今回の歌唱は、練習通りに歌うのがメインで
いまいち面白みに欠ける

ううむ、オラヴィスはKOが特別良かったから、通って欲しいが
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


ヨーセフのチーム
Kaja Rode
(曲:Golden Slumbers/Carry That Weight - The Beatles

誰よりもThe Voice らしい歌唱が出来ている
これまで、全くと言っていいほど評価してこなかったカヤが
今回、だれよりもThe Voice のライブショーらしい歌唱が出来ていると思った
どっちかって言うと、アウグストの時に書いたような
歌唱力と声量で押しまくってる、押しつけがましい歌唱だったけども
一発で視聴者の関心を持っていくような歌唱が出来ていると思ったし
何より、すごく分かりやすい歌唱だったと思う

歌唱の構成的には、トーマスの曲とほとんど変わらないよね
歌い出しは静か目に歌って、サビで一気に爆発させるような歌唱
だけど、今回のカヤは、盛り上げ方がとても上手かったと思う
トーマスの歌唱で感じていたフラストレーションが
ここにきて、ようやく解消されたようにさえ感じる
なんなら、トーマスにこの曲を、彼流に直して歌って欲しいぐらい

歌唱自体は、ぶっちゃけそこまで上手いわけじゃないんだよね
声量はあるけど、声量に頼り過ぎているし
オーディション番組向きな歌い方過ぎて、それこそフィリピン人の歌唱に近いと思った
だけど、ライブショーの一回目で歌うには十分すぎるほど派手で楽しい

前半は、しっとりバラードな歌い方をしているし
後半は、ダイナミックでパラフルなバラードになっているし
「私にはこういうことが出来ますよ」って言うのを、上手く表せていると思った
最後の方で一番高い音を出す時に、勢い余って音を外し気味になってるけど
そのぐらいの勢いを持って歌うこと自体は全然悪くないし
何より、勝とうとする前向きな気持ちを感じることが出来た

んで、フィリピン人がやるようなオーディション番組向きな歌唱とは書いたけど
最初の方でやっていた、裏声を使った高音域の出し方
あれは良かったね
特に、2回目にあの声を出したところは素晴らしく綺麗に決まっていたと思う

今までカヤの事は評価してこなかったながらも
ライブショーに上がって、これだけの変化があると、とても驚かされる
選曲は奇抜なことをしないで、ビートルズの曲から選んでる辺り
いささか堅実だったように思うけども
堅実で良い、彼女の場合
むしろ、シンプルな曲だったからこそ、持ち味が隠れなかったと思う
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


レアナのチーム
Agnes Stock
(曲:På kanten - Bertine Zetlitz

アグネスが! 歌ってる! ノルウェー語で!!
英語の曲が多い中で、締めの一曲がノルウェー語って事も嬉しいけども
アグネスがノルウェー語で歌っていることの嬉しさの方がデカい!
やっぱりアグネスはノルウェー人が書いた曲が合うよ!
歌声以上に、ノルウェー人魂が骨の髄にまで染みついてるもの!

前回はカナダ人が書いた曲を歌っていたアグネス
カナダ人だから、と言うより、ノルウェー人じゃないってのが正しいけど
それもあってか、いまいち本領を発揮できずにいたけども
今回は、Bオデみたいにノルウェー人が書いた英語の曲じゃなくて
もう言語から音楽感から音階、メロディーラインに至るまで
あらゆる要素がノルウェーらしい一曲
そして、そんな曲を、アグネスがあの特徴的な、幼く聞こえる声で歌っているんだ
歌声や歌い方が曲に合っているとかいう次元を、遥かに超越している
この曲はアグネスが歌うために存在していて
アグネスはこの曲を歌うために生まれてきた
そんぐらいの、完璧な選曲、完璧な歌唱だった
このまま Eurovision Song Contest にノルウェー代表で出せるレベルだよ

あれだ、アイスランド版で Ellert Heiðar
Magnús Þór Sigmundsson の『Álfar』を歌った時の感じにすごく近い
もうその国を代表した、その国を象徴とするような歌唱であると言っても過言ではない
例えるなら、ポルトガル版でファドを歌うとか
ウクライナ版でウクライナ民謡を歌うのに近い

いやあ、もう素敵な歌唱過ぎて、見入っていた
歌い出しの瞬間から、もう画面にくぎ付けになっていたし
ひたすらアグネスの美声に心を奪われていたよ
レアナ先生が泣くのも分かる
レアナ先生大体泣いてるけど

特に、1分20秒辺りの歌い方は国宝レベル
「Som en drøm deler natten i to」って言う歌詞の
「トゥ」の後ろに「~ホホゥ」みたいなビブラートをかける歌い方
ノルウェーの歌い方と言うか、この特殊な発声方法についての知識はないけど
それでも、あの歌い方にノルウェーらしさが詰まりまくっているのは分かる
あそこは本当に素晴らしい
ノルウェーの宝

んで、その特定の部分だけでなく、全体的にノルディックな歌い方になってるよね
音楽的にノルディックなメロディーラインになっているのはもちろんだけど
ノルウェー人が書いた英語の曲と違って、ノルウェー語だから聞こえが全然違う
「ハ」の音が多い事とか、ノルウェー特有の「er」音に近い音を飲み込むような言葉とか
そういう、言語的特徴も合わさって、一秒一秒、一瞬一瞬に
ノルウェーという国の良さが詰まっているように感じた

それにしても、いやあ、これだよね
トーマスに足りなかったもの、オラヴィスに足りなかったもの
もちろん、緊張しながら歌っているんだろうけども
とてもナチュラルで、アグネスって言う等身大の女性がそこで歌ってる感じがした
みんなライブショー1回目ってことで、生放送ってことで大なり小なりカッコつけてるのに
純真ささえ感じさせる歌い方を、着飾らない生身の歌唱を
ほんとうに綺麗にやっていたから素晴らしかった

間違いなく、アグネスのベストパフォーマンスだったと思うよ
Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 KO動画 KO記事


結果発表
それでは、今回の出場者が全員歌い終わったわけですが
今回の投票最下位の出場者発表です
結果発表動画もあったら良かったんだけどね

そして、生放送初回分、前半の敗退者が
Ida LundeMirjam Omdal
まあ、この二人ならしょうがないか
マリヤムはともかく、イダは頑張ってた方だけども
流石にアウグストの直後って言うのは分が悪かったな


全体の感想
ということで、今回分はここまで
いやあ、ライブショーの幕開けとしては、十分すぎるほどの始まり方だったよ
特に、アウグストの歌唱で始まって、しかもこれまでで一番の歌唱を見せた上で
締めはアグネスがノルウェー語で決めたって言うことヨ
ノルウェー版の良さと、ノルウェー版のレベルの高さ
その両方ともを余すことなく堪能することのできるライブショーだったと思う
しかも、これでまだ、マルティンチームとモルテンチームは見ていないわけだからね

そして、目立ちまくっていた二人だけじゃなく
リレンもこれまでで一番の歌唱センスを見せていたと思うし
事前評価最悪のカヤが、一気に面白くなってきたのも良かった
それから、アンドレアのアイドル歌唱も良かった
なんだかんだ、あの意外性とアンドレアの可愛さは見ごたえがあったよね

反面、トーマスとオラヴィスは上手くいっていなかったなあ
まあ、さすがにあれだけ上手い歌唱をしてて敗退することはないと思ってたし
現に二人とも通過してはいたけども
レアナ先生の評価が揺らぐぐらいには、選曲が合ってなかったからねえ
まあ次回からは問題なくいくでしょう

しかし、生放送前半だけで、これだけの面白いライブショーになるとはね
元からノルウェー版は欧州の中でも面白い国だと思っていたけども
まさかアウグストとアグネスの二人がここまでやるとは

流石に、ヨーセフチームとレアナチームほどのレベルにはならないだろうけども
私はクヌットがすごく見たいからね
KOからクヌットに対する評価と期待がものすごく上がっているから

ということで、次回はマルティンチームとモルテンチームです
実質、初回ライブショーの後半戦だね

ところで、アウグストのコーチコメントは……?


次>>
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6204.html
前<<
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6196.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-5512.html

関連記事
TheVoiceNorgeTheVoiceノルウェーノルウェーライブショー神回ノルディック神回復活のアウグストアイドルアンドレア

4Comments

てるやき  

No title

ああああああああ
アウグスト好き~~~~~!!!
特になにかコメントしたかったわけじゃないけど
アウグストか好きってことがとりあえず伝えたかった・・・
綺麗なだけじゃなくて力強いこの声で胸がいっぱいになる・・・
好き・・・

2018/10/28 (Sun) 19:41 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: No title

> てるやきさん
決して、選曲だけが理由じゃなく
心からアウグスト好き! ってなれる歌いっぷりでしたね
好きって言いたくなるのも分かります
ああ、しかも、何回聞いても好きになれる……

2018/10/28 (Sun) 22:39 | EDIT | REPLY |   

Sharip  

No title

おおっ!遂にライブショー来ましたね。BオデやバトルもThe Voiceの醍醐味ですから好きですが、その過程を勝ち上がってきた人達が集まるライブショーはやはり一段とテンション上がります!!

特に一発目のアウグストが無敵すぎて最高すぎます!!!(我ミカエル敗退呪縛解放され申します候)
アンドレアも正直Bオデの印象だけが強くて心配でしたがここまで残って楽しそうにしてるのを見ると本当によかったよかった…。衣装に関してはノーコメントで


欧州のThe Voiceを見てると今回のアグネスみたいに母国語歌唱見れたりと嬉しいんですが、リレンみたいに英米の有名歌手の曲でも、え?その曲!?って思う事が多くて知らなかった曲や好きだけどあまり歌われない曲だったりして楽しかったりするんですよね

2018/11/01 (Thu) 14:17 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: No title

> Sharipさん
Bオデとバトルは、まだ出場者の事を知らないし
場合によってはコーチの事も分かっていないけど
ライブショーまで来ると、大抵の出場者には愛着も湧きますし
もう名前と顔と声が一致しない人がいなくなりますからね
楽曲よりも、より出場者自身に焦点が自然と行くから

>その過程を勝ち上がってきた人達が集まるライブショーはやはり一段とテンション上がります!!
これなんですよね!!!

> 特に一発目のアウグストが無敵すぎて最高すぎます!!!
今回の一押しは誰もがアウグストになったであろう歌唱
もう途中の裏声ゴリゴリ入れるところがマジでカッコ良すぎるwww
私は『All I Want』を最近一人カラオケで練習してるんですけど
アウグストみたいに歌いたい! って気持ちが強くなりすぎて
あのファルセットパフォーマンスをめっちゃ練習してます
そんぐらい、今回のアウグストが好きwwww

> アンドレア
アンドレアのコメントについては、色々書いたけども
総じて一番思うのは、「楽しそうで良かった」
この一点に限るって感じ
やっぱりBオデが良かったから
アウグストみたいに「何とかうまくいってほしい!」って気持ちが強かったんですよね
だから、とりあえず今回は楽しそうにしてるのを見て
それだけで、こっちも楽しくなる

欧州The Voiceに関しては、私も完全同意です
一番みたいのは、もちろん母国語歌唱
だから、ウクライナとギリシャを見るのが楽しいわけだし
でも、US版を見て強く強く思うようになったのが

> リレンみたいに英米の有名歌手の曲でも、え?その曲!?って思う事が多くて
まさしくこれなんですね
アレンジがとにかく面白くて
思いもよらないカバーの仕方をしたり
英米のメジャータイトルをたくさん知っているつもりでも
意外な曲を発掘してくるんですよね、欧州The Voiceは
他の国でも、あるいはアレンジの面白さがあるのかもしれないですけど
欧州最大の見どころはそこだろうなって私も思います

2018/11/01 (Thu) 23:03 | EDIT | REPLY |   

Add your comment