The Voice UK 2019 Knockout2 レビュー記事

UK版 The Voice ノックアウトラウンド後半戦んん!!
各チーム3人一組で、それぞれに渡した課題曲を歌わせて 
生放送の準決勝に進出できる人を一人選ぶというラウンドだが 
以前のように、チーム内の出場者全員を並ばせて
一人ずつ歌わせていって、コーチと視聴者が選ぶ形式じゃないから
3人一組の枠の中に誰を入れるかで、勝負に大きく影響が出る状態
バトルラウンドのように、推し同士がぶつかり合った時が恐いが

そして、選曲に関しては、ウィルのチーム以外はコーチ選択
ウィルのチームだけが、出場者本人選曲ということなので
この辺り、コーチが本人にぴったしな曲を選べるか
それとも、出場者自身が、成長したところをコーチに見せられるか
その辺りが見どころにもなっていると思うが

とにもかくにも、私はモリーさえ通過すればそれでいい
流石、ここまで残ってきただけあって、今回分の出場者は強者(つわもの)揃い
歌唱力やセンス、カリスマ性と、それぞれの魅力をちゃんと持ってる人たちで
中にはエマニュエルみたいな優勝候補筆頭株さえもいるわけだけど
とはいえ、今年の私はモリー1択ですから
もう今回一番見たいのはモリーだけですので

そういう記事の書き方をしていくということを、前もって書いておく
最悪、モリーの部分まで書いたら、あとは結果だけ書いて終わるよ今日は

それでは、さっそく見ていきましょう!(爆)
オリーのチーム
Georgia Bray
(曲:Black and Gold - Sam Sparro

しょっぱなモリーのいるオリーチーム!
そして、キックオフはバトルで大変身したジョージア!

Bオデではしっとりとしたバラードアレンジの『Firework』を歌い
バトルラウンドでは、ビジュアル的にも歌う曲のジャンル的にも
どのチームよりも大変身を遂げていたジョージア
もはや、別人と言っても良いぐらい、ガラッと歌い方が変わった彼女だけど
Bオデでの歌唱よりも、バトルでの歌唱の方が
遥かに生き生きと、そして輝いて見える歌い方をしていた

そんな彼女が、KOではどんな曲を歌うのか、と、結構気になっていたが
今回の選曲は、変身後のバトルラウンドと同じ方向性であり
かつ、さらにセンスが磨かれたパフォーマンスになっていた
バトル→KOのこの流れは、選曲的にも歌わせ方的にも
オリーがしっかりと実力をつけさせようとしてる事や
さらにセンスを磨かせようとしている事が伝わってくるから良いね

でも、センスを磨きつつも、つま先立ちで背伸びをさせようとしているわけじゃなく
ちゃんと、年相応の若々しさも武器にさせている辺り
全体のパフォーマンスが引き締まってる感じがして、すごく良いよ
やはりジョージア、伏兵的に侮れない

ただ、めちゃくちゃ歌うの難しそう……(;・ω・)
選曲ミスとは思わない
一生懸命、必死に歌っているのは伝わってくるし
バトルラウンドで見せたように、色んな声を使って歌ってるから
ぱっと聞いても、ただカラオケをしているわけじゃなく
自分の歌い方でこの曲を作り直そうとしているのが伝わってくる
何より、今の方向性の方が、ジョージアの表情や声が生きてる感じがするもの

ただ、今回の選曲は、モリーには捌ききることができなかった感じはする
曲に追いつくのに一生懸命で、ミスしないことに必死で
歌唱が全体的にすごくかたいんだよね
こういう曲を歌う上では、バトルラウンドでやったみたいに
もっと、飄々とした歌い方で、さらっと流れるように歌うべきだったと思った
特に、高音で勢い余って外してしまわないかって、踏みとどまってるのが分かる
1:18の高音とかが、特別苦手なんだろうな
躊躇しないでスパッと歌えていれば、多分もっとカッコよくなったと思うんだが
どうだろうなあ、KO1週目の感じだと、厳しそうな流れに見えるが
Georgia Bray Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

Molly Hocking
(曲:Human - Christina Perri

モrrrrrぃいいいいきちゃああああああああ!!!
しかも! 予想外にダイナミックな曲で攻めてきてる!!
攻めてきてるけど、モリーらしい歌い方をしてるううううう!!!

すごい! モリーが! モリーがものすごく成長した歌い方をしている!
これまでのモリーの選曲と歌唱って、もっと小規模な感じが強くて
ピーター・ラビットに出てくるようなお家で
雪の降る夜に暖炉の前で歌うようなタイプだったから
こんな風に、両手を広げてダイナミックに歌う姿は予想していなかった!
しかも、ダイナミックな曲なのに、うおおおおおおお!! って感じじゃなくて
わっ! ふわあああああああ!! って感じで歌ってる
ただ綺麗に歌ってるとか、声を張って歌ってるってわけじゃなく
モリーらしい自信のなさや迷いと、負けられないって本気になる心と
その二つが、はっきりとした形になって出てきているからすごかった!

これもう優勝しただろ!
いや~~~~~~~すごかった! 素晴らしかった!
楽しみにしていたモリーの歌唱、予想を遥かに上回る出来栄えだった!
というか、まず歌唱力が格段に上がってて驚かされたよ!!!

モリーの歌唱って、Bオデの頃はちょくちょく音程を外していたし
バトルでは上手くなっても、対戦相手のコニーに一歩及ばないところがあった
たぶん、落ち着いて自分のペースで歌えば、音は外さないんだろうけど
コニーなんか、高音域をバシッと一発で決める地力があったわけだからね

モリーが音程を安定させられないのって
ジョージアみたいに、高音を外すことに対する恐れがあることと
上手くいかなかった時のイメージが頭の中にあって
そうならないように、ぐっと堪えて歌ってしまうような
純粋に、自分に自信がなくて、恐る恐る歌ってしまっているからだと思う
もちろん、緊張で声が震えてしまうっていうこともあるんだろうけど
だからこそ、小規模な曲、目の前にいる人にだけ歌うような曲が似合っていた

でも、今回の歌唱では、ずっと音程がしっかりとしていた
震え声で歌っていないし、高音も迷わずに出せていたと思うよ
細い線を何とかまっすぐにしようとするような歌い方じゃなく
もう最初から、しっかりとした太い線で歌えていて
特に、サビの歌唱は、今までで一番はっきりとした言葉を出せていたし
Bオデの頃と比べたら、技術的に別人レベルに上手くなってたと思う

だけど、どれだけ上手くなってもモリーはモリー
歌い方全体がしっかりとしてて、ダイナミックな歌い方もできているけど
それでも、モリーの歌唱の中には迷いがあるように思えた
この曲を歌う上で、自分にちゃんと歌えるのだろうかっていう迷いだろうね
基本的に、モリーって自分だどれだけ上手いのか、自分で分かってないよ
だから、「I can do it (私ならできる)」って歌うところを筆頭に
この曲の世界、原作者が伝えようとしたことを表現するんじゃなく
まるで、自分に言い聞かせながら歌っているかのように見えた
それが、ものすごくモリーらしくて好きだった

最初のサビで、あれだけ綺麗な歌い方
あれだけはっきりとした声で歌っているのにもかかわらず
その直後の、息を飲んでから不安そうに歌うところとか
自分の才能に全く気が付いていなくて、だけど前に進もうとするいじらしさがあって
ああ、技術的には別人になってるけど、心はBオデのモリーのまんまだって思えたんだ

だって、あれだけダイナミックに、しかもパワフルに歌っているのに
最後の瞬間まで自分を信じ切っていないじゃん
そういう、モリーの心の形が、この曲に命を与えていると思ったよ

オリーありがとう
これ選曲的に、明らかモリーにとっての試練になったと思う
彼女の性格のことだから、趣味で歌うときも、こういうのは避けてたと思う
出なきゃ、Bオデで歌ってるだろうからね
そんな彼女に、チャレンジどころじゃないこの曲を歌わせて
今まで出してこなかった、モリーの実力を引き出させつつ
でも、モリーらしさを失わせない選曲になってたわけだから
オリーのコーチングに感服ですよ

ところで、今回なぜか歯の矯正をしているモリーだけど
そういえばモリーって、今18歳なんだよね
イギリスだと、確か歯の矯正は美容整形じゃなく医療としてカウントされるのと
18歳までは医療費が無料になるだったと思うから(うろ覚え
歌手を本格的に目指そうって考えた上で、歯並びを直すなら
たぶん、多少、歌唱に影響が出たとしても、今が最後のチャンスなんだろう
Molly Hocking Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 

Stefan Mahendra
(曲:God Is a Woman - Ariana Grande

なんか、違くないか、これ?
ウィルが首を傾げるのも分かる……

歌いだしの瞬間から、「これは違うのでは?」と思ってしまった
全体を通して聴けば、何とか自分のスタイルにしようとしているのは分かるが
それでも、最初っから最後まで違和感ばかりが残る歌唱だったように思う
無理して歌ってる感じが強いんだよなあ

ステファンはこういう風に、力を込めて歌わせるべきじゃないと思うんだ
もっと、音楽の流れに乗って、体を揺らしながら、漂うように歌うべきだと思う
Bオデも、バトルも、前に押し倒すような歌い方はしていなくて
リズムや流れに身を任せて歌っていたわけだからね

オリーがやりたいことは分かる
ジョージアには高音域、モリーには自信をつけてダイナミックに
それぞれの弱点を克服させて歌わせるために
3人全員にチャレンジをさせようとしていたんだろう
ただ、それがステファンの場合は、完全に裏目に出ているとしか思えない

ステファンらしさみたいなのがそもそもあまり感じられなかったし
曲を自分のものにできていないから、全体的にカラオケっぽいし
ラストのボーカルパフォーマンスに関しても
なんかもう、とってつけたような歌唱に聞こえてならなかった
Stefan Mahendra
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そして、勝者は Molly Hocking に!
ほら! ほらな! だから言っただろ!
今年はモリーが優勝するから!!!

ステファンは好きだけども、元々彼が通過するとは思ってはいなかった
モリーかジョージアのどっちになるんだろうなと思ってて
ただ、ジョージアのバトルのこともあって、読めなかったから
結構心配しながら見ていたんだけど
ジョージア→モリーと見て、勝利を確信していたね
ということで、モリーがこれで準決勝進出
次の対戦相手は、ジミーだけども
……次ジミーか

ジェニファーのチーム
Nicole Dennis
(曲:Because of You - Kelly Clarkson

前半は不安定だったけど、何とか持ち直したかな?
んんんんんんんんんんん、これは迷うな~~~~~~
どうだろうなあ~、技術的にはしっかりとしたことをしているとは思うが
さっき歌ったステファンみたいに、全体的にちょっと無理やりな気がする
原曲に忠実に歌うのと、アレンジするのとが、中途半端な感じというか
アドリブのかけ方が、アレンジの仕方を知らない素人っぽく感じるんだよねえ
そこが、私はどうにも引っかかって、違和感を覚えてしょうがなかった

純粋にニコールが自分で考えたアレンジだっていうなら分かるけど
プロが付いていながら、とってつけたみたいなアレンジになってるのはどうなんだ
あるいは、アドリブ慣れしていないけど、ジェニファーに言われてやったのかな
アドリブ以外のところは、基本、原曲に忠実だから
忠実な歌い方が一番上手いって言うのは分かる
Bオデは、上手いのに歌い方を知らない状態だったけど、原曲に忠実だったし
特にバトルでの歌唱なんかは、本当に素直な歌い方で上手かったからね
だから、言われた通りの歌い方は、ものすごく上手いんだと思う

たぶん、ニコールの引き出しって、イメージ的には書庫に近いんだと思う
こう、図書館みたいにたくさんの本棚があるとするじゃない
んで、初めて聞く歌、今まで歌ったことのない曲を目の前にしても
「あっ、ここのメロディラインはこうなってる」
「ここの歌い方は、あの歌い方で聞いたことがある」
って、すぐに本棚から的確に似た歌い方を探せる感じで
それだけ、ニコールの中の音楽の書庫は、整理整頓されてるんだと思う

でも、アドリブが上手い人、自分の音楽性ですぐに直せる人
例えば、どんな曲でもジャズやレゲエのエッセンスを入れられるような人は
音楽の引き出しが書庫じゃなくて、画家のアトリエみたいな状態なんだと思う
「ここはこういうリズムで遊べそう」って散らかってる画材から絵の具を拾って
「ここはこういう色合いにしたら面白そう」って感性で塗る感じ

だから、ニコールのアドリブのかけ方、アレンジの仕方は
全体的にすごく硬くて、かつ、とってつけたような印象を受けるんだと思った

YouTube的には、再生数はとても多いし
評価割合も、低評価をつけてる人はほぼいない
私ぐらいだろ、こんなに文句を言ってるのは

まあ、でも、今までのニコールの歌唱と比べれば
何が一番変わったって、全力を出せるようになったことだよね
Bオデの頃なんか、あと一歩、自分を出せたらなって歌い方をしてたから
あの時と比べれば、本当に上手くなっていると思ったよ
その辺りは、さすがジェニファーチームにいるだけあって
技術力がとにかく上がっているのが分かるもの
それに、バトルラウンドでたたき上げた歌唱力もちゃんと持ってこれてるし
しっかりとレベルアップできてるところはとても良かったと思う

それに、ここまで歌ってきた人たちの中で、一番本気で歌えてると思ったからね
情熱の強さで言えば、誰にも負けないだけのものがあったと思うよ
Nicole Dennis Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

Remember Monday
(曲:Jailbreaker - オリジナル

まさかのオリジナルソングで勝負!
……しかし、その出来栄えは?

Bオデでオリジナルソングを歌う人がいたけども
The Voice でオリジナルソングがまた出てくるとは思わなかった
ちゃんと調べてないから分からないけど
審査の時に、自作のオリジナルソングが歌われることって
欧州中のThe Voice を見てきたけど、今までなかったからな
コーチコメント中はあるにしても

しかし、このオリジナルソング
まあ、お世辞にもうまくいっているとは言えないよなあ……
曲が悪いんじゃなくて、どっちかっていうと彼女らの能力に難ありだが

最初から最後まで、ほとんどずっと音がズレてるのがすごく気になった
自作の曲なのに、なんでこんなに合わせられないのか
特に、3人揃って歌うところは壊滅的だと言わざるを得ない

こんなに下手じゃなかったはずなのにな
なんでこんなに合わせられないんだろうか
ただリスクだけを負ったようにしか思えない

そもそも、なんでオリジナルソングを歌わせたのか
自作曲だから、ジェニファーもコーチするの大変だっただろうに
Remember Monday Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 

Bukky Oronti
(曲:Set Fire to the Rain - Adele

ちょっと緊張しすぎたか? 曲との間に距離を感じる……?
いままでのブッキーの歌い方を考えると、もっと上手く歌えたと思う
全体的に歌唱が重すぎると思ったし、硬すぎる感じもした
歌声がかなり低いからって言うのとは関係なく
歌声が遠くまで届かず、足元にボロボロ落っこちる感じ
低音ボイスだろうと、もっと伸びやかに歌えると思うんだが
ラストの方なんかは、ちょっと無理に声を出してる感じもあったし

今回よりもバトル、バトルよりBオデの方が良い気がするかなあ
というか、先に進むたびに自分を見失ってるように感じるんだよね
ブッキーの歌唱は、Bオデの時が一番良かったよ

思ったんだけど、ブッキーってパワフルに歌うんじゃなくて
柔らかい歌唱が一番似合ってるんじゃないかな
歌おう歌おうって前のめりになって歌うんじゃなくて
もっと歌詞の中身を伝えることを前提にした歌い方をするというか
Bオデでのブッキーの良さって、そこにあると思うんだ
歌詞の中身を伝える上で、ごく自然な形でアドリブも入れていたわけだし
人に言われて歌うんじゃなく、自分が言いたいことを言うために歌うのが
ブッキーにとっての、何よりのパワーになるような気がするんだ
Bukky Oronti Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

勝者は Nicole Dennis
まあ、この中で言えばニコールかな~~~~
Remember Monday は自爆した感じが強く
ブッキーも、ちょっと曲や歌わせ方が合ってなかったように思う
ニコールにも色々書いたけども、なんだかんだ一番良かったというか
3組の中で、今持ってるものでどうにかしようとするんじゃなく
勉強して手に入れたことを使って何とかしようとする姿勢があったからね
つたないアドリブでも、一生懸命には見えたわけだし
ただ、ジェニファーのコーチングが上手くいかない3人だったなって感じだな

ウィルのチーム
Ilianna
(曲:Street Life - The Crusaders

ちょっと無難な選曲? 後半は中々良かったよ
2分の動画の中で、1分30秒からが本番って感じだったかなあ
正直、ちょっと無理があったと思う

やりたいことは分かるんだ
この曲、Street Life の『The Crusaders』は、1979年発表されたものらしく
それを、古臭さを感じさせずに現代風にアレンジしたかったんだろうね
現代風アレンジというよりかは、イリアナのセンスでアレンジって感じだけど
ただ、そのアレンジがいまいち上手くいっているとは思えなかった
いっそのこと、破壊的に原曲をぶち壊してよかったんじゃないかな
中途半端に原曲を壊さないでいるから
いまいちイリアナのセンスも伝わってこないし
原曲の良さも伝わらないようなパフォーマンスになってる気がした

極めつけは、ラストの流れ
転調して、いかにもなファンクミュージックになって
結局のところ、そこが一番良かったって言うね
じゃあ、最初のアレンジは何だったのかっていう

イリアナは、歌唱センスがとても高かったから
結構、毎回のパフォーマンスが楽しみだったんだけどねえ
これは、むしろウィルが曲を選んであげた方が良かったかもしれない
そもそも、私はウィルとイリアナのコンビネーションで
いったいどんな面白いパフォーマンスができるのかが見たかったわけだし
ウィルのセンスを押し付けすぎても良くない気はするものの
あるいは、ウィルがもうちょっと整えてあげればよかった気はする
まあ、全部を任せて、みんなの地力を見たかったのは分かるが
Ilianna Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 

Emmanuel Smith
(曲:Made a Way - Travis Greene

さすがウィルチーム大本命の歌唱力
個人的に、ちょっと過度にやりすぎてるところがあるようにも感じたけど
それも含めて、さすがウィルチーム一番の実力者って思える歌唱だった
純粋に、実力が全く違うよね、前回のKO1枠目含めて言ったとしても
技術力もさることながら、歌詞の内容を伝えるのがずば抜けて上手く
歌いだしからして、もう既にメッセージ性があるのが伝わってくる
ウィルチームは本人が曲を選んでいるってのもあって
エマニュエルは、自分が伝えたいことをしっかりと持ってきたのが良かった
一言一言に説得力があって、魅せるための見せかけ歌唱ではないんだよね

聞いてて、素直に彼の言葉に耳を傾けさせられて
そんで、そうして彼の言葉に集中していたところで
サビの荒々しい歌唱が来るって感じ
今回の選曲に対しては、ちょっと過剰かな?
Bオデでこういう歌い方をやってウケたから
それ以降も毎回必ず入れなきゃってやってないかな?
って、若干疑っちゃう部分もあるものの
とはいえ、やっぱりあの迫力のある歌い方をしているからこそ
彼の言葉は、ガツンと胸に響くと思うんだ
もう非の打ちどころがないパフォーマンスだった
Emmanuel Smith Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

Christina Ellinas
(曲:Pretty Hurts - Beyoncé

絶対もっとうまく歌えるはずなのに! もどかしい!
あああああああああああああ!!!!
バトルではあんなに上手く歌えていたのに!!
バトルではあんなに自信たっぷり歌えていたのに!!
緊張や不安がモロに伝わってくる歌唱になっていてもったいない!
モリーみたいに、そういう感情がプラスに働くなら良いけども
クリスティーナはマイナスにしか働いていない
こんなもんじゃなく、もっとうまく歌えるはずなのに!

私の中での彼女の評価って、Bオデは微妙な状態からスタートして
でも、バトルでの自信満々な歌唱で一気に評価が変わったんだよね
声をまっすぐ伸ばした時の伸びやかさや、勢いの強さで
迷いを持たずにまっすぐ歌うのが一番似合う声をしてるから
バトルみたいに、もう勝つことに対して一点の迷いなく歌えば
誰も追いつけないほどまっすぐ歌えると思ってたから
今回みたいに、緊張に負けてる歌唱だと、上手くいかないんだ
これで、モリーが似たように歌っていたら、だいぶ印象も変わったろうけど

そんで、自分でも上手くいっていないことを自覚しているのか
後半は必死に歌ってるんだけど、その必死さがまた悪い方へ向いている
歌詞の内容的には、今回の歌唱は正解なのかもしれないし
それもあって、彼女は繊細な表現をしようとしてるのかもしれない
でも、クリスティーナは繊細な歌唱よりも、勢い任せな方が合うんだよね

前回のパフォーマンスが良かっただけに
クリスティーナも結構気にしてはいたが、ううむ
Christina Ellinas Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

勝者は Emmanuel Smith
まあ、これはエマニュエルだよなあ

トムのチーム
Ayanam Udoma
(曲:Thunder - Imagine Dragons

明らか緊張しすぎなのに、なんか無視できない歌い方
バトルで緊張しすぎて、マイクを持つ手がガクガク震えていたアヤナム
そんなアヤナムの今回の歌唱は、やっぱり緊張のし過ぎで
声が震えるわ、リズムは怪しいわで、上手く歌えているとは言い難かった

……だけど、なぜか彼の歌唱から目を離すことができなかった
BGTとかで、自分の人生経験を基にしたオリジナルソングを歌う人みたいに見えた
歌唱自体はガタガタだよ、だけど、不思議と彼の言葉には耳を傾けてしまう
そんな、不思議な魅力が今回の彼の歌唱にはあった

何なら、エマニュエルよりも遥かに伝わる歌唱をしていると思った
技術が全てなんじゃなく、ハートで歌っているのが伝わってくるような歌唱だよね
YouTubeでの再生数や評価割合は、他の出場者と比べても良くないけども
フランス版The Voice で『Knockin on Heaven's Door』を歌った
Tamara Weber-Fillion の歌唱を思い出す歌い方だった

この歌い方は、もう素人にしかできないと思う
素人臭い下手な歌唱って意味じゃなく
プロにはできない、素人だからこそできる素直な気持ちのコメ方
誰かの影響を受けず、素のままの自分を見せる歌唱
こういう人を見たいから、この手の番組を見てるのもあるから
おそらく、通過はしないだろうけども、私は前回から手のひらを反して
今回のアヤナムは高く評価するよ
すごく良かった
Ayanam Udoma Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事

Bethzienna Williams
(曲:River

ここから始まるベッツィアナの伝説
実をいうと、私の中で彼女の評価って今まで高くなくて
低いわけではないけども、そこまで注目してこなかった
だって、Bオデの歌唱は印象に残りにくいし
バトルはモヤと対決したのもあって、印象薄かったし
そうなると、他にも気になる人がいるから、注目度が低かったんだ
それもあって、今回のパフォーマンスに至っては
今までとは化粧の仕方を変えてるから
最初、誰が歌って言うのか分からなかったという

そんなだから、今回のパフォーマンスを見て驚かされた
エマニュエルが歌ったら、これ以上、上手い人は出ないと思っていたけど
下手したら、エマニュエルよりもさらに上のパフォーマンスなのでは?
もう、とにかく情熱のぶつけ方が上手すぎる

今回の中だと、誰よりもアーティストとして歌っていると思った
それは、決してステージ上でのパフォーマンスがそうさせているわけでなく
(もちろん、振り付け効果によってそう見えるのもあるけども)
自分の中で、ハートの中でぐつぐつと煮えたぎる情熱を
溢れるままに任せて、全て出し切るように歌っているから思ったんだ

歌いだしの時点からして、相当に歌唱力が高い事が分かるけども
それは、単に音程正確性だとか、リズムの正確性だとかいう
当たり前のことで「歌唱力が高い」って言ってるわけじゃなく
とにかく声のコントロールが尋常じゃなく上手いんだよ

例えば、歌いだしすぐのビブラートのかけ方
例えば、「How do we fall apart?」の「part」の部分での声のコントロール
「Faster than a hairpin trigger」の「trigger」での
Amy Winehouse みたいな声の変え方
パワフルな声も、柔らかい声も、ファルセットも、全てが自由自在
情熱的に歌う上でも、ただ叫ぶんじゃなく
切実な想いをぶつけようとしてるのが伝わるようにするときの
裏声のコントロールが絶妙で尋常じゃなく上手い

さらには、そうしたアドリブのかけ方があまりにも自然で
元から、この曲はベッツィアナが歌っているようにしていたものだと思えてくる

その上、コリオグラフがまたすごい
振り付けの、そのほとんどは用意したものなんだろうし
見るからにそうだと分かるような部分もあるんだけど
例えば髪をくしゃくしゃにさせるところとかは
曲の中に入りすぎたあまり、自然と体が動いてそうしているように見える

いや、これほんと今回のベッツィアナすごかったわ
あのエマニュエルさえもしのぐ、別次元のパフォーマンスだったよ
Bethzienna Williams
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Cedric Neal
(曲:Bridge over Troubled Water - Simon and Garfunkel

まさかこういう曲で来るとは
もっと明るく楽しい曲を歌うかと思っていたけど
勢いで歌わず、しっとりとした歌唱で、丁寧に歌い上げてる分
改めて、実力の高さに驚かされるばかりだったし
穏やかな曲なのもあって、その分、想いを最大限まで詰め込めていると思った
エマニュエルが歌唱力トップの実力を見せたと思ったら
ベッツィアナがその上を行く情熱パフォーマンスをして
かと思ったら、最後はセドリックがしっとりと締めているんだもの
これは見入るよね

セドリックは、Bオデから明らかレベルが他と違っていたし
バトルだって、とても楽しめるパフォーマンスをしていると思っていた
ただ、ミュージカル系歌手とか特有の
最初のうちはいいけど、歌唱が完成されすぎて
上手いのに、だんだんと退屈になっていく現象に陥るとも思っていた
実際、私はBオデを高く評価しつつも
バトルはあんまり印象が残らなかったわけだし

だから、実をいうと私は今回の歌唱をそこまで期待していなかった
「うん! 上手い!」の一言で終わらせようとさえ考えていたほどでもある

そこにきて、今回の彼の歌唱はあまりにも今までと違っていて
心が温まりもするし、優しい目になってしまうような歌唱でもあった
他の出場者たちって、挑戦しなきゃいけない状況になってる人が多くて
弱点を克服する選曲や、新境地を模索するような選曲になってたけど
セドリックは、あえてこの曲を歌わせたのがものすごく良い方向に働いたと思う
トムのコーチングの丁寧さ具合に感服だわ

Cedric Neal Bオデ動画 Bオデ記事 バトル動画 バトル記事 

勝者は Cedric Neal
あ~~~~~~まあ、セドリックかあ……
うん、まあ、そうなるよなあ
セドリックも良かったけど、個人的にはベッツィアナの方が良かったかなあ
まあ、あまり比べられない二人だけどもね

全体の感想
ということで、これでノックアウトラウンドは終了です!
前回は、KOに入って驚くほど歌い方が変わったり
評価が一気に跳ね上がるようなことをした人が中心だったけど
今回は、正直前回よりも激戦区な状態になっていたと思う
実力者が多かったよね、何よりも
だって、歌い始める前までは、オリーチームとか戦慄してたもの
これだけのメンツが揃った状態でやるの!? って
フタ開けてみたら、モリー圧勝だったけども

しかし、何をさせたいのかが分かりやすいオリーチームと
一人一人にぴったしな選曲をしていたトムチームは良かったな
アヤナム、ベッツィアナ、セドリック、全員本当に良い歌唱ができていたし

ウィルチームは、本人に曲を選ばせるのはいいけど
KO1枠目みたいに、もうちょっと面倒を見てほしかった感があるし
ジェニファーチームなんか、ジェニファーが押し付けなくても
出場者側が勝手に「ジェニファーに言われた通りにしなきゃ」って
歌唱がちょっと硬くなってしまっているのが残念ったけど

さて、と言うことで、KOラウンドはこれで終了だけども
次回の準決勝前に、どうやら今年は視聴者投票による敗者復活もあるみたい
敗者復活は、全体から1組のみのようだけども
さて、誰が復活するのか
個人的には、ベッツィアナがいいとは思うが

まあ、モリーが通ったので私はもうそれでいいです
今年はモリー一択だ
このまま決勝まで行って、そのまま優勝してほしいぞ

それでは、次回は準決勝前に
また、通過者一覧記事を書いておかねば
見る人少ないかもしれないけど
私が後で記事を書くときに楽なので


>>次 Knockout 通過者一覧


<<前 Knockout1
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6273.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6260.html

サムネ
https://www.youtube.com/watch?v=gJ4gcVUHaro
関連記事
TheVoiceUKイギリスiTVUKノックアウト

6Comments

通り酢ガリ  

ほー

モリーちゃんがこのタイミングで歯の矯正ねぇ

まぁ欧米では歯並びも美容の一貫として浸透してるっていうし、実際歌手で歯並び悪い人ってたしかにいないよねぇ

肝心の歌唱だけど、こういう歌い方って好きだなぁ

オーディション番組の出場者にありがちな、『巧さ』を前面に出すんじゃなくて、どこか素人感が抜けきれていないけど響くっていうのかな、もう当人にしかできない歌唱になってる感じ

ちなみにバトルんときは、モリーちゃん失恋したばっかで練習段階で歌詞に共感して号泣してたらしい

つーかこんないい娘を泣かせるとかどこの阿呆だゴルァ

2019/03/26 (Tue) 15:59 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: ほー

> 通り酢ガリさん
ベルギーの方の言語の違いでピンとこないのに近いかもしれないけど
日本は逆に、八重歯やそばかすを
「かわいい個性」の一つとしてカウントされてるところもあるし
今度は欧米の人たちからしたら、その辺りでピンときてなかったりしてそうw

> 肝心の歌唱だけど、こういう歌い方って好きだなぁ
通り酢ガリさんは、どっちかっていうと
こういう歌い方の上に、さらに魂の熱唱と言えるものがあるパターンが好みっぽい
って思っていたから、割と意外なコメントに思えたという

でも、素人感が抜けてないけど響くのすごく分かりますね
プロが自分を表現するのとは全く違う
素人なりの、自分の表現の仕方になってるし
しかも、これ、当人も二度と自分で同じことができなさそう
この時の精神状態や状況ありきな感じがまたすごく良いという

> モリーちゃん失恋したばっかで
バトルというか、モリーに関しては珍しくばっちり調べてるから
バトルの時の記事にもちゃんと書いてあるんだぜ!
ふはははは!

> つーかこんないい娘を泣かせるとかどこの阿呆だゴルァ
with you でって言うのがまたみそな感じで
片思いじゃなく、ちゃんとお付き合いしてたんだろうなあっていう
その上で失恋したんだろうなあって思うとねえ……
そんで、この先、X Factor の Emily Middlemasみたいに悪い奴につかまらなければいいが……

2019/03/26 (Tue) 22:50 | EDIT | REPLY |   

てるやき  

あああ、次モリーとジミーがぶつかるって考えるだけで胃が痛い。
モリーも好き、好きだけど!!!
私は珍しくシーラさんに対抗してジミー推しですよっ!!!

ただジミーはどうですかね~
前回のエモーショナルな歌唱がピークになってしまうのがよくあるパターン・・・
それにしてもモリーとジミーが同じ週のノックアウトになってたらと思うとゾっとします
ジョージアの敗退も個人的につらい;

2019/03/26 (Tue) 23:29 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: タイトルなし

> てるやきさん
しょっぱなどっちも通ってほしい二人なんですよねええええ
でもジミーを推したくなるのも分かるし
モリーがいなかったら、多分私はジミーを推していた
モヤみたいにバックストーリーがはっきりしてるから感情移入しやすいし
それでなくても、すごくエモーショナルな歌い方をしていたし

> それにしてもモリーとジミーが同じ週のノックアウトになってたらと思うとゾっとします
可能性としてあり得たわけですからね……
そしたら、敗者復活狙いと思えなくもないけど
ジョージアの敗退もきついですよね
毎回のパフォーマンスが面白くなると思ってたし
ライブショー向きな歌い方ができていたわけですからねえ

2019/03/27 (Wed) 07:23 | EDIT | REPLY |   

通り酢ガリ  

やめてwww

>そんで、この先、X Factor の Emily Middlemasみたいに悪い奴につかまらなければいいが……


例えがあまりに絶妙すぐるwww

あの二人今どうしてんだろねぇ………

2019/03/27 (Wed) 13:22 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: やめてwww

> 通り酢ガリさん
あの後1年は続いたっぽいのは聞いていましたが
それからは目にも耳にも入れてないから分からないですが
……って調べたら、普通にツイッターでバレンタインツイートしてました
ちゃんと仲がいいなら何も言うことないわ

2019/03/27 (Wed) 21:57 | EDIT | REPLY |   

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