ESC 2019 リトアニア国内予選大会における審査方法の不審と不信について (番組側の思惑考察

正直、リトアニア国内予選を無理してここまで書いたのは
今回の記事が書きたかったから、というのが大きい

さて、ESC リトアニアの国内予選を、ようやく当ブログで準決勝まで取り上げましたが
決勝戦を取り上げる前に、リトアニア国内予選で起きたゴタゴタについて
説明した上で私の考えを書いておく必要があります

まずは、代表候補者の一人、モニカ・マリヤのこと
先に書いておきますが、私は2017年~2018年にかけて放送されていた
リトアニア版 The Voice 5期を見ていましたし
モニカが優勝するのも見ていましたし
彼女のことも応援していたので
今年のESC国内予選においても、彼女のことを応援しています

その上で、ESC2019 リトアニア国内予選の記事を読んできた人ならお分かりのように
合計50曲、49組の出場者が参加をして、ESC代表者の座を争っていましたが
代表候補の一人であるモニカ・マリヤだけ、二つの曲でエントリーをしていました

『Light On』と


『Criminal』です


『Light On』は、準決勝1日目において
審査員、視聴者、両方から1位を獲得し
24点満点で決勝進出を果たし
『Criminal』は、準決勝2日目において
審査員票2位、視聴者票4位で、総合順位3位で決勝進出を果たしました
つまり、決勝戦でも、一人2曲でエントリーできるということです

しかし、モニカは『Criminal』でのエントリーを
急遽、辞退してしまったそうです

リトアニアの国内予選は、昨年からしか見ていないので何とも言えませんが
調べたところでは、同じ大会に一人で2曲もエントリーしている例はないようです
近しい例としては、同じく今年のエントリーの中に
Twosome というグループが出場していたのですが
そのメンバーの一人であるPaulius Šinkūnas が
BANZZAI と言うソロアーティスト名義で出場をしていますが
これは、あくまでソロなのですから
同一出場者による2曲エントリーにはならないでしょう
ちなみに、二次資料でしか確認していませんが
一応、大会のルール上、問題のないことではあるそうです

このことについて
一人で2曲歌うという時点で、優勝する確率が上がるわけですから
不公平、アンフェアだとする声もあれば
一人で2曲も練習しなければならないのですから
他の出場者たちの2倍大変であるとする声もあります
(通り酢ガリさんのこのコメント目から鱗すぎる)
また、決勝戦で2曲を歌うようになったとして
票が割れてしまうので、優勝ができなくなるとの声もありました

モニカは、2018年の国内予選大会でも
大会を辞退した出場者の代わりに、予選が始まる2日前にオファーを受け
辞退した人の曲でエントリーをして、準優勝していた出場者でもあり
当時も今年も、優勝最有力候補として見られている歌手でもあるため
快く思わない人もいたようです

その上で、モニカは自身の曲が2曲とも準決勝進出が決まったあと
準決勝で『Criminal』に投票しないよう
審査員と視聴者にお願いしていたようです

モニカのお願いは、YouTubeに動画形式でアップロードされていたそうですが
https://www.youtube.com/watch?v=FAU_Cfv-tdE
現在、その動画↑は非公開の状態で、かつ、内容はリトアニア語だそうで
どちらにしても、私には確認することはできませんが
動画では、次のように訴えていたそうです

「審査員の皆様には、どうか私に準決勝で投票しないでいただけると大変助かります
また、視聴者の皆様には、投票するためのお金をこのためには使わず
準決勝2日目で私と、私の楽曲『Criminal』に投票しないでいただければと思います
皆様の応援をしていただけること、大変感謝をしておりますので
準決勝では『Criminal』をありったけの心を込めて歌います
そして、決勝では『Light On』と共にお会いしましょう」

原文参照元
https://escxtra.com

ちなみに、投票するためのお金とは、電話投票をする際の電話料金のことでしょう
そして、この呼びかけによって、実質1位通過もあり得たモニカは
準決勝2日目において視聴者票からは4位という結果を受けましたが
審査員からの投票は、モニカの呼びかけに構わず、2位で終わり
結果、同日の総合順位3位という成績で終わりました
ただし、各準決勝の上位成績4名が通過するので
結局、モニカは2曲で決勝戦を歌うことが決まってしまいました

そして、モニカは『Criminal』での出場を辞退
それも、2000ユーロの違約金を支払って

モニカが辞退したため、一枠空きが出てしまい
代わりに、同準決勝2枠目に出場し、5位で終わっていた
Alen Chicco が決勝進出を果たすこととなります

実際に起こった出来事のあらましです

さて、ここからは
私個人の与太話として見てもらえたらと思いますが

完全に憶測で物を言うので、松葉蘭が花を咲かせてる様なものですが
この一見、ひいてはリトアニア国内予選大会について
どうもきな臭い何かがあるような気がしてならず
私が思ったことを読んでほしくて書いています

まず、おかしいと思ったのは去年から
先にも書いたように、モニカ・マリヤは
2017年9月10日~2018年1月15日にかけて放送された
リトアニア版The Voice に出場して優勝した歌手です


そして、昨年のESCリトアニア国内予選大会は
2018年1月6日から放送が開始されていました
モニカがリトアニア国内予選で歌ったのは
2月17日放送の予選 Heat 6 からです

当初の予定では
2001年にSKAMPというグループでEurovisionに出場した Erica Jennings が
The Truth という曲でエントリーをしていたのですが
審査方法に不満を呈し、2月8日に突然、辞退をしてしまい
その代理として、モニカ・マリヤがオファーを受けたのだそうです
ちなみに、Erica Jennings は今年の国内予選の出場者でもあります

そして、モニカがオファーを受けたのは、2月17日の放送より2日前だったそうで
その上、楽曲のエントリー期間を当然ながら過ぎている状態
Erica Jennings の『The Truth』をモニカが歌うこととなったのです
https://youtu.be/gZpULIkNqhU?t=42

……だけど
曲のエントリーを締め切ってたから
モニカのオリジナルソングは歌わせてもらえないのに
そもそも、出場者はエントリー締め切り後でも良いの?


モニカは元々、歌唱力大会である The Voice で優勝するほどの実力者です
その上、彼女を鍛え上げたのは
元ESCリトアニア代表の Donny Montell その人

卓越した歌唱力、表現力と
ドナタス(リトアニア語読み)先生に鍛えられた能力で
国内予選大会でも瞬く間に上位へ上り詰め、決勝へと進出しました

ただ、The Voice で優勝したばかりということで
そのネームバリューで票を稼いだとする人も少なかったことでしょう
結局、モニカは2018年の国内予選では4位入賞で終わりましたが

とはいえ、当時、私もやはりどこかで
モニカを優勝させるために急遽飛び入りで参加させたのだという
疑念が脳裏をかすめてもいました

そこにきて、今年の国内予選です
なぜか、モニカだけが一人2曲で歌っています
何か裏があると思わないわけがない

なぜモニカだけ2曲もエントリーできているのか?
その答えになるような記事等が見つからなかったので
結局、理由が分からないままなんですが
理由が分からないからこそ、どうしても番組の裏を考えてしまう
まあ、分かったところで納得の理由ではないんだろうけど

それから、番組の進行の仕方における疑問
現在、まだブログ内で決勝戦の記事を書き上げていないので
このブログだけで結果を確認しようとしている閲覧者さんにとっては
Wikipedia で確認をすると、致命的なネタバレになる可能性もあるから
確認をする上で気を付けてもらえれば、と思うけど
(あるいは、うちのブログで各記事にアクセスしてもらうか)
https://en.wikipedia.org/wiki/Lithuania_in_the_Eurovision_Song_Contest_2019#Shows

今年のリトアニア国内予選大会
予選も準決勝も、通過者は毎回番組の後半
番組の前半で歌った人はあまり勝ち上がっていない
しかも、審査員票が多い出場者ほど後半で歌っている

これ、たまたまか????
例えば、直近で取り上げた準決勝2枠目
番組前半で歌った7組全員が敗退し
決勝進出した4組は全員そのあとで歌った出場者

必ずしも、前半出場者だけが毎回、審査員から評価されず
前半出場者だけが毎回、敗退するという結果なわけではないけども

2018年の同大会の通過の仕方と見比べてみると
https://en.wikipedia.org/wiki/Lithuania_in_the_Eurovision_Song_Contest_2018
今年はあまりにも結果が偏りすぎていて、胡散臭ささえ漂っている
本当にたまたま、6週間連続で前半出場者が敗退しただけかもしれないし
本当にたまたま、6週間連続で後半レベルの高い出場者が出たのかもしれないが
どうなんだ、この流れ……?
不自然すぎやしないか……?

それから、モニカは結局、違約金を払って辞退したけど
本当に自腹で違約金を支払ったのかどうかは、この際ともかく
わざわざ投票しないよう懇願する動画をアップしたって
まずその事実がおかしい気がする
だって、そうじゃん
動画で投票しないよう呼びかけるって
なんで決勝進出すること前提なの?

投票しないようにお願いするのって
よほど自分能力や歌唱に自信があるからなのか
状況を見て、自分で決勝に行きそうだからと抑制しているのか
あるいは、念のための行動なのかもしれないけどさ
世間的には、『Light On』も『Criminal』も
どっちもとても人気で、予選の時点で上位入賞だったわけだし

違約金を払うのが嫌だったとか?
2000ユーロって、日本円で25万円ほどらしいけど
リトアニアでの2000ユーロの価値ってどのぐらいなんだろう
ウクライナのMARUV の違約金200万フリヴニャ(およそ800万円)と比べたら
まあ、そんなに大したことない金額に見えてしまうが

なんかこの流れおかしくない?
そんで、投票しないよう呼びかけた動画を削除したのはなぜ?
他の出場者に投票しないように呼び掛ける動画だったのならまだしも
自分のエントリーに投票しないよう呼びかけるのもルール違反?

まあ、結果として、2曲に分散される可能性のある投票を
1曲に集中させて優勝を狙おうとしている、っていう見方をすれば
十分、不正行為としてカウントされそうな気もするけど
それを言い出したら、そもそもなんで2曲エントリーできてるんだって話だし

んで、さっき、モニカが2曲歌うことになった経緯が分からないって書いたけど
分からないなりに思ったのが

大会へのエントリー期間中
モニカがどちらか一方が通過すればいいやと思って
『Light On』と『Criminal』で応募する

モニカに優勝してほしい番組側が、ここぞとばかりに
2曲とも通過させて、国内予選大会に出場させる

踊らされるまま、2曲歌うが
2曲ともが決勝に上がった場合、票が割れるので
(あるいは、自分でアンフェアだという自覚があるからか)
モニカ、『Criminal』での出場を辞退をお願いする

違約金2000ユーロ

動画アップロード

2曲とも決勝進出確定

『Criminal』辞退

こういう流れだったとかか?

うん、まあ、はっきりと言おう
番組側としては何が何でもモニカに優勝してほしいんだろう

予選や準決勝の記事の中でも、冗談めかして書いたことが
ここにきて、すごく「そうなんじゃないか」っていう疑惑になってきているという

モニカは国内予選に出場しながらも
師匠のドナタス先生と一緒に、リトアニア版 The Voice キッズのコーチもしてて
リトアニアでは乗りに乗ってる歌手でもあるわけだし
ネームバリューも今年のリトアニア国内予選の中ではトップだろうと思う
だから、番組側がモニカに優勝させたいと思ってるのかと疑ってしまう
もっとも、ESCリトアニア国内予選の放送局は LRT televizija で
リトアニア版The Voice の放送局はLNK で他局ではあるが

最初に書いたように、私は当時、リトアニア版The Voiceも取り上げていたので
今年の国内予選でモニカがまた出場してくれること自体は嬉しく思っていた
さらに、一人2曲エントリーで、どちらの曲もレベルがあまりにも高いので
それだけでとても喜べもしたさ
が、やはり喜びきれないところもある

本当はリトアニアもモニカも好きなんだけどさ
だから、知らんふりしてそのまま決勝の記事を書くのでもよかったけども
だって、ここまでいろいろと怪しいと、一言言わずにはいられないじゃん

まあ、なんにしても、モニカに才能があること、それ自体は変わりなく
彼女が辞退しなかった方の曲、『Ligth On』は素晴らしい曲だとも思うし
今年の出場者の中だとモニカが一番ESCにふさわしいとも思っているから
(推しはユリユスだとしても)
1曲に絞れるようになったモニカが『Ligth On』をどう歌うのか
それを見るほかない

>>次 ESC Atranka 2019 決勝 レビュー記事

<<前 ESC Atranka 2019 準決勝2 レビュー記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6287.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6280.html

参考文献
https://wiwibloggs.com/2019/02/21/lithuania-monika-marija-withdraws-criminal-eurovizijos-atranka/
https://escxtra.com/2019/02/20/lithuania-monika-marija-to-withdraw-criminal-from-eurovizijos-atranka/
https://escxtra.com/2019/02/14/lithuania-monika-marija-to-sing-only-one-song-in-the-final-of-eurovizija-2019/
https://eurovoix.com/2019/02/21/lithuania-monika-marija-withdraws-criminal-from-eurovizijos-2019/

サムネ
https://www.youtube.com/watch?v=TosORCPQcOg
Eurovision2019ESC国内予選大会リトアニアEurovizijosnacionalinėatranka

2Comments

通り酢ガリ  

ふーむ

裏で越後屋と悪代官が山吹色のお菓子のやりとりでもしてたんかね

まぁそんな勘ぐりさえしてしまいたくなる話ではR

もともと1人だけ2曲エントリーが認められてた時点から色々あることないこと言われてたんじゃないかなぁ?

さらに2曲とも決勝通過が確実になりそうになったもんだから『火消し』目的で一曲辞退、なーんて読み方もできなくもないし

まぁ2曲通過でそのまま決勝やったら票が割れて優勝を逃す、ってのはあると思うけど

それが本人の意向かはまた話が別だが

なんにせよなーんかこういう黒みたいなグレーな話は見ていてモヤモヤするよねぇ(;・ω・)

モニカちゃんは実力も人気もあるんだから、こういう展開はかえって本人の経歴にケチをつけるような気がしてスッキリせんわー

決勝の結果はともかく、ステージでは全身全霊の歌唱を魅せてほしいねぇ

2019/03/23 (Sat) 19:14 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: ふーむ

> 通り酢ガリさん
個人的には、モニカが性格良いのはThe Voice で見て知ってたから
アンフェアだとモニカ自信が思っていたからこそ
動画を投稿して呼びかけを行ったのかな、と最初は思ってました
けど、消された動画がどんなものだったのかが分からないからなあ~~~

> もともと1人だけ2曲エントリーが認められてた時点から色々あることないこと言われてたんじゃないかなぁ?
これは絶対言われてたと思いますよ
2年連続でイレギュラーでもあるし
例えば、事務所側が火消し目的とも考えられるし

> なんにせよなーんかこういう黒みたいなグレーな話は見ていてモヤモヤするよねぇ(;・ω・)
そーーーーーーーーーーーなんですよねえええええええええ
これ絶対モニカの経歴にケチついちゃってると思いますよ
んで、しかもここまで決勝前にゴタゴタしちゃうと
優勝したらしたで、またいろいろ言われちゃいそうだし
(そうなることは一人2曲の時点で分かり切ってるとはいえ)
ほんとモヤモヤの残る展開

2019/03/23 (Sat) 20:20 | EDIT | REPLY |   

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